ギリシャ
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2010年代半ば以降、ヨーロッパを目指すシリアアフガニスタンイラクなどから移民難民がトルコ経由で押し寄せることから、国境安全保障上の観点でトルコとの国境沿いに長さ40キロにも及ぶ壁を建設、2021年8月工事が完了した[15]

ギリシャ民族の国家であったマケドニア王国やギリシャ国内のマケドニア地方と同じ名を名乗るスラヴ系のマケドニア共和国とも対立状態にあったが、マケドニア共和国が国名を北マケドニア共和国に変更したため、両国の対立状態は薄れている。
日本との関係詳細は「日本とギリシャの関係」を参照

2021年現在、371人のギリシャ人が日本に住んでいる。詳細は在日ギリシャ人を参照。
駐日ギリシャ大使館
詳細は「駐日ギリシャ大使館」を参照

住所:東京都港区西麻布三丁目16-30

アクセス:東京メトロ日比谷線広尾駅3番出口


ギリシャ大使館全景

ギリシャ大使館正面玄関

ギリシャ大使館表札

在ギリシャ日本国大使館

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国家安全保障詳細は「ギリシャ軍」を参照

ギリシャ軍(ギリシャぐん、ギリシア語: Eλληνικ?? ?νοπλε? Δυν?μει?)は、ギリシャ陸軍ギリシャ海軍ギリシャ空軍の3軍で構成されるギリシャ共和国軍隊。管理・運営はギリシャ国防省が担当している。ギリシャは欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)の加盟国であり、アフガニスタンISAFボスニアチャドEUFORコソボKFORなど国際平和維持活動にも積極的に参加している。
地理ギリシャ最高峰および神話上のオリュンポス十二神の居所であるオリンポス山詳細は「ギリシャの地理(英語版)」を参照

ギリシャの国土は4つの地方に分かれる。

まず、国土の約2割を占めるエーゲ海を中心とした島嶼である(ギリシャの島の一覧参照)。最大の島はエーゲ海南方に浮かぶクレタ島(8,336km2)、次いでエーゲ海西部と本土の間に横たわるエヴィア島(3,670km2)である。

次にコリンティアコス湾コリントス運河によってほかの地域と区別できる南部のペロポネソス半島である。

国土の西海岸線に沿った形で南北に伸びるギリシャ最大の山脈ピンドス山脈(英語版)は湿潤な西部と乾燥した東部を分かつ。最高峰はスモリカス山(2,637メートル) 。

最後に、古代の都市国家を含む中央ギリシャである。

ギリシャの国土は山がちである。ピンドス山脈には2,000メートルを超える峰がいくつもあり、北東のブルガリア国境にはロドピ山脈が東西に伸びる。ギリシャの最高峰オリンポス山(2,917メートル)はどちらの山脈にも属さず、東西、南北とも15キロにわたって広がる独立した山塊となっている。平原からそびえ立ち、山頂に雪を帯びたオリンポス山の姿は古代から神聖視されてきた。
気候

ほぼ全土がケッペンの気候区分でいう地中海性気候(Cs)に区分される。したがって、温暖で湿潤な冬季と乾燥し高温の夏季にはっきり分かれる。首都アテネの平均気温は、冬季の1月が10.1°C、夏季の7月では28.0°Cである。年平均降水量は383.8ミリで、これは同じ地中海性気候に分類されるローマの約2分の1と少ない。なお、最北部は山岳地帯であり、冬季に気温が下がる温暖湿潤気候(Cfa)に分類される。
地方行政区分詳細は「ギリシャの地方行政区画」を参照ギリシャのペリフェリア

全土は、13のペリフェリア(地方)、74のペリフェリアキ・エノティタ(県)、325のディモス(市)に区画されている。ギリシャ共和国の主権の下に属する特殊な地域として、修道士による自治が行われているアトス自治修道士共和国アトス山)がある。
アッティカ

中央ギリシャ

中央マケドニア

クレタ

東マケドニア・トラキア

イピロス

イオニア諸島

北エーゲ

ペロポネソス

南エーゲ

テッサリア

西ギリシャ

西マケドニア

(14). アトス自治修道士共和国アトス山
主要都市詳細は「ギリシャの都市の一覧」を参照

ギリシャの10万人以上の都市(2001年)都市地方人口
1アテネアッティカ754,514
2テッサロニキ中央マケドニア363,987
3ピレアスアッティカ175,697
4パトラ西ギリシャ171,616
5イラクリオクレタ137,711
6ラリサテッサリア126,076

経済1999 - 2010年のギリシャの公債割合およびユーロ圏平均の比較詳細は「ギリシャの経済」を参照「2010年欧州ソブリン危機」および「ギリシャのユーロ圏離脱」も参照

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産業

IMFの統計によると、2013年国内総生産(GDP)は2,418億ドルであり[16]神奈川県よりやや小さい経済規模である(なお、神奈川県の人口はギリシャの全人口の82%ほどである)[17]。同年の1人あたりの名目GDPは2万1,857ドルであり[16]、世界平均の2倍を越えている。バルカン半島の国家の中では経済的にもっとも豊かな国であり、1人あたりの名目GDPはルーマニアやトルコの約2倍、アルバニアの約5倍である。2008年には1人あたりの名目GDPは3万ドルを超えていたが、近年は不況と財政問題で下落している。

主力産業は農業、鉱業、工業、輸送業(おもに海運業)、観光業。農業では世界第3位の生産量であるオリーブ(200万トン)や世界8位の綿、同10位の葉タバコが際立つ。いずれも地中海性気候に合った作物である。しかしながら小麦やトウモロコシなど主食となる穀物の生産は振るわず、食料を自給できていない[18]

鉱業では石炭が有力。石炭の統計は品位別に分かれており、低品位でおもに燃料に用いる亜炭褐炭では世界第4位(6,600万トン)である。マグネシウム鉱にも富み、ニッケルボーキサイト、原油、天然ガスなど、生産量は少ないながら10種類以上の主要鉱物が見られる。


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