クインテット_(テレビ番組)
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さらに星野源とネズミの声を演じる宮野真守も加わり、実写版アキラのピアノ伴奏で『うちで踊ろう』を歌った[6]。放映当時同様、アキラは一言も発声しなかった。

パペットバラエティシリーズ全体の最終回となった2022年3月31日の『コレナンデ商会』最終回ではスコア、フラット、アリア、シャープがゲスト出演した。フラットとアリアに関しては台詞も用意されていた。

2023年9月15日から10月6日まで『Eテレタイムマシン』で2003年度の放送回が放送された。
番組構成
クインテット

番組開始初年度の2003年度は、下記の5部構成を分割(4部の演奏パートとエンディングにあたる5部のみ連続放送)し、17時台の番組の合間に放送する形をとっていた。2004年度以降はこれらを10分枠に集約し、前述の『ハッチポッチステーション』と同様の単一番組として放送することとなった。
第1部
テーマソング[注釈 3]。曲名は「ゆうがたクインテット[注釈 4]」。
第2部
練習の際の出来事などの人形劇歌謡曲童謡民謡アニメ主題歌ジャズなどを適宜挿入している。番組のオリジナル曲(作詞:下山啓、作曲:宮川彬良。後述「#番組オリジナル曲」を参照)も登場する。
第3部
キャラクター持ちのコーナーや視聴者からの絵の投稿コーナー[注釈 5]、番組オリジナル曲のアニメーションPPV[要曖昧さ回避]バージョンなど。「クインテットショッピング」や「演奏コーナー」、「アリアの音楽BOOK」ほか。
第4部
開演前の舞台裏での出来事などの人形劇及び、番組の主体ともいえるコンサートクラシックのさまざまな曲をクインテットのメンバーたちが演奏する。編曲は宮川彬良。舞台の下部にある楽譜は「ゆうがたクインテットのテーマ」。舞台は、筒状の壁と柱がある。通常版とカーテン版があり、通常版では、アキラは左側で人形キャラクターは右側。が2本(左右に1本ずつ)立っている。カーテン版では、手前にカーテンがあり、色は赤色。アキラは中央、シャープとフラットは左側、スコアとアリアは右側で演奏する(まれに右側と左側の配置が逆転する)。柱が6本(左右に3本ずつ)立っている[注釈 6][注釈 7]。コンサートが開始する前に「まもなく開演いたしますので、皆様ご着席ください。」と場内アナウンス流れ拍手が始まって演奏が始まる(アナウンスが流れている間は映像が入る。いくつかパターンがある。)。カーテン版では、場内アナウンス流れている最中に楽器の調節音が聞こえる。
第5部
テーマソング[注釈 8]スタッフロール。回によっては、省略されるケースもある。
特集
本放送・再放送を含めた時期の中に記念日などがあった場合、それにちなんだ内容を放映することもあった[注釈 9]。それにあわせて第2部、第3部、第4部もそれに合わせたスペシャルバージョンとなる。2009年1月2日(再放送:2009年1月3日、2009年1月12日)には「クインテットニューイヤイヤコンサート」と題したお正月スペシャル番組が放映され、「ハッチポッチステーション」の人形たちとのコラボレーションが実現した。
クインテット・プチ

2006年度(2006年4月3日 - 2007年3月30日)と2008年度(2008年3月31日 - 2009年3月27日)に放送された、短縮版。原則として、第3部・第4部(上記参照)を再構成した内容だが、稀にオリジナルもあった。
登場人物

アキラ、スコア、フラット、アリア、シャープでクインテットを構成するが、レギュラーキャラクターはチーボーを含めた6名。
人間
アキラ - 演:
宮川彬良


担当楽器:ピアノ、鍵盤ハーモニカなど鍵盤楽器全般、他にギターカスタネットトライアングルリコーダーなど
番組に出演する唯一の実写の人物。基本的には宮川本人が出演するが、宮川を模ったパペット人形で登場する場合もある[注釈 10]。クインテットの演奏開始時にカウントを行う[注釈 11]以外は一言も口を利かず、感情表現をオーバーアクションなピアノの演奏やボディランゲージで行う。
人形キャラクター
スコア - 声:
斎藤晴彦


担当楽曲:チェロ

名前の由来:「総譜」を意味する「スコア」。他のメンバーからは年上なので「スコアさん」と呼ばれる。
67歳のメンバー最年長。一人称は「私」。少々早口で「結構、結構」と「ご苦労さん」が口癖。また、あごひげをなでる癖がある。暖かな春が好きで、寂しい秋が嫌い。他のメンバーから何かしら誘われると断ることが多い。よく自慢話をするが、実際に挑戦すると失敗、または嘘と思われてしまう。過去に様々な職場を転々とし、チェロ弾きに落ち着いたという。機械オンチではないが、演奏を録音するラジカセのボタンが多すぎてフラットに録音を依頼するが結局失敗に終わり、フラットから「お代官様?」と乞われることもあった。
フラット - 声:玄田哲章


担当楽器:クラリネットなど木管楽器全般、時折ハーモニカ

名前の由来:変化記号の「♭(フラット[注釈 12]
42歳。一人称は「アタシ」。スコアからは「フラット君」・アリアからは「フラットさーん」・シャープからは「フラットさん」と呼ばれている。フォルテと名付けた愛犬がいる。水色の肌をしており、パンチパーマで髭もじゃ、左耳にピアスをしている。子守唄と口笛が得意で、よく女性言葉を使う。実は意外と綺麗好き。非常に大食いで、お腹を壊すのもしばしば。紅葉が美しい秋が好きで、暑い夏が嫌い。涙もろく、デリケート。花粉症。他メンバーとはしばしば喧嘩をする(特にアリアとシャープ)。自分の不幸に嘆いて家出をしたことがあるほど運が悪い[注釈 13][注釈 14]手相がなく、手相を欲しがったことがあった。「コロ畑任ボ二郎[注釈 15]」という刑事になって事件を解決するが、ダジャレばかり言うので結局事件を解決できないまま帰ってしまう。初期は非常にオネエセレブな性格で声も低かったが、番組が進むにつれダミ声で少々天然ボケな性格になり、オヤジギャグを連発するようになった(しかし、女性言葉などは変わらなかった)。
アリア - 声:茂森あゆみ


担当:ヴァイオリン、ウクレレなど弦楽器全般と歌、時折アコーディオン

名前の由来:音楽の種類「アリア
楽団の紅一点の28歳。一人称は「私」。おおらかな性格で、真面目で知的で明るい性格。気が強く、姉御肌。短所は少しわがままかつ自己中心的で、怒りっぽい性格。色白。イベントが多い冬が好きで、花粉の多い春が嫌い。料理はとても上手だが、お菓子作りは苦手。フラットと同じく花粉症。フラットとケンカすることが多い。口紅がずれている。実はゲーマーであり、練習中にゲームボーイらしき携帯ゲームをやっていた時があった。
シャープ - 声:大澄賢也


担当楽器:トランペットなど金管楽器全般、時折打楽器

名前の由来:変化記号の「♯(シャープ[注釈 16]
22歳の大学生で、メンバー最年少。自分を人形だと認識している。一人称は「ボク」。第2部の歌や第4部のコンサートで楽器の早変わりを披露している。サッカー漫画が好きな青年。


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