年邦題 主に担当しているのは、以下の三人である。 このほかにも、堀内賢雄、山寺宏一、平田広明、井上和彦、江原正士、松橋登なども声を当てている。
英題役名備考吹き替え
2003ENTER THE MATRIX
Enter the Matrixトーマス・アンダーソン/ ネオ声の出演
モーションキャプチャー
2020サイバーパンク2077
Cyberpunk 2077ジョニー・シルヴァーハンド森川智之
日本語吹き替え
森川智之
1999年放送の『チェーン・リアクション』(テレビ朝日『日曜洋画劇場』版)で初担当。最も多く吹き替えている。近年では実写作品の他にもアニメ映画『トイ・ストーリー4』や、ゲーム『サイバーパンク2077』でも吹き替えを担当し、ほぼ専属となっていることから「キアヌ声優」と評されたこともある[27]。森川自身はキアヌを演じる際に意識していることについては「彼の喋りや呼吸、骨格をイメージすると、自然と雰囲気が出来上がる」と話している[28]。2015年に『ジョン・ウィック』のプローションでキアヌが来日した際に対面を果たしており、「これからも森川さんお願いします」と言われたと同時に握手を交わしたことをブログで明かしている[29]。また自身も2016年から野原ひろし(二代目)としてレギュラー出演しているアニメ『クレヨンしんちゃん』(第1132話「オラの掃除機はかっこいいゾ」)でもキアヌを模したキャラクターの声を担当。
小山力也
『マトリックス』(ソフト版)で初担当。森川の次に多く吹き替えており、同シリーズのほか『コンスタンティン』などの代表作も担当し、森川同様に「キアヌ声優」と評されることがある[30]。キアヌについては「子供がそのまま大人になったような方。素直で、誰に対しても裏表がなく、心のキレイな方」と評している。演じる際にはキアヌの繊細な演技を潰さないように気をつけているといい、初担当となった『マトリックス』シリーズは自身の代表作であると同時に絶対に忘れられない作品であるために、今でも時折見返して明日に繋げていると述べている。同シリーズのトリロジーから長いブランクを経て公開された4作目『マトリックス レザレクションズ』でも吹き替えを続投した[31]。今後キアヌとの対面の機会が出来た際には「幼少期のことなどを聞いて、何か一つでも人生のヒントが得られたら嬉しいですね」とも話している[32]。なお、フジテレビの『私のバカせまい史 海外スターお忍びグルメ史!』では来日したキアヌが『九州じゃんがら』に来店し、ラーメンを食べる様子を小山が吹き替える一幕もあった[33]。
宮本充
1993年放送の『ハートブルー』(日本テレビ『金曜ロードショー』版)で初担当。上記二名に次いで多く吹き替えており、主にデビュー初期の作品を担当。90年代におけるキアヌのフィックスとして定着していた[34]。「宮本キアヌ」と呼称されることがある[35]。初担当となった『ハートブルー』を劇場で鑑賞した際には「なんて綺麗な俳優だろう」とキアヌの整った容姿に驚いたといい、まさか自分が吹き替えを担当するようになるとは想像もしなかったという。『スピード』(テレビ朝日『日曜洋画劇場』版、日本語吹替完全版Blu-rayBOX収録)は評価が高く[36]、同作は宮本自身も当時必死に演じた思い出深い作品であり、現在も台本を保存しているとのこと[34]。上記の小山とは親交があり、ラジオCD「TVアニメ『血界戦線&BEYOND』技名を叫んでから殴るラジオVol.2」では両者がキアヌを吹き替えていることについて触れたトークが展開されている。
脚注[脚注の使い方]^ “Keanu Reeves - Biography
^ a b “Dogstar SOMEWHERE BETWEEN THE POWER LINES AND PALM TREES Japan Tour