各部門の選出は、映画評論家や新聞記者、映画雑誌編集者などから選抜した120人前後の選考委員によって行われる。各自の選考委員が各部門について自分の基準によって10本の映画を選び、1位は10点、2位は9点……10位は1点と評価を数値化し、その合計によって各部門の順位を決定する。どの選出委員がどの作品に投票したか、またその選考理由については、毎年2月上旬に発売されるキネマ旬報の特別号にて公表される。このような選出方法であるため、合議制によって選出する他の映画賞に比べて透明性が高く、賞の中立性と信頼性を担保している。また、多様な視点を持っている選考委員のベストテンを集計した賞であるため、興行的な大ヒット作品とは異なる作品が選出される傾向がある[12]。
毎年の受賞結果はNHKのニュースや読売新聞・朝日新聞・毎日新聞等の全国紙でも報じられる[13][14][15]。ただし、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}近年は1位作品と個人賞のみの発表で、2位以下のベストテン内容は報道規制されている[要出典]。
月刊化後の2024年からは通常号とは別の2月5日発売の増刊号において発表される。 各年のキネマ旬報ベスト・テン年代各年
各年のベスト・テン結果
1920年代
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930年代
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940年代
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950年代
1950
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1954
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1961
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1970年代
1970
1971
1972
1973
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1980年代
1980
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1990年代
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