Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中1.5点を付け「サンタナがクラシック・ロックのスタンダードを解釈したアルバムを作ること自体は、必ずしも悪いアイディアではない」としながらも「ナズがフロントを務めたBack in Blackは原曲を大幅に変えているが、本作には再解釈と言えるようなものはない」「サンタナ、デイヴィスと仲間達は、ギター・ロックの代わりにぎこちないポップ路線を取るという安易な道を辿り、本当に悲惨なアルバムとして結実した」と批判している[25]。マーク・ケンプは『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中3点を付け「演奏はおおむねオリジナルに忠実で、クリス・ドートリーはデフ・レパードの"Photograph"において、説得力のある刺激を提供している。とはいえ、何らかの牽引力がある曲は全体の半分ぐらいしかない」と評し、インディア・アリーの参加したWhile My Guitar Gently Weepsを最大の聴き所として挙げている[26]。また、ジェシー・クルーパはPopMatters
において10点満点中7点を付け、「バック・イン・ブラック」を「曲の大部分が不似合いな女声コーラスに浸された失敗作」と批判する一方、「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」と「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」に関して「単に良質な模倣を提供するのではなく、曲に対する自身の演出を描写した、カバーにおける稀有な例」と評価している[27]。欧米のデラックス・エディション盤には、「ラ・グランジ」の代わりに「アンダー・ザ・ブリッジ」(レッド・ホット・チリ・ペッパーズのカバー)が収録されている[28]。
フォーチュネイト・サン - "Fortunate Son" (John Fogerty) - 3:45