キャプテンKen
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4万通近くの応募者の中で正解したのは4名だけだった[1]。そのうちの一人は虫プロダクションアニメーターとして入社してきたという逸話がある(手塚治虫漫画全集あとがきより)。

前作の『0マン』ほどには読者の人気は出なかった、と手塚は全集のあとがきで述べている。

「少年サンデー」連載版ではラストの星野マモルのセリフが単行本とは異なり、ケンの父親が誰かという点が明確ではなかった。

ケンのコスチュームに「日の丸」が強調されたり、火星においては地球の国ごとのアイデンティティが希薄化しているという描写について、社会学者の桜井哲夫は手塚なりのナショナリズムの反映という指摘を述べている(出典:『手塚治虫』講談社現代新書)。

虫プロダクション手塚プロダクションに在籍した真佐美ジュンは、1972年頃に本作のアニメ化を企画していたことを自身のブログで明らかにしている ⇒[1]

初出

「週刊少年サンデー」1960年12月18日号?1961年8月20日号連載
単行本

手塚治虫漫画選集『キャプテン・ケン』(鈴木出版)全3巻

虫コミックス『キャプテン・Ken』(
虫プロ商事)全2巻

手塚治虫漫画全集『キャプテンKen』(講談社)全2巻

小学館文庫『キャプテンKen』(小学館)全1巻

小学館叢書『キャプテンKen』(小学館)全1巻

秋田文庫『キャプテンKen』(秋田書店)全1巻

手塚治虫文庫全集『キャプテンKen』(講談社)全1巻

2012年2月に、『週刊少年サンデー』掲載時をそのまま復刻した限定版BOXが、小学館クリエイトから刊行された。(ただし、セリフの変更があるので、厳密に言えば掲載時そのままではない)[2]
脚注^ 手塚は「手塚治虫漫画全集」のあとがきで「2名」と書いており、手塚プロの公式サイトでもそうなっているが、発表号では4名が住所も含めて記載されている。ただし、4名のうち3名までは住所がきわめて近く、この3名には面識があったと考えられる。このため「実質的には2名」といえなくもない。
^少年サンデー版 キャプテンKen 限定版BOX小学館クリエイティブ

外部リンク

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