キング・オブ・コメディ_(1982年の映画)
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ルパート・パプキン:ロバート・デ・ニーロ富山敬

ジェリー・ラングフォード:ジェリー・ルイス小林修

リタ・キーン:ダイアン・アボット(英語版)(横尾まり

マーシャ:サンドラ・バーンハード小宮和枝

キャシー・ロング:シェリー・ハック佐々木優子

トニー・ランドール:トニー・ランドール

エド・ハーリヒー:エド・ハーリヒー(英語版)(島香裕

バート・トーマス:フレデリック・デ・コルドヴァ(加藤正之

受付係:マーゴ・ウィンクラー(火野カチコ

ジョノ:キム・チャン

番組ディレクター:マーティン・スコセッシ

吹き替え版その他声の出演:竹口安芸子北村弘一伊井篤史塚田正昭岸野一彦丸山詠二石塚運昇稲葉実

カメオ出演

劇中のトーク番組『ザ・ジェリー・ラングフォード・ショー』のプロデューサー役を、実際のテレビプロデューサーであるエドガー・J・シェリックとフレデリック・デ・コルドヴァが演じている。

『ザ・ジェリー・ラングフォード・ショー』のアナウンサー役としてエド・ハーリヒー(英語版)、バンドリーダー役としてルー・ブラウン、ゲスト役としてヴィクター・ボーグとジョイス・ブラザーズがそれぞれカメオ出演している。ハーリヒーは『ザ・ジェリー・ラングフォード・ショー』のモデルとなった実在のトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』でかつてアナウンサーを担当していた。また、劇中で『ザ・ジェリー・ラングフォード・ショー』のゲスト司会者役を演じたトニー・ランドールは『ザ・トゥナイト・ショー』の常連ゲストだった。

マーティン・スコセッシの母親であるキャサリン・スコセッシがルパートの母親役として声の出演を果たし、スコセッシの父親であるチャールズ・スコセッシもバーの客役で出演している。さらに、スコセッシの娘であるキャシー・スコセッシがドロレス役で、スコセッシの当時の弁護士だったジェイ・ジュリアンがラングフォードの弁護士役でそれぞれ出演しているほか、スコセッシ自身も番組ディレクター役としてランドールと会話を交わしている。
製作

本作の脚本は『ニューズウィーク』誌の映画評論家だったポール・D・ジマーマンが執筆したものである。ロバート・デ・ニーロ1974年にジマーマンの脚本を手に入れ[4]マーティン・スコセッシに監督を依頼したが、興味が湧かないとの理由でオファーを断られていた[5]。その後はマイケル・チミノにも監督を依頼したが、『天国の門』の制作を理由にオファーを断られていた[6]

一方、スコセッシは『レイジング・ブル』の完成後、長編劇映画の制作から引退し、ドキュメンタリーの制作に専念するつもりでいた[7]。しかし、イエス・キリストの生涯を描く劇映画『最後の誘惑』の制作を検討し始め、デ・ニーロにキリスト役を打診する。デ・ニーロはキリスト役の打診を断ったものの、以前から温めていた本作の企画を再び持ち出し、スコセッシに対し、自分と一緒にジマーマンの脚本を映画化しないかと逆に持ちかける。映画プロデューサーのアーノン・ミルチャンの後押しもあり、最終的にスコセッシが本作の監督を務めることが決まった。
キャスティング

ジェリー・ラングフォード役には当初、『ザ・トゥナイト・ショー』の司会者であるジョニー・カーソンが検討されていた[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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