ギター・ヘヴン?グレイテスト・ロック・クラシックス?
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また、一部の国では総合シングル・チャート入りを果たし、スイスで46位、ベルギーのフランデレン地域で50位、ワロン地域で13位を記録した[24]
評価

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中1.5点を付け「サンタナがクラシック・ロックのスタンダードを解釈したアルバムを作ること自体は、必ずしも悪いアイディアではない」としながらも「ナズがフロントを務めたBack in Blackは原曲を大幅に変えているが、本作には再解釈と言えるようなものはない」「サンタナ、デイヴィスと仲間達は、ギター・ロックの代わりにぎこちないポップ路線を取るという安易な道を辿り、本当に悲惨なアルバムとして結実した」と批判している[25]。マーク・ケンプは『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中3点を付け「演奏はおおむねオリジナルに忠実で、クリス・ドートリーデフ・レパードの"Photograph"において、説得力のある刺激を提供している。とはいえ、何らかの牽引力がある曲は全体の半分ぐらいしかない」と評し、インディア・アリーの参加したWhile My Guitar Gently Weepsを最大の聴き所として挙げている[26]。また、ジェシー・クルーパはPopMattersにおいて10点満点中7点を付け、「バック・イン・ブラック」を「曲の大部分が不似合いな女声コーラスに浸された失敗作」と批判する一方、「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」と「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」に関して「単に良質な模倣を提供するのではなく、曲に対する自身の演出を描写した、カバーにおける稀有な例」と評価している[27]
収録曲
ホール・ロッタ・ラヴ - "Whole Lotta Love" (Jimmy Page, Robert Plant, John Paul Jones, John Bonham, Willie Dixon) - 3:51

feat. クリス・コーネル(ボーカル)

レッド・ツェッペリンのアルバム『レッド・ツェッペリン II』(1969年)より。


キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング - "Can't You Hear Me Knocking" (Mick Jagger, Keith Richards) - 5:38

feat. スコット・ウェイランド(ボーカル)

ローリング・ストーンズのアルバム『スティッキー・フィンガーズ』(1971年)より。


サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ - "Sunshine of Your Love" (Pete Brown, Jack Bruce, Eric Clapton) - 4:43

feat. ロブ・トーマス(ボーカル)

クリームのアルバム『カラフル・クリーム』(1967年)より。


ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス - "While My Guitar Gently Weeps" (George Harrison) - 6:02

feat. インディア・アリー(ボーカル)& ヨーヨー・マ(チェロ)

ビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』(1968年)より。


フォトグラフ - "Photograph" (Joe Elliott, Steve Clark, Pete Willis, Rick Savage, Robert John "Mutt" Lange) - 4:03

feat. クリス・ドートリー(ボーカル)

デフ・レパードのアルバム『炎のターゲット』(1983年)より。


バック・イン・ブラック - "Back in Black" (Angus Young, Malcolm Young, Brian Johnson) - 4:20

feat. ナズ(ボーカル)

AC/DCのアルバム『バック・イン・ブラック』(1980年)より。


ライダーズ・オン・ザ・ストーム - "Riders on the Storm" (Jim Morrison, Robby Krieger, Ray Manzarek, John Densmore) - 5:23

feat. チェスター・ベニントン(ボーカル)& レイ・マンザレク(オルガン)

ドアーズのアルバム『L.A.ウーマン』(1971年)より。


スモーク・オン・ザ・ウォーター - "Smoke on the Water" (Ritchie Blackmore, Ian Gillan, Roger Glover, Jon Lord, Ian Paice) - 5:06

feat. ジャコビー・シャディックス(ボーカル)

ディープ・パープルのアルバム『マシン・ヘッド』(1972年)より。


ダンス・ザ・ナイト・アウェイ - "Dance the Night Away" (Edward Van Halen, Alex Van Halen, Michael Anthony, David Lee Roth) - 3:22

feat. パット・モナハン(ボーカル)

ヴァン・ヘイレンのアルバム『伝説の爆撃機』(1979年)より。


バング・ア・ゴング - "Bang a Gong" (Marc Bolan) - 3:41

feat: ギャヴィン・ロスデイル(ボーカル)

T・レックスのアルバム『電気の武者』(1971年)より。


リトル・ウィング - "Little Wing" (Jimi Hendrix) - 4:52

feat. ジョー・コッカー(ボーカル)

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのアルバム『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』(1967年)より。


アイ・エイント・スーパースティシャス - "I Ain't Superstitious" (W. Dixon) - 3:58

feat. ジョニー・ラング(ボーカル)

ハウリン・ウルフが1961年に発表した楽曲。


日本盤ボーナス・トラック

欧米のデラックス・エディション盤には、「ラ・グランジ」の代わりに「アンダー・ザ・ブリッジ」(レッド・ホット・チリ・ペッパーズのカバー)が収録されている[28]


フォーチュネイト・サン - "Fortunate Son" (John Fogerty) - 3:45


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