ホメーロスの2作と較べて劣っていると考えられている。アリストテレスは『詩学』の中で、物語の繋がりと焦点の当て方の足りなさを批判している[6]。まとまった物語というよりは事件の羅列のようだったらしい。脚注^ ヘロドトス『歴史』ii.117^ Burkert 1992:103。「Chigi vaseに描かれたパリスの審判の絵は『キュプリア』の主な内容が紀元前650年頃には知られていたことを暗示している」。