刑事マイクと相棒のブライアンは、連続して発生した少女の失踪と殺人事件の捜査にあたっていたが、その矢先にブライアンが気にかけていた心に傷を抱えた少女アンも失踪してしまう。アンが事件に巻き込まれたと直感したブライアンは、犯罪が多発することで知られる「キリング・フィールド(殺人地帯)」と呼ばれる危険地帯へと向かう。ブライアンからの連絡を受けて駆けつけたマイクと共に、ブライアンは瀕死のアンを見つける。アンをマイクに預け、ブライアンはマイクの犬と共に犯人を追うが、犯人ともみ合いになり、撃たれてしまう。一方、アンを救急に預けたマイクはブライアンのもとに急ぐが、そこに電話がかかり、ブライアンが死んだと知らされる。電話の発信元がアンの家付近であることから、真犯人がアンの母親で娼婦のルーシーの「客」の1人で以前から怪しいと睨んでいたライノであると気付いたマイクはアンの家に向かう。アンの家の前からマイクがかけた電話をきっかけに、ライノがアンを殺したと知らされたルーシーがライノと揉め、殺し合いとなる。マイクがかけつけると、ルーシーとアンの兄は死んでおり、ライノも瀕死の状態にあった。数ヶ月後、アンはかろうじて助かったブライアンと再会する。
キャスト[ソースを編集]
マイク・サウンダー
演 - サム・ワーシントン、日本語吹替 - 狭川尚紀地元出身の熱血刑事。父親も警官だった。
ブライアン・ヘイ
演 - ジェフリー・ディーン・モーガン、日本語吹替 - 西垣俊作マイクの相棒刑事。ニューヨーク出身。信心深く家族想いで穏やかな性格。
リトル・アン・スライガー
演 - クロエ・グレース・モレッツ保護観察中の少女。娘のように気遣ってくれるブライアンを慕う。
ルーシー・スライガー
演 - シェリル・リーアンの母親。娼婦。
ライノ
演 - スティーヴン・グレアムルーシーの「客」の1人。アンに関心を寄せる。
パム・ストール
演 - ジェシカ・チャステイン女刑事。マイクの元妻。マイク、ブライアンと共に事件を追う。
グウェン・ヘイ
演 - アナベス・ギッシュブライアンの妻。
ルール・バリー
演 - ジェイソン・クラーク事件の容疑者。
作品の評価[ソースを編集]
Rotten Tomatoesによれば、「『キリング・フィールズ 失踪地帯』は要求にかなった定型的な犯罪スリラーで、より良い映画で使われるキャラクターやプロットを捻り出している。」であり、46件の評論のうち高評価は37%にあたる17件で、平均点は10点満点中5.12点となっている[3]。Metacriticによれば、17件の評論のうち、高評価は3件、賛否混在は13件、低評価は1件で、平均点は100点満点中49点となっている[4]。
出典[ソースを編集]^ “Texas Killing Fields” (英語). Box Office Mojo. 2020年10月30日閲覧。
^ “キリング・フィールズ 失踪地帯”. WOWOW. 2020年10月30日閲覧。
^ “Texas Killing Fields (2011)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月30日閲覧。<
^ “Texas Killing Fields Reviews” (英語). Metacritic. 2020年10月30日閲覧。
外部リンク[ソースを編集]
公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2013年1月12日アーカイブ分)
キリング・フィールズ 失踪地帯 - allcinema
⇒キリング・フィールズ 失踪地帯 - KINENOTE
Texas Killing Fields - オールムービー(英語)
Texas Killing Fields - IMDb(英語)
Texas Killing Fields - Rotten Tomatoes(英語)