キャッスル_?ミステリー作家は事件がお好き
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また、CIAへの取材活動などの許可にも影から手を回しており、ずっと見守られていたことも発覚した。シーズン7では通信講座による探偵免許を取得、シーズン8では自らの名を冠した探偵事務所をオープンした。
ケイト・ベケット (Kate Beckett)
演 - スタナ・カティック、日本語吹替 - 湯屋敦子美人で聡明なニューヨーク市警12分署殺人課の刑事。ケイトは愛称で、本名はキャサリン・ホートン・ベケット。生真面目な性格からキャッスルを煙たがっているものの彼の作品の大ファンであり、ファンサイトに会員登録していたり、サイン会の長い列に加わったこともある(S4E1)。年齢は一番下だが、チームのリーダーを務め、殺人事件が発生すると現場の指揮を執る。有能でFBIなど別組織の捜査員からも一目置かれている。真面目な性格の持ち主だが堅物というわけではなく、仲間との賭けに乗ったり、ネタがあればキャッスルをからかって日頃の仕返しをすることもある。過去に母親が殺され未解決事件となってしまい、その犯人を捜すために警察に入ったという経歴を持つ。だが何年も捜査が全く進展しなかったため断念。ようやく心の整理がついた彼女にとっては、触れて欲しくない過去になっていた。シーズン2で同じ手口の事件が起きたことをきっかけに実行犯に辿り着き、再び事件を追うことを決意するが、そのことで事件の黒幕に命を狙われることになってしまう。この事件のことになると、普段の冷静さを欠いて常に暴走し、キャッスルに窘(たしな)められるのが定番となっている(S4E1、E23ほか多数)。恋多き女性で恋愛経験は豊富。下ネタが得意で、キャッスルを唖然とさせたことは数知れず(S1E7ほか多数)、自身の男性経験をネタにキャッスルをからかったこともある(S4E11)。キャッスルとコンビを組んで以降も複数の男性と交際しキャッスルをやきもきさせるが、キャッスルの気持ちを知って以降は男性との交際は控えるようになる。キャッスルと半同棲状態になってからは、積極的にキャッスルの前で、裸になる、ベッドに誘う等、好色度が増している。学生時代にも恋人がいたが、このことが後に大騒動となる。初登場時はダーク系のショートヘアだったが、シーズンごとに極端に髪型が変わっていった。劇中、そのことをキャッスルに突っ込まれたこともある(本人も笑っていた)(S5E22)。また、タトゥーを入れていたり(S3E10)、おへそにピアスをしていると自称し(S3E12)、その度にキャッスルを驚愕させるが、真相は不明。キャッスルのファンである以外に、少なからずサブカル方面を含めて多趣味な面があるが、母親を失った反動でのめり込んだエピソードも少なくない。当初は警察内におけるキャッスルの存在を快く思っていなかったが、次第に彼のことを認め始め、幾多のすれ違いを経てシーズン5にようやく恋愛関係へと発展した。その後も数多くのトラブルを経てシーズン7で結婚に至る。キャッスル役のフィリオンと異なり、オーディションで選ばれた。5次審査までかかった熾烈な選考の結果、ほぼ無名のカティックが選ばれ、当番組の成功により瞬く間にアメリカテレビ界のトップスターへと昇り詰めることとなった。
マーサ・ロジャーズ (Martha Rodgers)
演 - スーザン・サリヴァン、日本語吹替 - 鳳芳野キャッスルの母親。ブロードウェイで活躍したこともある女優。お調子者のキャッスルを振り回す程の奔放な性格で気が若く、常に刺激的な恋愛を求めている。作中に登場はしていないが、シーズン2中盤にて過去の恋人チェットと再会し恋人となる。シーズン3では彼との恋愛に冷めた頃にプロポーズをされ悩み、別れを切り出す前にチェットは脳卒中で急死。自分の決断に関わらずチェットの遺族らから手厚く受け入れられ戸惑う。苦悩の末に遺産を受け取り、それを元に彼が愛した自身の才能を活かすための演劇学校を設立、講師として活動し始めた。キャッスルの父親とは一晩だけの関係で、彼女が目を覚ました時にはベッドから姿を消していた。その際に妊娠していた彼女は、彼の素性すら知らないままにキャッスルを出産した。シーズン5で誘拐されたアレクシスと共に無事戻ったキャッスルから、父親が原因でアレクシスが誘拐されたこと、彼の職業が諜報員であるがゆえ、マーサやキャッスルらに危険がおよばないようにするため連絡もとらなかったこと、また現在も影から見守っていることが話されたようである。なお、演じるスーザンは本物のブロードウェイ女優である。
