カナダにおける副総督は1867年以来、カナダ生まれもしくは長期間カナダ在住であり、(1919年国会で議論になった爵位問題動議以前はその多くが叙勲されていたが)爵位も無関係である。立憲君主を代表する地位にある間は政治的立場は中立である必要があるが、副総督はたびたび元政治家であったり、退位後に政治家に戻ったりするケースがある。副総督の地位を、女性やマイノリティーを重職に就け平等を推進するのに利用する場合がある[4]。
副総督は首相の助言により総督が任命するが、たいていその助言はその州首相と協議の上であり[5][6][7] 、その上で総督の手書きの署名とカナダ国璽
を押印する。2012年に、将来の副総督任命に当たり首相に推挙人を提案する副総督任命諮問委員会が発足した。