ボウフラは、数百種類にわたる魚に捕食されており、もしもボウフラがいなくなると、それらのエサが失われることから、生態系の秩序が乱れ、思いもよらぬ影響が及ぼされることが懸念される。また、トンボ、アリ、クモ、コオロギ、トカゲ、カエルなどにも一定の影響を及ぼすと考えられている[49]。
人道的見地を排斥した視点からは、蚊の駆逐は人口爆発に加勢し、税負担の増加や国家発展の妨げとなる可能性が示唆される[51]。下位分類オオカ亜科 Toxorhynchitinae