アレクシス・キャッスル (Alexis Castle)
演 - モリー・C・クイン、日本語吹替 - 羽飼まりリチャードの最初の妻メレディスとの間に生まれた一人娘。シーズン1開始時の年齢は15歳。真面目で頭も性格も良く、「うちでは娘が父親の面倒を見ている」とキャッスルが認める完璧な娘。男親に育てられたためか、父キャッスルと玩具の剣や銃で戦闘ごっこなどの男子的な遊びを行うなどの活発な面もある。キャッスルが捜査や推理に行き詰まった時、彼女との会話とのやり取りからひらめきを得ることも多い。しっかりものの反面、年相応に恋人や友人関係、進路等に悩むこともあり、父リチャードや祖母マーサ、ベケットに相談することもある。また逆に、女心の解っていない父親をマーサと共に諭すことも。シーズン4では大学入試に落ち、初めての大きな挫折を経験する。その後付き合っていた相手とも遠距離恋愛で上手くいかずに破局。しかし、周囲に支えられて前向きに受け止めるようになり、インターンとしてラニの所属する検死局で勤務した。シーズン4最終話で高校を卒業した後、コロンビア大学へ進学して寮暮らしになる。シーズン5で友人の誘拐事件に巻き込まれ誘拐されたが、真のターゲットはアレクシスの祖父であり、凄腕の諜報員である彼をおびき寄せるための囮(おとり)であった。その後、キャッスルと祖父の手により無事救出される。シーズン8では父リチャードの探偵事務所で勤務し始めた。
ハヴィエル・エスポジート (Javier Esposito)
演 - ジョン・ウエルタス、日本語吹替 - 堂坂晃三ベケットのチームの一員。ライアンの相棒であり良き友人。ニューヨーク市警に勤務する前には軍隊(の特殊部隊)に所属しており、イラクにも派遣されていたためか銃器に詳しい。スペイン語が堪能。キャッスルとは気が合うようで、度々一緒になってベケットをからかっている。ベケットの部下だが兄貴分的なところがあり、ベケットのプライベートの深刻な問題について助言あるいは叱責することがしばしばある。シーズン3の途中からシーズン4の途中までラニと交際していた。同僚には内緒にしていたが、実際はライアンにすらバレていた。最終的に破局はしたものの、ラニとの関係は良好な模様。シーズン8で巡査部長への昇進試験に合格する。ちなみに、演じるジョン・ウエルタスは1987~1995年の8年間アメリカ空軍に在籍していたこともあり、役柄設定に反映されている。
ケヴィン・ライアン (Kevin Ryan)
演 - シーマス・ディーヴァー、日本語吹替 - 菊本平ベケットのチームの一員。アイルランド系。相棒のエスポジートとは良い友人関係。普段はキャッスルやエスポジートと一緒にふざけている場面が多いが、潜入捜査員として活躍していた過去を誰にも話していないなど、口が堅く律儀な面も持ち合わせている。情報収集能力に長けており、それが捜査の進展に影響することが少なくない。シーズン3で恋人のジェニーにプロポーズし、シーズン4で結婚した。シーズン6では第一子が、シーズン8では第二子が誕生し、父親という新たな一面を見せている。
ラニ・パリッシュ (Dr. Lanie Parish)
演 - タマラ・ジョーンズ、日本語吹替 - 平野夏那子検視官。冗談がうまくお洒落。ベケットにとっては、自身の過去やキャッスルとの関係についてなどを気兼ねなく話せる数少ない友人でもある。エスポジートと付き合っていた時期があったが、破局したことがシーズン4で判明した。しかしその後も良い友人ではある様子。劇中では、指紋の照合、摘出した弾丸の分析、証拠品の毒物検査を行うなど鑑識と混同した描写が多数みられる。
ロイ・モンゴメリー (Roy Montgomery)
