ガメラ
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バルゴンに凍結されたアスファルトの地面を噴火させて自身も回復し、さらにエネルギー補給のために火山帯に飛来して火山を噴火させている[75]
再生能力
Moo.念平による『ガメラ3 邪神覚醒』のコミカライズ版[注釈 71]では、映画版と異なりイリスの「オーバーブースト・プラズマ」に頭部を直撃され、頭部を一時的に破壊されたが瞬時に再生したかのような描写がされており、映画版における「バニシング・フィスト」の代わりにその炎を取り込んだ「プラズマ火球」または「火炎噴射」を用いてイリスを撃破している[96]
トラウマガメラ

ガメラ3 邪神覚醒』劇中の序盤で、比良坂綾奈の悪夢に出てきたガメラ。

G1のギャオス襲撃の際に両親を亡くしたことでガメラを逆恨みする綾奈の夢の中に登場し、より一層ガメラへの憎悪を増させる要因となった。

スーツはG2ガメラの改修版で、G3の姿に準じて、トサカが大きく、甲羅の側面がとげとげしくなっているほか、眼球は白目のみで皮膚がただれたようになっているなど、まがまがしい容姿となっている。

恐ろしい形相に見えるのは、ガメラの墜落に巻き込まれた両親を「ガメラに殺された」と受け止めた綾奈の憎悪によるものであり、イリスによる精神干渉の影響でもあることが示唆されている(綾奈の海馬体はイリスとの融合未遂後、異常に肥大化している)。

当初は粉塵越しの不鮮明な姿であったが、終盤でイリスに取り込まれた綾奈が見たのは現実のガメラとはまったく違う姿であり、ギャオスとの対比から綾奈に真実を気付かせた。

スーツアクターは同じくG2ガメラを演じ、本作品でイリスを演じた大橋明
新生版のガメラ「小さき勇者たち?ガメラ?」も参照

基本データ
アヴァンガメラ / トト(志摩出現時) / トト(名古屋出現時)

分類カメ類
年齢不明0歳
体高35 m[97][注釈 72]8 m30 m[97]
体長55 m[97][注釈 73]10 m50 m[97]
甲羅長径不明不明29.7 m[97]
甲羅短径不明不明24.7 m[97]
体重1,200 t[97]不明900 t[97]
大気圏内飛行速度不明
水中潜航速度不明
歩幅不明
エネルギー熱エネルギー
武器・技火球
自爆火球
火炎噴射
回転ジェット
生息地火山帯のどこか(推測)

スーツアクターは佐々木俊宜。幼体の撮影には本物のケヅメリクガメが用いられた(一部CG)。

1973年と2006年の個体が登場。前者は「アヴァンガメラ」と呼ばれる。後者は本作品の主役であり、作品内で孵化し、卵を見つけた相沢透によって「トト」と名付けられた。最初は透の手に乗るほどの大きさであったが急速に成長した。なお、体重がこれまでよりも大幅に増加しているが身長や体長は小型化しており[注釈 74]、鳴き声は変更されている。

平成に入って4作目のガメラは昭和ガメラ、平成三部作のガメラとは異なり、33年前(1973年に相当)、オリジナルギャオスの群れに町が襲われるシーンから入る。昭和ガメラのように「人を助けるため自ら怪獣に挑む」という設定になっている[注釈 75]。また、平成三部作のように子供と共感して力を発揮するシーンも見られる。

ガメラとは生物としての名称であるが、本作品ではガメラに「トト」という“名前”がつけられている。ガメラが文明の産物ではなく、子供とガメラの成長物語であるということを強調している点も、以前とは異なる部分である。
身体機構(新生版)
ガメラアイ
[97]
視力30.0[注釈 76]だといわれ、紫外線や赤外線を捉え、暗闇や深海でも見ることができる。
筋肉ヒートマッスル[97][注釈 77]
熱エネルギーによって筋力を増大させる[73]
索敵・交信能力
頭部に脳(正義脳)の他、スピリッツ・クリスタルと呼ばれる勾玉状の器官を眉間の奥に持ち、人間とのテレパシーを行ったり、人間の言葉を理解したり、悪の怪獣の出現を察知する能力を持つ。その際、赤い石が共鳴して発光する[97][73][注釈 78]
ガメラファング・ガメラクロー[97][73]
牙と爪。格闘戦で威力を発揮する。成長途中のトトは威力を発揮できない。
DNA
『ガメラ2006 HARDLINK』にて、アヴァンガメラのDNAはギャオスのDNAを死滅させる効果が確認されている。
身体能力
小説では、昭和版のようにアクロバティックな動きを見せており、ジーダスを倒す際にハープーン舌をつかんで宙返りして、ジーダスの口に火球を命中させて倒した。
手足のトゲ
トトの未発達の手足のトゲは、乳歯の下の永久歯のように、体内に隠されている[97][73]
高密度骨格
頑丈で軽量な骨は、未知の構成物で成る[97][73]
炎紋章
アヴァンガメラとトトの腹部には「炎」のように見える「.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}炎紋章(エンブレム)」が存在し、後述の「トトインパクト」や自爆の際に赤い石と同様に赤く発光する[38]


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