オールスター感謝祭
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2004年秋からはハイビジョン制作、2006年春からは双方向対応番組(→データ放送対応番組[3]。2011年秋からはリアルタイム字幕放送を実施している。

双方向対応で放送していた際は、クイズ成績をTBS側に送る視聴者は送信に使用するデジタル受信機器(デジタルテレビなど)にLAN回線を接続する必要があった。2014年秋以降は通常のデータ放送となりクイズには解答できるが、クイズ成績の送信システムは廃止となっている[注 7]
基本ルール

基本ルールは、前身番組『クイズ!当たって25%』の特番時代から適用されている。

解答方法は、各解答者席に置かれている「キーパッド」と呼ばれる1から6までのボタンとタッチパネル式の液晶画面がついた端末を操作する[3]。また、一部の問題ではタッチパネル式の液晶画面を操作して解答する[3]。キーパッドはクイズを管理するコンピューターに接続され、参加者全員がどの選択肢をどのタイミングで押したかが100分の1秒単位で把握できるようになっており、司会者席ではそれが確認できる[3]

以下のルールでクイズを何度も繰り返し、番組終了時の正解数(正解ポイント)が最も多く、かつ正答の解答タイムのトータルが最も短い人が総合優勝となる[3]。2位以下の成績は正解数の多い順に決まり、同率の場合は正答の解答タイムが短い人が上位になる。なお、1997年の春・秋は正解数ではなく、獲得賞金額でランキングが、2015年秋はルールが大幅に異なっていた為クイズポイントでのランキングが総合成績となった。
ピリオドクイズ(予選)

通常は4択で制限時間5?15秒の間にキーパッドのボタンを押して解答する[3]。また、正解が2つ以上ある問題は全てのボタンを押していないと不正解となる。クイズは数問ごとに分けられ(「Period(ピリオド)」と呼ばれる)[3]、解答者は各ピリオドで最初から何問連続で正解できるかを競う。司会者による「全員Stand up !」の号令で、解答者は全員起立した状態でスタートする。問題に誤答した解答者は失格、正答しても最も遅くボタンを押していた解答者も「予選落ち」として失格となる[3]。失格となった解答者は着席し、そのピリオドの残りの問題の解答権が無くなる。また、「予選落ち」が同タイムで2人以上が並んだ場合はその全員が失格となる。

各ピリオドの最終問題(ラスト問題)の正解者のうち一番早く押した人が、ピリオドチャンピオンとなり賞金を獲得できる[3]。ただし、どこでラスト問題が出題されるかは解答者には伝えられず、解答時間終了と同時に鐘が鳴ることで初めてラスト問題であることがわかるため、各ピリオドで終盤になると、ピリオドチャンピオンを狙う解答者は選択肢を確認せずに解答時間開始前からボタンを連打する。

鐘が鳴る前の問題でも、正解者が1人の場合(2人以上でも「予選落ち」により残りが1人になる場合)は、その問題でピリオドチャンピオンが決定し賞金を獲得できる。正解者が0人となった場合は、「全員復活」として再スタートする。また、賞金をキャリーオーバーとして次のピリオドに持ち越す場合もある。また、問題の正解が誤りであったことが即座に判明した場合・キーパッドの故障(コンピュータのトラブル)による場合などでも「全員復活」となるケースがあった[注 8]

2015年春の放送では、上記の「予選落ち」システムは適用されず、全員が全問題に解答できるシステムであった。

2017年春からは、ピリオドクイズは正解するごとに1問に付き2ポイント、山分けクイズにも正解するごとに配当金に加え1問につき1問分のポイントが付与される。

2020年秋以降は解答者数大幅減少の影響もあり、全問「予選落ち」無しで実施。ピリオドクイズ、イベント企画も正解するごとに一律1問分加算され、総合成績発表の順位も正解した問数で表記された(データ放送と共通)。

尚、2015年秋の放送のみ大幅にルールが異なっていため、ピリオドクイズのシステムは使用されていない。
ボーナスクイズ

2014年秋までピリオドチャンピオン決定後(各ピリオドの最後)に出題されていた問題。ボーナスクイズはチャンピオンだけでなく、不正解・予選落ちによる失格者も含めた出場者全員が解答できる[3]。通常、選択肢は4つ(最大6つ)で並べ替え問題が出される[3]。ボーナスクイズにチャンピオンが正解した場合は、さらにボーナス賞金を獲得でき、チャンピオンが不正解の場合は、その他の正解者全員でボーナス賞金が山分けされる[3](正解者0人の場合は、ボーナス賞金を次のピリオドに持ち越す場合もある)。

2015年春からはボーナスクイズが廃止となった(ただし、後述する『後夜祭』では実施している)。
賞金・賞品
ピリオドごとの賞金

期間ピリオド賞金
開始終了チャンピオンボーナスクイズ合計
1991年秋2008年秋
[注 9]25万円25万円50万円
1997年秋1997年末25万円なし25万円
2009年春2014年春[注 10]15万円15万円30万円
2013年秋20万円[注 11]なし20万円
2014年秋15万円10万円25万円
2015年春2019年秋[注 12]15万円[注 13]なし15万円
2015年秋なしなしなし
2020年秋金一封なし金一封[注 14][6]

また、休憩明けの遅刻対策として、一時期の休憩直後のピリオドは、チャンピオン・ボーナスクイズの賞金が共に通常の倍額に設定されていた。遅刻者は第1問に間に合わないと「タイムオーバーによる無回答」とみなされ回答権を失うため、ボーナスクイズまでは解答できなくなる。

なお、出場者が考案した問題が出される場合、考案者は問題制作料として賞金とは別に3000円を獲得できた。
総合順位による賞品・賞金


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