英語版Wikipediaでは本商品の製造販売の初年は1909年である。
日本では、岩倉具視(1883年没)がヨーロッパから持ち帰り、明治天皇に献上したという伝説があるが、これは虚説である。
吉田茂や田中角栄が愛飲したことでも知られている[2]。 スペイサイドのクラガンモア蒸留所の原酒がキーモルトとなっている[1][3]。 フルーツのような甘い香りと、まろやかな口当たりが特徴である[3]。ウイスキーはグリンリース兄弟が考案した独特の四角のボトルに入れられ、ボトルの表面には17世紀の陶製ボトルをイメージしたクラックル・パターンというひび割れ模様がデザインされている[1]。 なお、本商品はイギリス国内での販売はなく、100%輸出用に製造が続けられている。 輸出先は日本と南米が占めている。
特徴
ラインナップ
オールドパー シルバー - 日本市場限定商品にして2015年発売(九州地区のみ2014年先行発売)。ノンエイジであるがハイボール等のカクテルで飲まれる事を想定してブレンドされた。
オールドパー 12年
オールドパー クラシック18年 - 2004年発売。冷却濾過によらない伝統的な濾過方法がとられている[4]。
オールドパー スーペリア - 1989年発売。熟成のピークに達した原酒のみが使用されている[4]。
番組提供
ラジオスコープbyオールド・パー TBSラジオ
脚注^ a b c 『世界の名酒事典』2012年版、p.55
^ ⇒[1](2013年2月閲覧)
^ a b 肥土『シングルモルト&ウイスキー大事典』、p.139
^ a b 橋口『ウイスキーの教科書』、p.195
参考文献
肥土伊知郎監修『シングルモルト&ウイスキー大事典』(ナツメ社, 2011年1月)
講談社編『世界の名酒事典』2012年版(講談社, 2011年11月)
橋口孝司『ウイスキーの教科書』(新星出版社, 2009年12月)
関連項目
スコッチ・ウイスキーの銘柄一覧
外部リンク
⇒モエ・ヘネシー・ディアジオによる公式サイト(日本語)