ガメラ
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^ 前述の通り、金子修介と伊藤和典は昭和のガメラのコンセプトを好まないために旧来の関係者との間に数々の軋轢が生じ、金子は自身の作風や姿勢への逆風があることを理解したうえで『小さき勇者たち?ガメラ?』のコンセプトに否定的な評価をしており、同時に平成三部作の方向性の正当性を主張している[9]
^ 『小さき勇者たち?ガメラ?』が失敗した場合の経済的余裕はまったくなかったとされているが、平成三部作の路線の踏襲を求める声も制作陣の中にあった一方で、平成三部作からの脱却の必要性が非常に大きかったとされている[9]
^宇宙怪獣ガメラ』と『ガメラ 大怪獣空中決戦』の間の15年間の空白期間を超える。
^ 本作の監督である瀬下寛之が監督を務めた『GODZILLA』に登場した「ゴジラ・アース」がプロモーション用に選ばれた。
^ 実在のカメにおいては、牙や歯の生えているものは確認されていない。
^ 『平安百鬼譚』においては下顎に長い牙を持つなど明確にガメラの姿として描写され、火球と回転ジェットと両脚からのジェット噴射による飛行も披露している。「ガメラ」という名前こそ言及されていないが、「玄武」自身が「かつては玄武と呼ばれたこともあった」と発言し、太郎坊も「玄武であるが玄武以外の存在でもある」と表現している。一方で、「玄武」を応援する妖怪の喧騒や、妖怪や人間が初めて見るはずの「玄武」の姿と能力になぜか懐かしさと親しみを覚える場面では、歴代のガメラ作品の主題歌である「ガメラマーチ」「ガメラの歌」「神話」と「ゲゲゲの鬼太郎の歌」の歌詞がそれぞれ導入されている。
^ 『聖獣戦記 白い影』では、バルゴンとジャイガーがそれぞれ「青竜」と「白虎」として登場し、終盤で「玄武」の存在が確認されている。この中で、(「白虎」がどこかにもにも見えると登場人物は述べているが)ジャイガーの名前は実際に作中で使われ、バルゴンは「青竜」という呼称のみが使われているが、姿の描写と背中から発射する虹光線の能力がバルゴンと合致している。
^ 『平安百鬼譚』においては、大江山とその周囲から出現した「玄武」の霊体がと戦うために物質化現象を経て実体化し、その際に人間の言葉を話す謙虚で恥ずかしがりな「老女」として描かれており、前述の通り、妖怪も人間も初めてみるはずの玄武の姿や能力になぜか幼少時から知っているような懐かしさと親しみを覚えるという描写がされている。
^ 『聖獣戦記 白い影』では各怪獣は普段は霊的な存在(神)として扱われ、勾玉を介して特定の人間を各怪獣が契約者として選び、彼らに超人的な身体能力などを授け、契約者が怪獣を実体化した存在として召喚することもできる。各怪獣は本来は神聖な存在であるが、怪獣の力を破壊的な行為などに使うと世界を「霊的」に汚染するともされ、怪獣の実体化には契約者の体力や生命力を大きく費やすために契約者には命の危険が伴う。また、「青竜(バルゴン)」は翼を持たずに飛行し、「白虎(ジャイガー)」は嵐や雷などの天候を操作し、「青竜」の虹光線で倒された際にあるはずの「白虎」の死骸が忽然と消失している。「玄武」は契約者である日蓮に時間を停止させる能力を授けており、日蓮は元寇の最中の「青竜」と「白虎」の戦いで生じた霊的な「穢れ」を浄化するために動くことが示唆された。
^ 『GAMERA -Rebirth-』の『おでかけ子ザメ』とのSPコラボにておにぎりを食べている描写がある。
^ ジャイガーやレギオンやジーダスやエスギャオスなど。
^ 該当漫画では霊魂の存在が確認されており、バルゴンもいくつかの超常的な能力や生態を見せている。
^大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』においてバルゴンの虹光線に接近した際など、高速で回転している場面もある。
^ アルケロンを祖先に持つ。
^ 第1作には、ガメラの名前が出ただけでエスキモー集落の子どもたちが一目散に逃げるシーンがある。
^ 湯浅憲明高橋二三八木正夫徳間康快など。
