キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
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主要な撮影は、2021年2月からオクラホマ州で開始する予定だったが[2]、4月19日にずれ込んで開始し、オーセージ郡のポーヒュースカ(英語版)やフェアファックス(英語版)、ワシントン郡のバートルズヴィル(英語版)で撮影が行われた[28][29][30]。5月13日、デ・ニーロがセット外で足を痛め、治療の為にニューヨークへ戻った。デ・ニーロの残りの場面は6月に撮影したため影響がなく、制作の遅延は起こらなかった[31]。撮影は10月1日に終了した[32]。2022年3月、ジェフリー・スタンディング・ベアー(英語版)がタルサ記者クラブに、5月中旬にオーセージ郡で、オーセージ族の伝統的な民族舞踊の場面の追加撮影が行われると語った[33]

スコセッシは撮影開始に際して「オクラホマでようやく「Killers of the Flower Moon」の制作を開始することができ、感激しております。この物語を、実際にこの物語の出来事が起こった土地で語ることが出来るのは、その時代と当時の人々を正確に描くために極めて重要なことであり、不可欠なことです。この撮影をするにあたって協力してくれたApple、オクラホマ映画・音楽事務所、オーセージ族の人々、特にオーセージのコンサルタント及び文化アドバイザーに感謝しています。この物語をスクリーンで再現することで、忘れてはならないアメリカの過去を不滅のものにするために、地元のキャストやスタッフと製作を共に出来ることに興奮しております。」と語った[34]
作曲

作曲はスコセッシの前作『アイリッシュマン』に引き続きロビー・ロバートソンが務めた[2]。本作で、ロビーはスコセッシと作曲家としては3度目のコラボレーションとなった。
公開

2021年5月、劇中のディカプリオとグラッドストーンの姿を捉えた本作のファーストルック写真が公開された[35]。2022年2月、脚本のロスはインタビューで、編集が順調に進んでいると聞いており、公開日は11月を想定していると語った[36]。7月、映画の公開は2023年となり、Appleが5月のカンヌ国際映画祭でのプレミア上映を視野に入れていると報じられた[37]

2023年10月、コロラド州フォートコリンズのザ・リリックや、ドイツ、イタリア、ポルトガル、ブラジルに展開するUCIシネマズ、イギリスに拠点を置くビュー・インターナショナル(英語版)、アムステルダムのザ・ムービーズ(オランダ語版)などの映画館で、上映途中で6分から15分程度の休憩が取られた。パラマウントAppleは、「変更や休憩なしで上映する」という契約に違反するとして厳しく取り締まった[38][39][40]。本作の上映時間が長いとの批判も上がったが[41]、スコセッシや編集のセルマ・スクーンメイカーは上映時間は適切だと主張した[42]


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