ガメラ
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その際、赤い石が共鳴して発光する[96][73][注釈 76]
ガメラファング・ガメラクロー[96][73]
牙と爪。格闘戦で威力を発揮する。成長途中のトトは威力を発揮できない。
DNA
『ガメラ2006 HARDLINK』にて、アヴァンガメラのDNAはギャオスのDNAを死滅させる効果が確認されている。
身体能力
小説では、昭和版のようにアクロバティックな動きを見せており、ジーダスを倒す際にハープーン舌をつかんで宙返りして、ジーダスの口に火球を命中させて倒した。
手足のトゲ
トトの未発達の手足のトゲは、乳歯の下の永久歯のように、体内に隠されている[96][73]
高密度骨格
頑丈で軽量な骨は、未知の構成物で成る[96][73]
炎紋章
アヴァンガメラとトトの腹部には「炎」のように見える「.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}炎紋章(エンブレム)」が存在し、後述の「トトインパクト」や自爆の際に赤い石と同様に赤く発光する[38]
能力(新生版)
火球・火炎噴射
アヴァンガメラ・トト共に使用している。子亀や10メートル級のトトは予告編・本編共に予告編・本編共に火炎を単発噴射していて、小説版の一つでは火炎噴射とされている
[76]。それ以外は、通常色の火炎に朱色の火炎が混ざった火球を発射する。アヴァンガメラの火球は煙の尾を、トトのトトインパクトは光のような尾を引く。『ガメラ2006 HARDLINK』では、アヴァンガメラは4発の火球を全弾ギャオスに命中させている。
飛行
この作品ではアヴァンガメラは一切飛行しておらず[注釈 77]、トトも幼体時の空中浮遊や、回転ジェット飛行は見せても、尾と後ろ足だけを収納したジェット噴射飛行形態は披露していない。なお、トトの回転ジェットは飛行機雲のような尾を引く。子亀のトトは、四肢や首をひっこめず空気のようなものを噴射して浮遊していた。なお、作中では見せていないが後ろ足からのジェット噴射だけでも飛行が可能とされる[73]
自爆
アヴァンガメラが最後の手段として使用した。全身が朱色に発光し、虹彩に火炎状の光沢が宿り、体内の全エネルギーを放出して強烈な発光と共に爆発する[38]。オリジナルギャオスを全滅させただけでなく、波切の大王崎の半島を分断する破壊力を持ち、その後周辺では「緋色の真珠」が取れ、名産品となって被災地の復興に貢献した。この真珠は、爆散したガメラのエネルギーの固形体と推測されていた。『ガメラ2006 HARDLINK』では、アヴァンガメラが自爆した後に10万人を10年間動員する大規模な調査が行われたが、ガメラの痕跡は細胞や肉片一つすら発見されなかったとされている。
トトインパクト
トトがジーダスを倒す際に使用した火球[注釈 78]。自爆と同様、腹部の炎紋章の発光から始まったため、人類には自爆の兆候と誤解された。その後全身が発光し赤熱化し[注釈 79]、朱色の火球を発射した。
『GAMERA』のガメラ

基本データ
体高65-70 m
[99][注釈 80]
武器・能力火炎噴射
飛行

ガメラ生誕50周年記念でKADOKAWAが制作したプロモーション作品のガメラ。オールCGで表現されている。

前作同様、全体的に茶色い体色をしている。歴代よりも前傾姿勢が強く、甲羅も図体に比べて大きく、甲羅から血液が流出したような跡があり、煙が上がっている[注釈 81]。上顎よりも分厚い下顎を持ち、尖った鼻先と黄金色の小さな目を持つ。2023年に発売された書籍『平成ガメラ造型写真集』にて正式にモデルが公開されたが、実際の映像作品とは異なりより昭和・平成三部作に近い黒っぽい体色にリペイントされている[58]