^ 未制作に終わった『ガメラ対ガラシャープ』では、ガメラはガラシャープの子供たちを助けることが予定されており、『ガメラ対大魔獣ジャイガー』でも、ジャイガーの攻撃によって行動不能になる直前にガメラが水際に四つん這いに立って口を開けたのは、ジャイガーの幼生を口から太平洋に逃がす意図があったのではないかという説が掲載されている。また、ガメラとジャイガーが2万5000年以上前にムー大陸で戦闘した経験があり、ガメラが「悪魔の笛」の発掘を邪魔したり、ジャイガーが各能力を的確に使用したのはガメラとジャイガーが互いの能力を把握していたこと、またジャイガーは終盤でも死んでおらず、ガメラはジャイガーを再度「悪魔の笛」で封じてウェスター島に連れ帰ったと記載されている。
^ 市街地やコンビナートや船舶などを攻撃するとエネルギー源となる火災爆発漏電などが発生し、市街地などを攻撃することで自身への軍事作戦を誘発させ、火器によってさらに熱エネルギーを吸収できるとされている。
^ ガメラは巨大で恐ろし気な見た目をしており、途方もない戦闘力や超常的な生態を持ち、人間に好意的であることや人間を災害や他の怪獣から守ろうとすること、人類にとって生命線である熱エネルギーや電気などをエネルギー源とするために、人間に近づいたり文明に悪影響を与える可能性がある。そのために、人々は(自分たちを守ろうとしている姿を誤解して)ガメラを恐れたり、エネルギー源を奪う「害獣」と見なした。ある時、ガメラは子供を助けるために(または当時は北極圏にあったアトランティスの都市のエネルギーに惹かれて)北極圏に飛来したが、寒さによって熱エネルギーを消耗したことと、付近に火山などが一切ないためにアトランティスのエネルギーを摂取しようとした。エネルギー源を死守するためにアトランティスはガメラを追い払おうとしたが、陸海空を移動したり兵器を使用しても喜ぶだけのガメラには有効打がなく、(「Z計画」と同様に)ガメラを「隔離」することを決定した。後日、アトランティス人はガメラを氷原におびき寄せて罠を発動してガメラを氷の下に閉じ込め、体内の熱エネルギーが常に奪われ続けたガメラは、北極圏の弱い太陽光と赤外線を吸収する氷の特性や、地球寒冷化も相まって形成された氷床から脱出する体力を得られずに冬眠したとされている。
^ 「大人と異なり、子供は常にガメラを信じ続ける」という構図は後の作品群でも見られるようになった。
^ 『大怪獣ガメラ』における俊夫とペットのミドリガメの「チビ」とガメラの描写と類似している。『小さき勇者たち?ガメラ?』でもこれを踏襲したプロット上の特徴が見られる。1932年の小説である『キング・コング』におけるアン・ダロウとペットの猿のイグナチオとキングコングとの対比性が指摘されている[15]
^ 後年の平成ガメラの世界には、カメに相当する生物が恐竜と共に絶滅したという設定になっている。
^ 第5作では、鉄棒の二段跳びという芸当を見せている。
^ または「火焔噴射」[80]
^ a b 特技監督の樋口は『スクリーン』誌のインタビューの際、「この世界には、カメという生き物はいない」と語っている[要文献特定詳細情報]。平成三部作に関してはカメという単語は出てこない。
^ 『ガメラ3 邪神覚醒』ではガメラとイリスが京都駅ビルの吹き抜け空間の中で対峙しており、これは怪獣映画史上初の“巨大怪獣による屋内での対決シーン”となった。実際の京都駅ビルの吹き抜け空間の内法は、高さ約50メートル。
^ 宇宙では亜光速。マッハ9で飛ぶとされるイリスに追い付きかけた場面もあった。
^ ただし、体重120トンは、現地球上最大の動物シロナガスクジラ(160-190トン)よりも軽い。
^ 『ガメラ3 邪神覚醒』では、沖ノ鳥島沖の深海に多数のガメラの骨が発見される。この「ガメラの墓場」にある遺骨は、マナを受け止める器にはなれなかった物として“失敗ガメラ”と通称される。
^2』では「ガメラが地球を守るために人類と敵対する可能性」も示唆された。
^ 『平成ガメラパーフェクション』の260頁では「とても文字では表せない最後のたった一発の火球」と表記されている。
^ Moo.念平の漫画作品

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