この項目では、1962年に公開された日本映画について説明しています。2021年に公開された米国映画については「ゴジラvsコング」をご覧ください。
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キングコング対ゴジラ
King Kong vs. Godzilla[出典 1]
監督
本多猪四郎(本編)
円谷英二(特撮)
脚本関沢新一
製作田中友幸
出演者
高島忠夫
佐原健二
藤木悠
浜美枝
若林映子
田崎潤
松村達雄
平田昭彦
有島一郎
音楽伊福部昭
撮影
小泉一(本編)
有川貞昌(特撮)
富岡素敬(特撮)
編集
兼子玲子
『キングコング対ゴジラ』は1962年(昭和37年)8月11日に公開された日本映画で[16][18]、ゴジラシリーズの第3作[出典 6]。キングコングの権利を所有していたRKO社とのライセンス提携作品である[34]ほか、東宝創立30周年記念作品でもある[出典 7]。日本での配給は東宝[8]、アメリカではユニバーサル・インターナショナルがそれぞれ担当した[14]。総天然色、東宝スコープ[出典 8]。音声は多元磁気立体音響[42]。略称は『キンゴジ』[43][44]。
アメリカが生んだ怪獣キャラクターの元祖「キングコング」をゲストに迎え、ゴジラが7年ぶりに復活する[出典 9]。前作『ゴジラの逆襲』の続編であるが、前々作『ゴジラ』から描かれてきた反核のイメージはほぼ廃され、キングコングとゴジラの激闘をユーモアを交えて描いた、明快な娯楽映画の色彩が非常に強い作品となっている[出典 10]。封切興行時は『明治天皇と日露大戦争』に次いで邦画過去第2位(当時)、ゴジラシリーズ中では歴代1位となる1,120万人[45][48][注釈 3]を動員する大ヒットを記録した。その後、1964年7月に東宝の契約館で再上映され、1970年と1977年に東宝チャンピオンまつりで改訂短縮版が公開された[出典 12]。 1955年公開の『ゴジラの逆襲』以来、7年ぶりの新作であり、ゴジラ映画としては初めてのカラー・ワイド製作[出典 13]、さらにシネマスコープの類にあたる「TOHO SCOPE」(東宝スコープ)で上映された作品である。また、関沢新一のゴジラ映画デビュー作でもある[52]。本作品で初めて、ゴジラの体色や放射能火炎の青白い色が披露された。日米両雄の対決は、1958年に開催された力道山対ルー・テーズにちなむものであり、本作品以降、怪獣映画は単独キャラクターものから対決路線へと転換していった[40]。
概要