キングコング
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1933年には、ミステリー・マガジンからウォルター・F・リッパージャーが書いた小説が連載された[46]。この小説は、2月と3月の雑誌に掲載された。1977年にはエース・ブックスから1976年版の小説が出版され、1994年にはアンソニー・ブラウンが「Anthony Browne's King Kong」と呼ばれる小説を執筆した。この小説は「エドガー・ウォレスとメリアン・C・クーパーが作った物語」と書かれ、ターナー出版社(英語版)から出版された。

2005年には、ジャクソンのリメイク映画の公開に合わせてジャクソン、フラン・ウォルシュフィリッパ・ボウエンの脚本のノベライズ版がクリストファー・ゴールデン(英語版)によって執筆され、マット・コステロが書いた前日譚『King Kong: The Island of the Skull』が、それぞれPocket Books(英語版)から出版された。この他にも様々な小説や解説本が出版されている。2017年には『髑髏島の巨神』の公開に合わせて、ティム・リボーンが執筆したノベライズ版が出版され、同時にシモン・ワード監修の『The Art and Making of Kong: Skull Island』が発売された[47]
アニメ作品

キングコング
The King Kong Show
アニメ:世界の王者 キングコング大会
原作
籏野義文(原作・企画)
監督芹川有吾(演出)
脚本上野登史郎(脚本翻訳)
音楽小林亜星
アニメーション制作東映動画
製作東映動画、ビデオクラフト(英語版)
放送局NET(現テレビ朝日)系列
放送期間1966年12月31日 -
話数全1話
アニメ:キングコング
製作ビデオクラフト、東映動画
放送局日本教育テレビ(NET)系列
放送期間1967年4月5日 - 1967年10月4日
話数全52話(2話×26回)
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『世界の王者 キングコング大会』(1966)

後述のテレビシリーズが日本でも開始される前に放送されたパイロット版。テレビシリーズと同じく東映動画とビデオクラフト(英語版)による日米合作。1966年12月31日(土曜) 20:00 - 20:56 (日本標準時)に大塚製薬の一社提供で放送されたが、同社がスポンサーを務めたのはこの回のみであり、その後のテレビシリーズには参入しなかった(テレビシリーズは複数社提供で放送)。
声の出演

ボビー -
藤田淑子

スーザン - 堀絢子

スタッフ

原作・企画 -
籏野義文

脚本翻訳 - 上野登史郎

演出 - 芹川有吾

美術 - 千葉秀雄

作画 - 窪詔之

音楽 - 小林亜星

プロデューサー - アーサー・ランキン・Jr.(英語版)、原徹、山梨稔

制作 - 東映動画、ビデオクラフト(英語版)

『キングコング(英語版)』(1967)
解説

ビデオクラフト社と東映動画によるカラーでの日米合作。キングコングと少年ボビーの友情と、キングコングを生け捕りにしようとするドクター・フーとの戦いを描いた作品。最終話では、暴風雨の中、行方不明になったコングがニューヨークに現れ、エンパイアステートビルに登るシーンもある。ただし、急遽かけつけたボビー少年の機転でコングはビルを降り、落ちかけた橋を支えて多くの人命を救い、ニューヨーク市の鍵を贈られるというハッピーエンドになっている。東宝映画『キングコングの逆襲』のメカニコングは、この作品に登場するロボットコングが元である。

アメリカでは、1966年9月10日から1969年8月31日までABCで放送。

日本では、1967年4月5日[48]から同年10月4日まで日本教育テレビ(NET)(現・テレビ朝日)系列局でカラーで放送[48]。放送時間は毎週水曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。全52話(2話×26回)で、第24回まではアニメ『001/7おや指トム』とのセットで放送されていた。基本的には本作品Aパート→『001/7おや指トム』→本作品Bパートという流れだったが、ラスト2回では本作品のみを放送していた[49]

本放送の終了後も、1970年代前期までは日本教育テレビ(NETテレビ)で朝や夕方に再放送されていたが、1970年代後期からはまったく放送されていない。映像ソフト化もされておらず、東映ビデオから発売された『東映TVアニメ主題歌大全集』(規格 - VHSLDDVD)にも未収録である。アニメ継続中は伊東章夫によって、月刊誌『ぼくら』(講談社)にコミカライズ版が連載された。
声の出演

ボビー -
藤田淑子 / 英 - ビリー・メイ・リチャーズ

スーザン - 堀絢子 / 英 - スーザン・コンウェイ

ボンド教授 - 納谷悟朗 / 英 - カール・バナス

主題歌(日本語吹き替え版)


作詞・作曲 - 小林亜星 / 歌 - 藤田淑子とハニーナイツ - この曲は、キャンプソングとしても広く歌われている。

各話リスト(日本語吹き替え版)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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