一般的なキャンプ場、つまりあえて「オートキャンプ場」と謳うようなことをしていないキャンプ場について解説すると、要はキャンパー(キャンプをする人)たちが一晩そこにいて良い場所である。基本的に、テントを張ることができるような、ペグを打てるような地面がむき出しの場所がある。テントを張ってもよいし、タープとポールで過ごしても良いし、天気が良ければテントもタープも無しで寝袋ひとつだけで寝転がって眠るのも自由である。
一般のキャンプ場では、テントを張る場所から離れた場外に駐車場が設置されている。
なお焚火(キャンプファイヤー)に関しては、以下のようなタイプがある。
テントサイトで焚火を行うことが厳に禁じられていて、火をおこすのは絶対に共同の炊事場の特定の区画内に限る、とされているキャンプ場
テントサイトでも焚火をしてよいが直火(じかび、地面で直接 火をたくこと)は禁止で、焚火を行う場合は焚火台などを使い、生じた炭や灰などをきれいに片づけ地面に少しも残さないことが義務とされているキャンプ場
テントサイトで直火で焚火をしてもよいが、生じさせてしまった炭や灰は片付け、痕跡はできるだけ消すことがマナーとされているキャンプ場。
料金の有無はさまざまで、世界的には、公営で無料で開放されているキャンプ場、有料のキャンプ場のどちらも多い。
世界的に言うと、簡素な無料のキャンプ場では、施設と言ってもせいぜい、駐車場・使用上のルールを説明したパネル・共同トイレ(と飲用ではない水道)くらいしかなく、あとは林などの中に(テントを張れるような)大きく開けた場所があるだけ、というところもある。テントサイトの区画も全然区切っておらず、つまり「キャンプ場の中ならば、それぞれの好みで、どこでも好きな場所にテントを張って、どうぞお好きなやりかたで過ごしてください」というやりかたのキャンプ場もある。ただし焚火のルール、ゴミ持ち帰りのルールはパネルに書かれていることが多い。
整備されたキャンプ場では、駐車場や共同トイレに加えて、下記の施設のいくつかが整備されていることもある。
かまど:調理をする時に直火で地面を汚してしまうことを防ぐためにコンクリート・金属・岩などで出来た、火を起こすための場所
調理場・炊事場・洗い場
飲用水が出る水道(そのまま飲んでも良い水がでる水道)
食事用の野外テーブル。木製、コンクリート製など
テントサイトを区切る境界線
予約を受け付けたり料金を徴収するための運営事務所・事務局。事務局電話番号。
一部には、下記が用意されているところもある。
きれいな水洗トイレ
シャワー施設、更衣室
簡単な売店
薪の販売、提供
ゴミ集積場
ただしこういうキャンプ場は運営コストが増えるので、それなりの料金を請求するようになっていることが多い。
オートキャンプ場キャンピングカー用の施設を示す標識
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「オートキャンプ場」とはっきりと謳っているところでは、駐車場ではなく、テントサイト(テントを張るための区画群)まで乗り入れられる。自動車脇にテントを張ってそのテントの中で夜を過ごすこともできるし、自動車(ワンボックスカーやキャンピングカーなど)の中でそのまま夜をすごすこともできる。テントサイトに自動車を乗り入れられるので、駐車場からテントサイトまで荷物を運搬する大きな手間が省ける。
キャンピングカーなどのために、上水道、下水道、電源設備(電源を得るためのコンセント)を備えた各区画を一部に用意しているオートキャンプ場もある。 北アメリカではキャンピングカー用の施設(「RVパーク」とも呼ばれる)が併設されているキャンプ場も多い[3]。イギリスでは同様の施設を「キャラバン・パーク(Caravan Park)」と呼ぶ。 キャンピングカーなどのために、各区画に上水道、下水道、電源設備(電源を得るためのコンセント)を備えるところもある。 この節には複数の問題があります。改善
RVパーク、キャラバン・パーク
キャンプのマナー
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中立的な観点に基づく疑問が提出されています。(2021年9月)
独自研究が含まれているおそれがあります。