オーシャンズ11
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ホテル「ベラージオ」
テリー・ベネディクト(
アンディ・ガルシア
オーシャンが狙う3つの巨大カジノ「ベラージオ」、「ミラージュ」、「MGMグランド」のオーナー(ちなみにどれも実在するカジノホテルである)。表の顔は有能なカジノ経営者。しかし裏の顔は、プライドを潰された時は容赦なく相手を抹殺する、冷酷非道な男。大富豪だが仕事熱心で、社員全員の顔と名前を記憶し、毎日カジノフロアに足を運んで、得意客への挨拶を欠かさない。セキュリティの暗証番号などの内部事情も全て熟知している。スペイン語、イタリア語に堪能で、日本語も勉強中(ソフト版の吹替では「中国語もメキメキと上達中」と台詞が替えられている)。ライナス曰く「ロボットのような男」。
テス(ジュリア・ロバーツ
ベネディクトの現恋人でベラージオ美術館の館長。オーシャンの元妻で、彼の仕事を知って絶縁する。ベネディクトの裏の顔は知らない。
ブルーザー(スコット・L・シュワルツ)
ベネディクトがオーシャンを拷問するためにつれてきた大男のチンピラ。しかしオーシャンとは旧知の仲で作戦に協力する。子沢山で奥さんがまた妊娠している。
ベネディクトの手下の双子(デヴィッド・ソルタグ&ラリー・ソルタグ)
ベネディクトが汚い仕事を行う際に請け負う巨漢の双子。オーシャンの監視と連行を機械的に行う。
その他
バシャーの銀行強盗仲間(スティーヴン・ソダーバーグ)
序盤でバシャーと銀行強盗する一人、手前で眼鏡からゴーグルに掛け替える姿が彼。
ラスティのポーカー教室の生徒役として俳優たちが本人役で出演している(いずれも本人役)。


トファー・グレイス

ホリー・マリー・コームズ

ジョシュア・ジャクソン

バリー・ワトソン

シェーン・ウェスト

キャスト

役名俳優日本語吹替
ソフト版
フジテレビ[5]
ダニー・オーシャンジョージ・クルーニー小山力也磯部勉
ラスティ・ライアンブラッド・ピット細井治堀内賢雄
ライナス・コールドウェルマット・デイモン竹若拓磨桐本琢也
フランク・キャットンバーニー・マック茶風林銀河万丈
バシャー・タードン・チードル大黒和広檀臣幸
バージル・モロイケイシー・アフレック小森創介村治学
ターク・モロイスコット・カーン木下浩之古田信幸
イエンシャオボー・チン小野塚貴志樫井笙人
リヴィングストン・デルエディ・ジェイミソン渡辺穣田原アルノ
ルーベン・ティシュコフエリオット・グールド富田耕生内海賢二
ソール・ブルームカール・ライナー大木民夫富田耕生
テリー・ベネディクトアンディ・ガルシア内田直哉大塚芳忠
テスジュリア・ロバーツ佐々木優子勝生真沙子
ブルーザースコット・L・シュワルツ天田益男木村雅史
ウォルシュマイケル・デラノ長克巳稲葉実
ビリージョー・ラ・デュー岩田安生小島敏彦
シャーメインケリー・アドキンス小池亜希子石津彩
バッキー・ブキャナンリチャード・リード田中正彦
トファー・グレイス奥田啓人
ホリー・マリー・コームズ小池亜希子斎藤恵理
ジョシュア・ジャクソン遠藤純一
バリー・ワトソン桐本琢也
シェーン・ウェスト小森創介竹田雅則
ボクシングの観客アンジー・ディキンソン[6]
ヘンリー・シルヴァ[7]
ベネディクトの手下の双子デヴィッド・ソルタグ
ラリー・ソルタグ木村雅史宝亀克寿
谷昌樹
バーテンダーマーク・ギャント青山穣
ディーラーロリ・ガリンスキー久保田民絵榎本智恵子
技師仲野裕
遠藤純一
監視員竹田雅則


ソフト版その他声の出演者:井上文彦大水忠相演出:清水洋史、翻訳:アンゼたかし、調整:高橋昭雄、プロデューサー:尾谷アイコ/小出春美(ワーナー・ホーム・ビデオ)、編集:オムニバス・ジャパン日本語版制作:ワーナー・ホーム・ビデオ東北新社

フジテレビ版:初回放送2005年1月15日『プレミアムステージ』(21:00-23:19)演出:伊達康将、翻訳:松崎広幸、調整:柳川久子、プロデューサー:中島良明/遠藤恵(フジテレビ)、効果:サウンドボックス日本語版制作:東北新社

製作

2000年1月、ワーナー・ブラザーススティーヴン・ソダーバーグと共に、ジョージ・クルーニーブラッド・ピットジュリア・ロバーツを主演に据えた『オーシャンと十一人の仲間』(1960年)のリメイクの企画を進めていた。ライナス・コールドウェル役にはジョニー・デップ、双子のマロイ兄弟役にはルーク・ウィルソンオーウェン・ウィルソンが候補に挙がっていたが[8]、ウィルソン兄弟は『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』への出演が決まったため、出演を断念した[9]マイク・マイヤーズブルース・ウィリスユアン・マクレガーアラン・アーキンレイフ・ファインズも出演者の候補として挙がっていたが、いずれも辞退した[8][9][10]。映画製作者のジョエルとイーサンのコーエン兄弟が、ウィルソン兄弟の代役として検討されていたが、最終的にソダーバーグはスコット・カーンケイシー・アフレックを起用した。ライナス・コールドウェル役では当初はマーク・ウォールバーグが検討されていたが、リメイクされた『PLANET OF THE APES/猿の惑星』への出演を選んだため、マット・デイモンに置き換えられた[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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