東京に襲来したギャオスの群れに立ち向かい、全滅させるが、その10年後に現れた新たな敵に対し、再び現れて立ち向かう。
能力(GAMERA)
火炎噴射
火山の噴火のような爆炎を噴射する。昭和のガメラとは異なり、空気を大量に吸い込んでチャージする描写がある
[注釈 82]。小型とはいえ遠方のギャオスの大群を一瞬で殲滅(せんめつ)する火力と射程と範囲があり、被弾したギャオスの体が沸騰・破裂したり、前方の市街地そのものが消滅している。
飛行
ニューヨーク・コミコン限定のTシャツにラフスケッチが掲載。四肢を引っ込めた状態で頭部は出し、甲羅から「ブースター」を噴射している。
『GAMERA -Rebirth-』のガメラ「GAMERA -Rebirth-」も参照

基本データ
体高60 m[100]
体重800 t[100]
飛行速度マッハ3(高度1万メートル以下)
マッハ6(高度3万メートル以上)
秒速20km(マッハ58以上、地球重力圏突破時)[12]
武器・能力火焔弾など
怪力
飛行

概要

他の怪獣と同様に、超古代文明が戦争と人口の調節装置として生み出した。そのため、他の怪獣とはプラズマや電磁波や重力の生成や「シールド」の使用など共通する能力や身体機構を有しており、ギャオスとジグラ、ジャイガーとバルゴンが同系統であるのと同様に、ガメラもギロンなどと系統を共有している[注釈 83][12]

全体的に大柄な体躯をしている。昭和作品のガメラと同じ身長だが体重は10倍に増加しており、『小さき勇者たち?ガメラ?』のガメラに近い体重設定である[注釈 84]

尖った鼻先や甲羅の形状などの細部は2015年の50周年記念映像のガメラに類似しているが、全体的な体色や首元の装甲、大型化した手足などの変更点も少なくない[注釈 85][58]。また、『小さき勇者たち?ガメラ?』のガメラと同じく腹部が発光することが示唆されているが、こちらでは緑色になっている。体色は平成3部作以来となる黒を基調としたものになっている。目は平成3部作や『小さき勇者たち?ガメラ?』と同様に緑色であるが、これまでよりもより鮮明な色彩を持つ[注釈 86]。全身に装甲状の鱗を持つ[12]

体内の「オリリウム」の反応炉で発生させたプラズマエネルギーを全身に循環させる。その際、プラズマが甲羅を中心に体内で円を描いて流れている[12]

戦闘時や飛行時などに胸元周辺などが青色や緑色に帯電する[注釈 87]
能力(GAMERA -Rebirth-)
火焔弾
[102](Magma Blaster)
口からプラズマエネルギーとパルス放電を併用し、粘性のある強力なプラズマ火球である「火焔弾」を発射する[12][102]。高速回転するマグマ状のコアを持ち、パルス放電は特定の波長を持つため、敵の怪獣の「シールド」を中和・貫通し、小型の怪獣であれば直撃しなくても超高温とパルス放電によって死亡する[12][74]。着弾点に衝撃波が発生し、ジャイガーが余波で転倒している。火球の発射時には目の周囲や首筋から火炎の発光が見え[注釈 88]、攻撃をチャージする段階で胸元が帯電する[注釈 89]
燼滅手(Vanishing Fist)
前腕を超高熱に加熱して触れる敵を攻撃・焼却する近接技[注釈 90]。ジャイガーが体表から発する耐熱性の粘液を突破するために使われた[12]。小説版では、胸部から発生した電撃が腕へと伝わり、大量の水蒸気と共に技が発動するとされている[74]
電磁衝撃波
胸部に電撃を発生させ、電磁パルスを伴う衝撃波として発射する[74]。人類のミサイルを無力化してレーダーを攪乱したり、ジグラのエコーロケーションを混乱・ダメージを与え、エスギャオスに対しても使用された。
シールド
他の怪獣と同様に、体表に不可視の「シールド」を発生させ、通常兵器の攻撃によるダメージを軽減する[注釈 91][74]に向かった子供たちを追うバイラスとの戦闘では、重力をコントロールしてバイラスの荷電重粒子砲を反射し、後述の「弾丸飛行形態(第二飛行形態)」の状態で体当たりしてバイラスを撃破した[12]
火焔旋撃(Plasma Roller)
ギロンを倒した技であり、回転ジェットの状態で甲羅の先端を刃物状に変形させ、マッハ5で回転して敵を切り裂く[注釈 92]。特定波長のパルス放電によって敵の「シールド」を中和・貫通する[12]


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