ゼントラーディ軍の戦艦レベルになると、必ず艦内に設置されており、操作専任のゼントラーディ人が搭乗している。装置の操作自体は知能を限定されているゼントラーディ人でも行えるほど著しく単純化されている。
あまりに超高度な性能のため、一通りのOTMを解読した統合政府、新統合政府でも再現・製造は不可能であり、星間大戦終戦後、残存ゼントラーディ艦艇内に設置されていたり、艦艇から取り外され各シティ単位で管理されていたマイクローン装置は、ゼントラーディの暴動勢力による悪用を恐れ新統合軍が押収するが、市民らの抵抗により押収できなかった装置を強奪したゼントラーディ暴動勢力が使用し、第1次マクロス・シティ防衛戦が勃発することとなる。
戦後まもなくの地球上では巨人サイズでの生活も許可されていたが、二度にわたる巨人による武装蜂起が問題となったことから、2030年以降は巨人の地球上の居住は認められなくなる[7]。各地の移民星、移民船団においても、人々はマイクローンサイズでの生活が基本となっている。しかし例外もあり、マクロス7船団の参謀エキセドル・フォルモは記憶容量の観点から巨人サイズのまま職務に就いており、フロンティア船団では巨人サイズでの生活が許可された地域もある。また、この高度なクローン技術は、星間大戦で全土が焦土と化した地球の復興のために、生き残ったわずかな数の植物、動物、精子、卵子、種子、染色体、ありとあらゆる物質、物体、生命体の複製に活用されるが[8]、のちにクローニングによる遺伝子疾患が増加。2010年から開始された大量クローン計画は2030年をもって終了した[7]。 可変戦闘機やデストロイドに搭載されているマイクロミサイルも、ASS-1の調査によって得られたOTMの産物である。
マイクロミサイル
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』における艦内英語アナウンスでは「ワープ・アウト」という表現が用いられている。
^ 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』では、メルトランディ軍のミリア艦が戦域からの緊急脱出の際に大気圏内でフォールドする場面がある。『マクロス7』第38話「禁断惑星のシビル」でも、マクロス7船団がきわめて危険とされる海上からの直接フォールドを成功させる。
^ 『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』では、2060年にSMSウロボロス支社が開発したYF-30 クロノスが、プロトカルチャー由来の遺跡から産出されるフォールドクォーツを使用して開発されたフォールドディメンショナルレゾナンスシステムを使用することで、フォールド断層突破が可能となる理論は完成を見る。ただし本編で実働した際、ミーナ・フォルテ、シェリル・ノーム、ランカ・リーにより突破可能なエネルギー理論値の99.9%まで到達するもののその先の壁を超えられず、最終的に熱気バサラのサウンドエナジーの助力を得て、100%をはるかに超えるエネルギーを発生させたことでフォールド断層を突破する。
^ 『マクロス ダイナマイト7』第3話など。
出典^ 『マクロスF』第11話「ミッシング・バースデー」。
^ 「テクノロジーシート オーバーテクノロジー」『マクロス・クロニクル No.29』 ウィーヴ、2009年、26頁。
^ 「テクノロジーシート バリアブルファイター VFに対応したエンジンとコクピット」『マクロス・クロニクル No.38』ウィーヴ、2010年、29頁。
^ 「テクノロジーシート 反応兵器」『マクロス・クロニクル No.25』ウィーヴ、2009年、23頁。
^ 「テクノロジーシート バリアブルファイター 開発史 (3) 」『マクロス・クロニクル No.35』ウィーヴ、2009年、26頁。
^ a b 河森正治「空白の2年間」『マクロス・パーフェクト・メモリー』みのり書房、1983年、62頁。
^ a b 「短期集中連載第3回 Dr.チバの、とってもくわしい! マクロス世界史講座」『アニメージュ』1996年1月号、徳間書店、1995年、56頁。
^ 河森正治「空白の2年間」『マクロス・パーフェクト・メモリー』みのり書房、1983年、63頁。
歴
マクロスシリーズ
作品
テレビアニメ
超時空要塞マクロス
7
F
Δ
OVA
Flash Back 2012
II -LOVERS AGAIN-
プラス
ダイナマイト7
ゼロ
娘クリ
アニメ映画
愛・おぼえていますか
プラスMOVIE EDITION
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