キル・ビル
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Vol.1
オーレン・イシイ / コットンマウス
演:
ルーシー・リュー、日本語吹替:小山茉美 / nona(英語部分)父親が東京の在日米軍基地生まれの中国系アメリカ人、母親が日本人のハーフ。両親を殺した闇組織へ復讐するために殺し屋となった。日本刀の使い手で、狙撃も得意。ブライドが昏睡状態に陥った後、ビルの協力により東京を仕切るヤクザの親分に出世した。ヤクザたちの間では、彼女の祖先や出身国、国籍に関して口にすることは禁句。日本語があまり上手ではない[注釈 3]。雪の庭園においてのブライドとの一騎討ちの末に、彼女の刀を服部半蔵の刀と悟り壮絶な最期をとげた。
ヴァニータ・グリーン / コッパーヘッド / ジーニー・ベル
演:ヴィヴィカ・A・フォックス、日本語吹替:高乃麗DiVAS最強のナイフの使い手であり、黒人の女殺し屋。ブライド昏睡後に殺し屋稼業を辞め、医者と結婚、娘・ニッキーを生む。復讐のため家に来たブライドと交戦、不意をついた攻撃をかわされ、ブライドの投げたナイフが胸に刺さり、死亡する。
服部半蔵(はっとり はんぞう)
演:千葉真一、日本語吹替:同左『影の軍団』シリーズの主人公で、伝説の殺し屋・刀鍛冶。服部半蔵としては100代目にあたる[注釈 4]。彼の打った刀は高い実力を持つ殺し屋でなければ授かれない。現在は引退、マズい寿司屋を沖縄で経営しており、一部英語でブライドと会話している(店の名は「すしや」)。ブライドの依頼で彼女のために刀を打つ。台湾公開版では、名前が「八取大師」。
ゴーゴー夕張
演:栗山千明オーレン石井の女ボディガード。本名は不明。性格は冷酷で好戦的であり、長い鎖のついた棘付の鉄球「ゴーゴーボール」を武器として自由自在に扱う。高校生ながら日本酒を一升瓶でラッパ飲みし、車の運転もする。ブライド相手に有利に戦いを進め、あと一歩まで迫ったが形勢を逆転されてしまい、釘の突き出た椅子の破片で左足を刺された上に、その破片で頭を殴られ釘が頭に突き刺さり、血の涙を流しながら絶命[注釈 5]。タランティーノによると、彼女は双子の片割れであるとの事。監督のタランティーノが『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の主人公、小夜にインスパイアされて作った[9]
ジョニー・モー
演:ゴードン・ラウオーレン石井の部下のアジア系の男。オーレン直属の殺人集団・クレイジー88の指揮官で、仕込み刀を使用する二刀流を駆使する。構成員の中ではかなりの実力者でブライド相手に互角に戦うも、足を切断され敗北。
ソフィ・ファタール
演:ジュリー・ドレフュス、日本語吹替:坪井木の実オーレン石井率いるヤクザ組織のNo.2。オーレンの親友かつ通訳係兼弁護士。日本語と英語を話せる、フランス人と日本人のハーフ。携帯電話で話している時が多く、着信音は「オールド・ラング・サイン」。ブライドの結婚式襲撃の際にも同行した。作中では紺のZ32型フェアレディZ(初期型)に乗っていることが多い。ブライドにまず青葉屋で左腕全てを切断され、オーレンを討った後に右腕の一部を切断される拷問を受けて、組織の内部秘密を喋り、結果的にビルを裏切る。
アール・マクグロウ
演:マイケル・パークス、日本語吹替:納谷悟朗ブライドが襲撃された後、教会へやって来た老保安官。ブライドがまだ生きていることを知り、病院へ運ぶよう部下に命令する。元はタランティーノ脚本、ロバート・ロドリゲス監督の映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のキャラクターで、タランティーノの監督次回作『デス・プルーフ in グラインドハウス』やロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラー in グラインドハウス』にも登場する。
半蔵の弟子
演:大葉健二、日本語吹替:斎藤志郎服部半蔵のまずい寿司屋で、お茶くみばかりさせられているスキンヘッドの男。半蔵が刀を打つときは助手として付き従っている。寿司屋での千葉真一とのやりとりは二人の完全なアドリブ。クレジットでは“Bald man(=はげの男)”だが、名前は「シロー」。
ニッキー・ベル
演:アンブロージャ・ケリー(Ambrosia Kelley)、日本語吹替:吉田孝見ヴァニータの娘。母親が元殺し屋だということは知らない。母親の最期を目撃してしまい、ブライドから「大人になった後、復讐しに来ていい」と告げられる。
田中親分
演:國村隼ヤクザの親分。オーレン石井が半分外国人の血を引いているとして杯を交わす際に反発、見せしめのためにオーレンに首を刎ねられる。なお、撮影に使われた首の人形は、のちに演者の國村自身が持ち帰り首供養した。
小澤親分、弁田親分、本田親分、小路親分
演:麿赤児(小澤親分)、菅田俊(弁田親分)、大門伍朗[注釈 6](本田親分)、北村一輝(小路親分)組長会のメンバーたち。オーレンが組長会のトップとなることを受け容れ、ひとり異を唱えた田中親分に対して罵声を浴びせるが、その田中がオーレンに惨殺される姿を見て震え上がる。
クレイジー88
田中要次真瀬樹里高橋一生島口哲朗山中聡、北村一輝、クエンティン・タランティーノなど[注釈 7]オーレン石井配下の、猛者揃いの殺人集団。黒いカトー・マスクと黒のスーツ、黒ネクタイで服装は統一されている。乗り物は刀を差せる黒いバイク。武器は主に日本刀。青葉屋に乱入したブライドを総動員で迎え討つも、ブライドの凄まじい剣技の前に壊滅[注釈 8]
MIKI
演:島口哲朗クレイジー88構成員で部下の中で唯一名前が語られている。オーレンに命じられ、一人先陣を切ってブライドと一騎討ちをするが、刀を折られて怯んだ隙に刺されて池に投げ込まれ敗北。
青葉屋の女主人
演:風祭ゆき東京の日本料理店の女主人。店にやってきたオーレン石井一行をサキチとともに、恭しく接待していたが、その最中に店に乱入してきたブライドと、クレイジー88との激戦で店を滅茶苦茶にされて、錯乱する。
サキチ
演:佐藤佐吉『青葉屋』の店員であるスキンヘッドの男。チャーリー・ブラウンに似ており、クレイジー88の面々にからかわれる。
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