ギリシャ
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人口密度80.9[1]人/km2

GDP(自国通貨表示)
合計(2023年) $3790億 (PPP)[2]ユーロ (€)

GDP(MER
合計(2023年) $2423.85億 [2]ドル(53位
1人あたり $23,173[2]ドル

GDP(PPP
合計(2023年) $4169.69億 ドル(54位
1人あたり $39,864[2]ドル

独立
宣言1822年
承認1829年

通貨ユーロ (€)(EUR[注記 1]
時間帯UTC+2 (DST:+3)
ISO 3166-1GR / GRC
ccTLD.gr
国際電話番号30
^ 2001年以前の通貨はドラクマギリシャのユーロ硬貨も参照。

ギリシャ共和国(ギリシャきょうわこく、ギリシア語: Ελληνικ? Δημοκρατ?α)、通称ギリシャは、南ヨーロッパに位置する共和制国家2011年国勢調査[3]によると、ギリシャの人口は約1,081万人、面積は日本の約3分の1である。アテネは首都および最大都市であり、テッサロニキは第2の都市および中央マケドニアの州都である。
概要

ギリシャの地理はヨーロッパの南東端にあり、アジアおよびアフリカとの交差点にある。バルカン半島南端に位置し、国境は北西にアルバニア、北に北マケドニア共和国ブルガリア、東にトルコ(陸は北東、島嶼は南東)と接する。同国は9つの地理的地域からなり、マケドニア、中央ギリシャ、ペロポネソス半島テッサリアイピロスドデカネス諸島およびキクラデス諸島を含むエーゲ海諸島、西トラキア、クレタ島イオニア諸島がこれに該当する。本土の東にはエーゲ海、西にはイオニア海、南には地中海がそれぞれ位置する。同国の多数の島嶼のうち227島には居住者がおり、海岸線は全長1万3,676キロで地中海盆地最長かつ世界第11位である。国土の80%は山岳地帯であり、オリンポス山は2,917メートルで同国最高峰である。

ギリシャの国民国家オスマン帝国からの独立戦争後の1830年に建国されたが、同国のルーツは全西洋文明の発祥地だと考えられる古代ギリシアの文明に遡る。ギリシャ自体は民主主義、西洋哲学近代オリンピック、西洋文学[4]歴史学政治学、主要な科学的および数学的原理、悲劇喜劇などのドラマの発祥地である。ギリシャの文化的・技術的偉業は世界に大きな影響を与え、アレクサンドロス大王の遠征を通じて東洋に影響を受けヘレニズムが形成され、ローマ帝国やそのあとの東ローマ帝国への編入により西洋に大きな影響を与えた。現代のギリシャ人のアイデンティティーはギリシャ正教により形成され、ギリシャの伝統はより広範な正教会に伝播した[5]。ギリシャの豊富な遺産は17件の世界遺産数にも反映され、ヨーロッパや世界でも有数である[6]

ギリシャは民主主義かつ先進国であり、先進的な高所得経済、高度なクオリティ・オブ・ライフ、高度な生活水準を有する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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