ガンホー・オンライン・エンターテイメント
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2013年3月末には株式分割を実施する。

2013年5月7日付でソフトバンク(2016年7月以降はソフトバンクグループ)の連結子会社となる。10月15日付でソフトバンクと共同で、スマートフォン向けゲーム開発のSupercellを傘下にすると発表した[7]。Supercell株式は2014年8月にソフトバンクへ売却している[8]

2015年6月24日付で自己株式の取得等に伴い、ソフトバンクが親会社でなくなり同社の持分法適用関連会社となった。しかし2016年8月に公開買い付けを実施し、ソフトバンクグループの保有株式すべてとソフトバンクの保有株式の一部を取得し、関連会社の関係が解消した[9]

2018年(平成30年)2月3日、 世界最大級のハーフパイプ「ガンホー・モンスターパイプ」がOPEN[10][11][12][13]
諸問題

オンラインゲームの運営に関する諸問題については各オンラインゲームの記事や、日本のラグナロクオンラインを参照のこと。
ラグナロクオンラインに対する不満

ガンホー社は当初より多くのオンラインゲームを運営する現在に至るまで、特に最初期からの主力コンテンツである「ラグナロクオンライン」のユーザーからの不満が非常に根強く、その声はマスコミ各社や国民生活センター等へと、長期にわたり届けられる事となっている。これに対しガンホー社とユーザーとの直接対話の場として2003年(平成15年)にオフラインサミットを、2004年(平成16年)以降からは同年10月にゴシップ雑誌に載せられた「告発記事」による混乱より急遽開催し、運営に対する苦情処理の側面を有したオフラインミーティングを不定期(およそ半年に一度)に開催。2009年(平成21年)からはユーザーシンポジウム(2008年に一度開催されたユーザーシンポジウムと統合)と形式を変更している。開催地を変えながら行われていたオフラインミーティングやその後に行われているユーザーシンポジウムでは[注 1]、開催形式を改めた際に参加者の人数を増やしたものの、回を重ねるに従い、より少人数に絞る傾向がある。その一方で、ミーティングの録音及びウェブ上での公開を原則許可し[注 2]、事後に会議結果を公式発表するなど風通しを良くしている。[注 3]しかしながら、特にゲーム内における不正利用者の問題に関しては、ユーザーが求める要求とガンホーの企業としての認識及び実行力の隔たりの差は非常に大きく、双方の歩みよりが難しい現状が過去数度に渡り行われた当ミーティングにより浮き彫りとなった。
職員による不正アクセス事件

2006年(平成18年)7月19日、いわゆるゲームマスターと呼ばれるゲーム内の不正の取り締まりを担当していた当時の職員が、2005年(平成17年)10月から2006年(平成18年)3月までの期間、直属上司のアカウントを盗み取りラグナロクオンラインの管理サーバーに侵入し、不正に作り出した仮想通貨(ゲーム内通貨・ゼニー)をRMTで現金に換え約1400万円の利益[注 4]を得ていたとして、不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)違反の疑いで警視庁に逮捕され、職員は同日付けで懲戒解雇された。同年9月末に当該事件の初公判が行われ、同年10月24日に結審。懲役1年、執行猶予4年の有罪判決となった。これを受け同年11月6日、元職員を相手取り損害賠償請求を目的とした民事訴訟の提起を発表。即日東京地方裁判所に提訴しこれを受理。2007年(平成19年)10月23日、元職員はガンホー社に対し330万円の支払いを命じる判決がされた。しかし、ガンホー社はこの判決結果を不服として控訴。2008年(平成20年)3月13日東京高等裁判所にて控訴審判決がされ、元職員はガンホー社に対し550万円の支払いを命じられた。しかしながらガンホー社はこの判決結果も不服として最高裁判所上告したが、同年7月17日に不受理決定がされ、一連の民事訴訟の判決が確定した。

2006年7月20日発表、事件発生時のプレスリリース(外部リンク)

2006年7月31日発表、再発防止策のプレスリリース(外部リンク)

2006年11月6日発表、元職員に対する民事訴訟提起のプレスリリース(外部リンク)

2007年11月2日発表、民事訴訟の判決に関するお知らせ(外部リンク)

2008年3月17日発表、民事訴訟の判決に関するお知らせ(外部リンク)

2008年7月17日発表、民事訴訟の結果に関するお知らせ(外部リンク)

景品表示法違反

2017年(平成29年)7月19日、パズドラにおいてレアガチャから入手できるモンスターについて消費者に誤認させる表示があったとして、景品表示法違反(優良誤認)で消費者庁から再発防止などの措置命令を出された[14][15]。2016年11月?2017年2月にインターネット配信の番組にてパズドラに登場するキャラクター13体全てが究極進化すると告知していたが、実際に究極形態として実装されたのは2体のみで、残りは通常の進化であったことが問題視された[15][16](詳細はパズル&ドラゴンズ#主な事件を参照)。

また同日、ディズニー マジックキングダムズにおいても、ジェム(有料アイテム)とキャラクターがセットになった商品を告知するゲーム内バナー広告にて別々に購入するよりもお得であると表示していたが、実際には安くなかったとして同様に景品表示法違反(有利誤認)で措置命令を受けた[15][16]
ガンホーゲームズにて提供中のゲーム
提供中のゲーム

括弧内は正式またはベータサービス開始日
MMORPG

ラグナロクオンライン(2002年12月1日)

提供予定のゲーム
MMORPG

ラグナロクオンラインII(2007年8月30日-9月27日 ※クローズドβテストが行われた期間)

上記の期間に行われたクローズドβテストが終了後、再開発により現在サービス停止中。再開時期は未定。


終了した事業・サービス・ゲーム

括弧内はサービスが提供されていた期間。
事業

オンラインゲーム投資事業
(2007年2月2日 - 2008年4月1日)

ガンホーゲームズポイント(2009年3月2日終了。チケットを購入するとガンガチャが当たる。そのガンガチャのポイント付与サービス)

サービス

ガンホーモバイル
(2004年9月24日-2008年1月31日 10:00)

ガンホーオフィシャルカード付帯サービス(2005年12月15日-2008年12月26日)


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