鍵盤は英語のKeyboard(キーボード)の対訳であり、鍵盤楽器は英語のKeyboard Instrument(キーボード・インストルメント)の対訳である。クラシック音楽では鍵盤と呼ぶことが一般的であるが、英語圏の影響を強く受けたポピュラー音楽では特にキーボードという呼称がよく使われる。
電子楽器としてのキーボード電子楽器としてのキーボードMagnus Chord Organ
電子楽器としてのキーボードは、価格や制作者のコンセプトにより様々であるが、一般には次のような楽器である。廉価な物や高価でも不要な場合は縮退又は搭載されない機能も有る。
さまざまな音色を備え、簡単に伴奏を行うことができるようなシステムと、ドラムセットの演奏を自動で行う(リズムマシン)機能を持つ。
鍵盤を押す速度や強さを関知して、強弱を表現することができる。
単体で演奏できるようにスピーカーを備える一方、MIDI入出力を持ち、他の電子楽器と協調することができる。
主にポピュラー音楽、特にロックやポップスにおいて使用される。ライブではキーボーディストが在籍しないバンドで、元々キーボードを使用しない楽曲に態々、バックバンドにキーボーディストを連れ、キーボードのパートを追加したアレンジで楽曲を演奏する@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}事例もある[要出典]。
キーボードが用いられる理由の1つとして「音の厚み」がある。レーサーXのギタリスト、ポール・ギルバートは自身のライブを振り返るインタビュー[要出典]を受けた際、「キーボーディストがいるといないとでは音の厚さが劇的に変わってくる。ポップの曲でもロックの曲でもキーボードのおかげで空間が広がる」とキーボードについて語っている。
キーボードや鍵盤楽器を複数台を同時に演奏するマルチ・キーボードという演奏形態で、ピアノや大型のオルガンの場合はキーボーディストの周囲に設置するだけである。しかし「電子楽器としてのキーボード」の場合はキーボード自体の胴体が薄いため、キーボードの鍵盤部分を段々式にずらして重ねたり、大型のピアノやオルガンの上に乗せたりして、上下2台から上中下3台以上のキーボードを配置することができる。
移動しながら演奏出来るキーボードとして、前方に「キャリングホルダー」で体に装着するマーチングバンド用の「マーチングキーボード」や、ギターのようにストラップで身につける「ショルダーキーボード」もある。 ※ 太字は現在も製造している会社 他
主なキーボードのメーカー
カシオ計算機 - カシオトーン
ヤマハ - ポータトーン
ローランド
コルグ
テクニクス
テスコ
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 本項のキーボードやピアノ、オルガンなどを含む。
関連項目
シンセサイザー - 多機能なキーボードは、シンセサイザーと混同されることが多い、またヤマハの「ポータトーン」の中位、上位機種など、機能の多いキーボードには、簡易なサンプリング 機能など、シンセサイザーにある機能の一部を持っている機種も見られる。
キーボード (コンピュータ)
鍵盤 (曖昧さ回避)
キーボーディスト
ピアニスト
オルガン奏者
ハモンドオルガン
電子オルガン
シンセサイザー奏者
歴
楽器
弦楽器
アコースティック・ギター
アドゥング
ヴィオラ・ダ・ガンバ
ウォッシュタブ・ベース
ウクレレ
エレクトリック・ギター
ギターアンプ
エレクトリックベース (ベースギター)
ベースアンプ
カヴァキーニョ
ギター
ギターラ・デ・ゴルペ(英語版)
ギタロン
クラシック・ギター
弦楽器 (クラシック)
ヴァイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス
胡弓
三線
シタール
三味線
ジャンジ(英語版)
チャップマン・スティック
スティール・ギター
スラックキーギター
箏
大正琴
ツィター
ティンプレ
テオルボ
ハーディ・ガーディ
ハープ
バラライカ
バンジョー
ビウエラ
琵琶
マンドリン
弓
ラジャオ(英語版)
リュート
金管楽器
トランペット
ファンファーレ・トランペット
トロンボーン
コルネット
サクソルン
フリューゲルホルン
アルト(テナー)ホルン
バリトン
ユーフォニアム
チューバ
ホルン(ドイツ式ホルン)
スーザフォン
メロフォン
アルプホルン