演 - ルーベン・サンチャゴ=ハドソン、日本語吹替 - 小原雅人警部。ベケット達に理解があり、頼れる上司。実はベケットの母親が殺された事件の原因を作った「三人の警官」のうちの一人。事件について悔悟の念を持っており、ベケットを監視という名目で手元に置いて黒幕の魔手から守っていた。シーズン3最終話にて家族を人質に取られてベケット暗殺に協力するよう強要されるがそれを拒み、ベケットをキャッスルに託して暗殺者集団と一人戦って全滅させ、自身も相打ちとなり死亡した。この詳細はベケットらによって隠匿され、殺人犯らと刺し違えた英雄として手厚く葬られた。
ヴィクトリア・ゲイツ (Victoria Gates)
演 - ペニー・ジョンソン・ジェラルド、日本語吹替 - 藤生聖子警部(シーズン4 - シーズン7)。シーズン3で殉職したモンゴメリーの後任としてベケット達の上司になった。「鉄のゲイツ」のあだ名通り、規則重視であくまで合理的な方法によって捜査の指揮を執るため、当初はベケット達からは反感を抱かれていた。キャッスルを民間人だからという理由でベケットのチームから排除しようとするが、ベケット達と共に事件を解決へ導いていく姿を見て彼に対する考えを改めている。その後は彼らの能力を認め、威圧的な態度から一変してチームを叱咤激励したり、捜査についてベケット達の意見を聞くなど柔軟な態度を見せている。仕事から外れればそれほど堅い人物ではなく、キャッスルからコレクションしていた人形の未入手の品を受け取った時は、感謝の余りキャッスルの小説を全巻揃えたり、誤って受け取ったベケット宛のラブレターでは自分へのごますりと勘違いした上で大人の対応をしている。シーズン8では警視正に昇格した。
その他の登場人物[ソースを編集]
ウィリアム・H・ブラッケン (William Bracken)
演 - ジャック・コールマン、日本語吹替 - 牛山茂大物上院議員。ベケットの母親の死に深く関わっている。シーズン7にて証拠が見つかったことで逮捕されるが、シーズン8第2話で何者かに殺害される。
ジーナ・コーウェル (Gina Cowell)
演 - モネ・メイザー(英語版)キャッスルの2番目の妻であり、担当出版・編集者。
アシュリー・リンデン (Ashley Linden)
演 - ケン・バウマンアレクシスのボーイフレンド。優しく爽やかな好青年。セオドアというネズミをペットにしている。アレクシスが入試に不合格になった際は、しばらく遠距離恋愛を続けていたが、相手より自分の事を優先する性格もあって破局した。
ジェニー・オマリー (Jenny O'Malley)
演 - ジュリアナ・ディーヴァーライアンの恋人であり、後に妻となる。演じるジュリアナ・ディーヴァーは、ライアン役のシーマス・ディーヴァーの実の妻。
シドニー・パールマター (Sidney Perlmutter)
演 - アリー・グロス、日本語吹替 - 小島敏彦[1]検視官。人の名前を覚えるのが苦手。キャッスルとの相性はあまり芳しくない。
3XK(スリーエックスケイ) / ジェリー・タイソン (Jerry Tyson)
演 - マイケル・モーズリー(英語版)、日本語吹替 - 浜田賢二シーズン3 - シーズン7に登場した、ブロンドの女性をターゲットにしてニューヨークを震撼させた殺人鬼。これまでに3件の未解決事件に関わったことから、トリプルキラーや3XKと呼ばれている。
トム・デミング (Tom Demming)
演 - マイケル・トルッコ、日本語吹替 - 綱島郷太郎窃盗課の刑事。エスポジートの友人で、同じ54分署に勤務していたが、12分署に異動になったばかり。シーズン2第21話より登場。ベケットと交際するがシーズン2最終話で破局。
ジョシュ・デビッドソン (Josh Davidson)
演 - ビクター・ウェブスター心臓外科医。登場はシーズン3。シーズン4第1話において主要登場人物のひとりの心臓手術を担当する。シーズン3からシーズン4におけるベケットのボーイフレンドだが、国境なき医師団に参加することになったため破局。
マイク・ロイス (Mike Royce)
演 - ジェイソン・ベギー、日本語吹替 - 石塚運昇賞金稼ぎ。
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