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キネコ国際映画祭
KINEKO International Film Festival
イベントの種類映画祭
通称・略称キネコ国際映画祭
旧イベント名キンダー・フィルムフェスト・ジャパン
キンダー・フィルム・フェスティバル
開催時期毎年11月上旬
初回開催1992年
会場二子玉川(109シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO & HALL)
主催一般社団法人キネコ・フィルム
共催世田谷区
企画制作カイクラフト
出展数50作品
来場者数170,000名
最寄駅二子玉川駅(田園都市線、大井町線)
公式サイト
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キネコ国際映画祭(きねここくさいえいがさい、KINEKO International Children's Film Festival)は、東京都で毎年11月上旬に開催される児童向け映画に特化した映画祭。ベルリン国際映画祭の児童映画部門の協力を得て、1992年に第1回キンダー・フィルムフェスト・ジャパンとして始まった。その後、キンダー・フィルム・フェスティバルに改称、2015年の第23回から現在の名称で開催されている。 東京都世田谷区二子玉川を会場として開催される。2023年(令和5年)現在、出品作品の上映会場は109シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズおよび多摩川河川敷に設営される「野外ミズベリングシアター」である[1]。 公募で選ばれた「キネコ審査員」と呼ばれる10人前後の児童によって、海外作品部門の最優秀作品賞(グランプリ)が選定されるのが第1回開催時から続く特徴である[2][3]。一方、日本作品部門においては、世界の子ども映画祭のディレクターや専門家の国際特別審査員がグランプリを決定する。開催期間中は関連したイベントやワークショップも行われる。 日本語以外の言語の作品の上映に際しては、字幕を読めない年少の視聴者のために会場で声優による生の同時吹き替えが「ライブシネマ」の名称でおこなわれる[4]。フェスティバルのジェネラル・ディレクターを務める女優・声優の戸田恵子[5][6][7]も、このライブシネマに参加している[8][9]。戸田はキネコ国際映画祭フェスティバル・ディレクターたひらみつお(田平美津夫)の著書『子どもたちに映画を! : キネコ国際映画祭ができるまで』の帯に、「〈キネコ国際映画祭〉でのライブ吹き替えは、私自身の心を豊かにする素晴らしい時間です。」と推薦文を寄せている[7]。 映画祭の名称はマスコットキャラクターである黒い招き猫「キネコ」にちなんでいる[8]。絵本作家の立本倫子がデザインを担当し[10]、招き猫とキネマ(映画)をかけて命名されたキャラクターで、2013年(平成25年)開催の第21回から登場した[11][12]。 1992年(平成4年)にドイツのベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力のもと、「キンダー・フィルムフェスト・ジャパン」として第1回が開催された[3][13]。2000年(平成12年)開催の第8回から名称を「キンダー・フィルム・フェスティバル」と改め[14]、さらに2015年(平成27年)開催の第23回より現在の「キネコ国際映画祭」に改称した[8][13]。 会場は、2016年(平成28年)開催の第24回から二子玉川となり、開催時期も東京国際映画祭との連携のため11月開催となった[15]。前年までは毎年8月上旬の開催であった。過去に開催された会場には、東京都渋谷区のこどもの城(青山劇場)[14][16][6]や、同調布市の調布市グリーンホール[17]などがあった。
概要
沿革