ガンタンク
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RTX-44

モビルスーツバリエーション (MSV)』の文字設定が初出[9]

公国軍の地球侵攻作戦に際し、対ザク用重装甲兵器としてジャブロー基地を管轄として開発される[9]。実質的な開発は、61式戦車の後継となる[42]次世代MBT(主力戦車)開発プロジェクトが発端であるが、RX計画の実施にともなって開発部門ごと統合され、基本仕様も「対MS戦にも対応可能な車両」に変更され[22]、宇宙世紀0079年3月20日に[10]4両程度が完成している[22]。MSではなく、「対MS用重戦車」とされ、戦闘車両に区分される[9]

武装は240ミリ砲2門、対空ロケット砲4門[43]と十分な火力をもつが[44]、総重量は97トンあり機動性が極端に低い[43]。のちのガンタンクと同様、車体制御用のコックピットのほかに頭部に当たる部分に「砲座」をもつ[22]。実戦に耐えうるものではなく、制式採用は見送られるが[45]、戦争に反対して地球連邦に亡命して来た数名の公国軍のMS技術者の協力のもとに[43]、本車をベースにコア・ブロック・システムや反応炉動力システムを追加し、全面的に再設計がおこなわれたのがガンタンクである[10]
陸戦強襲型ガンタンク

諸元陸戦強襲型ガンタンク
ASSAULT GUNTANK
[46]
型式番号RTX-440
所属地球連邦軍
全高13.7m[注 12](通常形態[47]
9.2m(突撃砲形態)[47]
全長25.6m[注 12](通常形態[47]
32.9m(突撃砲形態)[47]
全幅10.9m[47]
装甲材質チタン系合金[47]
武装220mmキャノン砲[注 12]
腕部4連装ボップ・ガン[45]
腕部2連装ボップ・ガン[45]
30mm機関砲[45]
車載用大型火炎放射器[45]
MLRS
重地雷×4
56連装ロケットランチャー
搭乗者アリーヌ・ネイズン
ミロス・カルッピ
ドロバ・クズワヨ

OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線』に登場。メカニックデザインは山根公利[47]。型式番号は「アールティーエックスよんよんまる」と読む[注 12]

ジオン公国軍の地球侵攻作戦において、連邦地上軍の主力である61式戦車ではザクに対抗できない事態を重く見た連邦軍首脳部が、対抗可能な地上戦力を模索した結果、復活したいくつかの兵器開発計画のひとつ[48]。ガンタンクのプロトタイプに改装されていないRTX-44[42]、ザクとの戦闘経験をフィードバックした改修がほどこされている[48]。開発過程においてはガンタンクと同様にコア・ブロック・システムの導入が検討されていたため、コックピット内部のレイアウトなどはコア・ファイター[48]のちのジム系MS[45]との共通点が見られる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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