2015年12月26日の午後、高橋が同年4月25日に東京都内の高校に侵入して女子高生の制服など24点を盗んだとして、窃盗及び建造物侵入の容疑で警視庁に逮捕された。高橋は20年前から同様の行為をしていたと供述し、高橋の自宅からは制服など約600点が押収された[5]。高橋の逮捕を受け、同日放送の日本テレビ『エンタの神様』では高橋の出演部分が急遽カットされ、また年末年始の出演を辞退することとなった[6]。高橋の逮捕3日後の12月29日、所属のプロダクション人力舎は高橋との専属契約を解除すると発表し、キングオブコメディも解散となった[7]。M-1グランプリやTHE MANZAI等を含む大型賞レースの優勝コンビとしては、このような不祥事での解散は初の事例である。また、実績もありコンスタントにテレビ出演もして知名度も高かった芸人の犯行は世間に衝撃を与えた。 ネタは主にコントだが漫才も行うことがあり、2002年・2003年時のM-1グランプリに出場し、準決勝まで進出している。なお「キングオブコント」優勝者の中では、2017年優勝のキングオブコント王者でM-1グランプリにも決勝に進出したかまいたち(結果は決勝4位)以前において、唯一のM-1グランプリ準決勝進出者であった。 ネタは二人で作っている。会話形式で高橋がきっかけの話題をふり、それを二人で発展させていきながら作っていく。ネタの最終的な決定は高橋が行う。 ほとんどの場合は上の立場という設定の高橋(例:動物園の引率係、師匠、教習所の教官、バイト先の店長)が今野(例:高橋に対応して幼稚園児、弟子入り志願者、自動車研修生、新人バイト)のシュールなボケに冷静にツッコむという形式を取る。ただし、ネタによっては殴るなどしてのツッコミを入れることもある。 主に今野の強いキャラクターのボケを、高橋がたしなめるようにツッコむコントである。ボケ・ツッコミとのやりとりで構成されるオーソドックスなスタイルだが、二人のやり取り自体がボケになっている場面が多く見られる。コントでは小道具や動きで笑わせるよりは、会話・やりとりで笑わせるパターンが多い。 コントで今野が女性役を演じる際も、カツラは一切使用せず地毛で演じる。また今野と比べると数は少ないが高橋が女性役(主に今野の母親役)のネタもあり、その際高橋も地毛で演じている。また、高橋が悪人を演じるネタも多い(例:誘拐犯、銀行強盗)。 単独ライブでは高橋が今野以上にしつこく非常識なボケ役を演じる場合もある。「テレビゲーム」、「映画館」などのネタでは今野が工業高校出身である設定が多く、高橋が今野に馬鹿にされた時にそのことを馬鹿にし返すボケがある。 ネタの中身に反してオチの弱さを指摘される事も多く、場合によってはまさかの夢オチで終わるコントもある(例:いじめの謝罪、犬の糞)。 著名人のファンには、元AV女優の原紗央莉(現・松野井雅)[8]などがいる。 メンバー単独での出演は、高橋健一、今野浩喜の項を参照。
芸風等
出演歴
テレビ
爆笑オンエアバトル(NHK総合) 戦績14勝9敗 最高505KB
2007年9月1日オンエアの回は彼らが出演していたが、活動自粛のため出番カット&映っているシーンにぼかしを入れた。これに伴いノンスモーキンが繰り上げオンエア。その時は「レンタルビデオ店」のネタで417KBだった(後にDVDで発売された「爆笑オンエアバトル キングオブコメディ」には、このコントが収録)。
出場回数は20回を超えているが、チャンピオン大会に出場したことは1度もなかった。2004年度のみ年間3勝[注 1]を達成してチャンピオン大会の出場権利を得ていたが、最終的に18KINに抜かされてしまい[注 2]、年間ランキング21位となり出場を逃している[注 3]。
9敗しているが、その内の7敗は300KB台[注 4]であり、順位も殆どが6?7位での敗退と、あと1歩の所でオンエアを逃すことが多かった。因みに200KB台?500KB台までは全て記録しているが、100KB台のみ経験していない。更に順位においては1位?10位の内、8位以外は全て経験している。
