2009年3月、ニューヨーク市橋百年委員会は、橋の開通から百周年を記念したイベントのスポンサーとなった[16]。橋は、この百周年の年に、米国土木学会によって、歴史的国家土木建造物に指定された[11]。
エド・コッチ・クイーンズボロ橋は、ニューヨークシティマラソンの最初のマンハッタン入り地点、及び5区自転車ツアーのマンハッタンの出口地点となっている。 鉄道路線
公共交通機関
2本の都市交通の線路に加え、橋にはさらに、4本の路面電車の線路があった。次のクイーンズへの路線は橋の上で運営されていた:
クイーンズボロ橋ローカル
アストリア線、1910年?1939年
ステインウェイ線、1910年?1939年
カレッジ・ポイント線、1910年?1925年
コロナ線、1910年?1922年
クイーンズ・ブルバード線、1913年?1937年
1910年から1919年にかけての3番街線の42丁目クロスタウン線であるワン・マンハッタン線も橋の上で運営されていた。
バス 文学 音楽
橋では、Q32の路線バスがMTAニューヨーク・シティ・トランジットによって、Q60とQ101ローカルがMTAバスによって運営されている。橋にはさらに、20の急行バスも東行きのみ運営されている(これらバス路線は、西行きに、クイーンズ=ミッドタウン・トンネルを使用している。これらは、MTAバスのQM1、QM2、QM3、QM4、QM5、QM6、QM7、QM8、QM10、QM12、QM15、QM16、QM17、QM18、QM20、QM21、QM24及びニューヨーク・シティ・トランジットのX63、X64、X68である。路線別の橋を通るバス路線の平日の平均利用者数は、Q32:12,217、Q60:14,427、Q101:3,416、QM1:592、QM2:1,894、QM3:129、QM4:800、QM5:2,014、QM6:1,040、QM7:757、QM8:566、QM10:356、QM12:499、QM15:1,259、QM16:382、QM17:402、QM18:235、QM20:1,104、QM21:377、QM24:1,210、X63:714、X64:396、X68:588である[17][18]。
文化
F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』では、ジェイ・ギャツビーとニック・キャラウェイが、ロングアイランドからマンハッタンへ行く途中に、橋を渡っている。「この町は、クイーンズボロ橋から見られる」「いつも世界の神秘と美の全てを最初に見ている」とニックは言っている[8]。
E・B・ホワイトの小説『シャーロットのおくりもの』では、シャーロットがウィルバーに、彼女が夜、蜘蛛の巣を張っている間、橋が完成まで8年かかったことを伝えている。
サイモン&ガーファンクルの歌「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」では、曲名として橋が使用されている[8]。
ジャックス・マネキンのアルバム『ディア・ジャック』の歌「ダイアン、ザ・スカイスクレーパー」でも引用される。
クイーンズブリッジの住民であったMCシャン
映画
1932年、パラマウント・ピクチャーズのライトコメディ映画『ノー・マン・オブ・ハー・オウン』(主演はクラーク・ゲーブルとキャロル・ロンバード)では、ロンバードの演じる人物がホテルの窓から、イースト川とクイーンズボロ橋を見て、現在はルーズベルト島として知られるブラックウィルズ島を指す。
1936年のスクリューボール・コメディ『襤褸と宝石』では、「忘れられた人」が住む市のゴミ捨て場として数回登場する。
ウディ・アレンの1979年の映画『マンハッタン』では、アレンとダイアン・キートンのキャラクターが、夜明けに橋の前のベンチで暖まる。これは映画のポスターとなった。
1981年の映画『ニューヨーク1997』では、背景として橋が登場する。
1985年の映画『トルク182!』のクライマックスでは、クイーンズボロ橋周辺の場所が映る。
2002年の映画『スパイダーマン』では、背景として橋が登場する。
2003年のどたばたコメディ映画『N.Y.式ハッピー・セラピー』では、デイブ・バズニック(アダム・サンドラーが演じる)とドクター・バディ・ライデル(ジャック・ニコルソンが演じる)が、『アイ・フィール・プリティ』を歌うために、橋の中間で車を停める。
2012年の映画『ダークナイト ライジング』でも橋が利用される。
テレビ
テレビシリーズ『アーチャー・バンカーズ・プレイス』、『ザ・キング・オブ・クイーンズ』、『タクシー、アルファスでうつされた。
『ザ・キング・オブ・クイーンズ』のオープニングテーマでは、「...今夜のクイーンズボロ橋の交通はここにある」と引用される。