通番題名公開日 通番題名公開日 通番題名公開日
第1作大怪獣ガメラ1965年11月27日
第2作大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン1966年4月17日
第3作大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス1967年3月15日
第4作ガメラ対宇宙怪獣バイラス1968年3月20日
第5作ガメラ対大悪獣ギロン1969年3月21日
第6作ガメラ対大魔獣ジャイガー1970年3月21日
第7作ガメラ対深海怪獣ジグラ1971年7月17日
第8作宇宙怪獣ガメラ1980年3月20日
平成三部作
第1作ガメラ 大怪獣空中決戦1995年3月11日
第2作ガメラ2 レギオン襲来1996年7月13日
第3作ガメラ3 邪神覚醒1999年3月6日
新生版
第1作小さき勇者たち?ガメラ?2006年4月29日
ガメラ3関連作品
2000年 『GAMERA1999』
『新世紀エヴァンゲリオン』を監督した庵野秀明による、『ガメラ3』のメイキング。内容の中立性について物議を醸した。
『駕瞑羅4 真実』
落語家の林家しん平が自主制作した後日談。料金授受を行わないなどの条件の下で大映からも承認されている。また、この作品には平成ガメラシリーズで大迫力を演じた螢雪次朗が同役で出演している。
生誕50周年記念映像
2015年 「ガメラ」生誕50周年記念映像『GAMERA』(監督:石井克人 / 出演:宮藤官九郎、高橋琉晟
映像にはガメラとギャオスのほか、もう1体の怪獣の存在が確認できる。この怪獣は、ガメラがギャオスの大群を焼き払ってから10年後、東京に現れてしなやかな巨体で這うようにして町を破壊していくだけでなく、離れた位置に建つビルを脚部とは別に背部から伸びる1対の腕から放つ不可視の衝撃波(放つ際には腕の先端が一瞬輝く)で球状にくり貫く破壊も行っている。
ニューヨーク・コミコン2015での初公開後は世界で話題となっており、50周年記念特設サイトも開設されている。2014年秋にKADOKAWAの井上伸一郎やプロデューサーの菊池剛に依頼され、「これは大変そうだと思いつつも、こんな機会はめったにあるものじゃない」と引き受けた石井は、井上の用意したプロットではなくゴジラシリーズなどで実績を持つ都築雄二と相談して独自に作ったプロットを元に、ガメラとギャオスのほか、もう1体の怪獣のデザイン案も描いた。怪獣はすべてCGで表現されているが、石井としては「イリスと似ちゃうかもしれないという危惧もあって、けっこう悩みました」という[111]。
約4分強の内容の制作は、長編映画と同様の段取りに絵コンテやプレビズなど、より細かな作業を経てアニメに近いものとなった。CG制作のメインにオムニバス・ジャパンを推薦した都築は、CGチームにとって面倒な作業である、厳密にパースを合わせたレイアウトの作成にこだわった。