キネマ旬報
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毎年、「日本映画ベスト・テン」・「外国映画ベスト・テン」・「文化映画ベスト・テン」が選出されている[8]1930年度は洋画から「無声映画」と「有声映画」、邦画から「現代映画」と「時代映画」を[9]1941年度・1942年度は戦争のため邦画のみ選出された[10][11])。選出者のベスト・テン(日本映画・外国映画・文化映画)に加え、1972年度からは読者選出ベスト・テン(日本映画・外国映画)も始まった。

各部門の選出は、映画評論家や新聞記者、映画雑誌編集者などから選抜した120人前後の選考委員によって行われる。各自の選考委員が各部門について自分の基準によって10本の映画を選び、1位は10点、2位は9点……10位は1点と評価を数値化し、その合計によって各部門の順位を決定する。どの選出委員がどの作品に投票したか、またその選考理由については、毎年2月上旬に発売されるキネマ旬報の特別号にて公表される。このような選出方法であるため、合議制によって選出する他の映画賞に比べて透明性が高く、賞の中立性と信頼性を担保している。また、多様な視点を持っている選考委員のベストテンを集計した賞であるため、興行的な大ヒット作品とは異なる作品が選出される傾向がある[12]

毎年の受賞結果はNHKのニュースや読売新聞朝日新聞毎日新聞等の全国紙でも報じられる[13][14][15]。ただし、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}近年は1位作品と個人賞のみの発表で、2位以下のベストテン内容は報道規制されている[要出典]。

月刊化後の2024年からは通常号とは別の2月5日発売の増刊号において発表される。
各年のベスト・テン結果

各年のキネマ旬報ベスト・テン年代各年
1920年代

1924

1925

1926

1927

1928

1929

1930年代

1930

1931

1932

1933

1934

1935

1936

1937

1938

1939

1940年代

1940

1941

1942

1943

1944

1945

1946

1947

1948

1949

1950年代

1950

1951

1952

1953

1954

1955

1956

1957

1958

1959

1960年代

1960

1961

1962

1963

1964

1965

1966

1967

1968

1969

1970年代

1970

1971

1972

1973

1974

1975

1976

1977

1978

1979

1980年代

1980

1981

1982

1983

1984

1985

1986

1987

1988

1989

1990年代

1990

1991

1992

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

2000年代

2000

2001

2002

2003

2004

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