「5位同点で6組オンエア」を3度も経験している(2003年4月4日・6月6日放送回、2005年11月12日放送回)。因みに2005年11月12日放送回では329KBという自己最低KB(オフエア回除く)でのオンエアを果たしている。
同じネタを披露するも負け続け、3度目にしてようやくそのネタでオンエアを達成した経験もある[注 5]。
2010年3月24日にこれまで番組で披露したネタを収録したDVD「爆笑オンエアバトル キングオブコメディ」が発売されているが、オンエアされたネタの他にオフエアネタも4本収録されている(そのうちの1つは上記の「レンタルビデオ店」ネタ)。同番組のDVDが発売される際にオフエアネタが収録されるのは珍しいことではないが、他の芸人の場合だと仮に収録されても特典映像に1本だけだったりと非常に少ないケースが多く、キングオブコメディのDVDに収録されている4本という数は極めて異例だと言える。また、「パントマイマーに弟子入り志願」ネタに至ってはオンエアされた回とオフエアされた回の両方が収録されているという他の芸人のDVDには見られない珍しい試みも行っている。
なお、今野はキングオブコメディ結成前に「ゲットスマイルズ」として出場経験がある(戦績0勝1敗 最高269KB)。
オンバト+(NHK総合)「オンバト+PREMIUM」に出演
爆笑レッドカーペット(フジテレビ)不定期出演。キャッチコピーは「コントバカ一代」。
コラボカーペットで、ものいい(4人でが1回、吉田サラダのみが1回)や響(今野のみ)、狩野英孝、今泉&鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)&谷田部俊(我が家)(今野のみ、言ってみ隊名義)、ゆってぃ、X-GUN&小林優介(響)&谷田部俊(我が家)(高橋のみ)、麒麟&諸見里大介(高橋のみ)と共演。
2009年8月29日に今野が言ってみ隊のメンバーとしてレッドカーペット賞を受賞。
2008年12月17日放送の『レッドカーペットアワード2008』で流行語アワードとコラボアワード(吉田サラダ(ものいい)とのコラボ)受賞。
めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ、2008年3月1日)笑わず嫌い王決定戦
ことばおじさんのナットク日本語塾(NHK教育、2006年4月 - 2010年3月)番組のショートコントのコーナーに出演している。
マニアの叫び(テレビ東京、2007年2月 - 3月)
白黒アンジャッシュ(チバテレビ)
エンタの神様(日本テレビ)キャッチコピーは「新世代の冒険王」→「型破りな冒険王」→「型破りの王者」(不定期放送以降)
雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(テレビ朝日)
吉本うらやましい芸人
滑舌悪い芸人(高橋のみ)
プロ野球芸人(第1回)、体毛のびのび芸人(今野のみ)
明石家さんちゃんねる(TBS)
ジャガイモン(テレ朝チャンネル)
王様のブランチ(TBS)
お台場お笑い道(フジテレビONE、2005年5月29日)
おぎやはぎnoだっぴんぐ(テレビ静岡、2005年)
ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円(TBS)ゴールドラッシュ3週勝ち抜き。
2009年8月6日放送でサル(ゆりありくのりく)に嫌われたため、ゆりありくのネタ中は今野が一時退場してしまう
タモリのボキャブラ天国 大復活祭スペシャル(2008年、フジテレビ) キャッチコピーは「無冠の王」
お笑いDynamite!(TBS)キャッチコピーは「コント一本道」→「コント一本道 みたいな?」 →「キングオブコント王者」
モクスペ「笑いの祭典・ゴールドステージII」(日本テレビ)
キンコンヒルズ(テレビ東京)
爆笑一番(秋田テレビ)
爆笑問題のドッキリ パニックフェイス王(TBS)