オーク_(架空の生物)
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^ さらに細かい点だが、エピナル=エルフルト語彙集では "orcus   [orc].. trys ? heldeofol"とPheifer (1974), p. 37nにあるが、"trys"の異読みは誤記であろう。
^ "eotenas ond ylfe ond orcneas"。
^ オーク orc という怪物の古英語文学の用例は『ベーオウルフ』。広義での「オーク」の用例は11もあるとするが、語彙集をのぞけば6例であり、他は「容器」という意味で使われ「怪物」の意の例ではない[8]。『ベーオウルフ』でも2か所でorc[as] (「酒杯」と訳、2760, 3047行)がみえる[8]
^ 『ベーオウルフ』のこの箇所では、「カインの裔(すえ)」に含まれる中に、エティン巨人族(「妖怪」と邦訳)、エルフ族(「妖精」と邦訳)、ギガンテス巨人族(「巨人ども」と邦訳)も名を連ねるとしている[10][11]。「エティン」(eotenas)は「ヨートゥン」と同根語なのでありgiantの意味であり[12]、忍足にしろ、別箇所では「巨人」だと訳しているのである:「巨人の..古剣」(eald sweord eotenisc、1557行)[11]
^ 、忍足訳は101行feond on helle を「地獄の悪霊」、102行grimma gaestを「荒ぶる悪霊」と訳し(いずれもグレンデルについてことの事)とし、112行の当該箇所のカインの末裔の一分族 orc-neasもあえて同じ「悪霊」だとしている。よってグレンデルを「オーク=ナス」族とみなした解釈と取らざるを得ない。英訳では原語の表現が異なるものをそのような同じ訳語では統一していない(fiend, spirit, monster)[10]
^ すなわち「ハーデス」は「死者の国」も指すので、オークも同様に「地獄」と解釈できるのではないかということであろう。
^ クレオパトラ写本の第69葉裏。当該箇所は上図の画像参照。
^ 例えば大プリニウスの著書『博物誌』にorcaについて記述1。さらに蛇足だが『プリニウス (漫画)』では、クラウディウス帝みずからがシャチを仕留める場面が描かれる。
^ この第一義の用例としては、マイケル・ドレイトンの叙事詩『ポリオルビオン』や、ミルトンの叙事詩『失楽園』が挙げられている[25]
^ 『オックスフォード英語辞典』の"orc"の項では見落とされているが、他の語の項には『狂えるオルランド』の旧訳"1591 Harington Orl. Fur."の用例が挙げられている。
^ 「オークスルス..」は「オーク、巨人(スルス)」"と別の稿本では読ませる。よってorctyrs odde heldeofol〔ママ〕と引用されているが、フランク女史は辞書がここで引用する古英語のうちone is wrongとしているので[29]、おそらくはorctyrsとつなげて複合語に読むのは誤読なのだろう。
^ 『オックスフォード英語辞典』では、第二義の語源についてはさらに同辞書の".mw-parser-output span.smallcaps{font-variant:small-caps}.mw-parser-output span.smallcaps-smaller{font-size:85%}ogre"の項も見よとしており、それによれば英語の ogre は、フランス語経由で移入したが、童話作家のシャルル・ペローはフランス語系 ogre をイタリア語の異型*orgo(*は「復元された」とか「仮説上の遡語」の意)より転用したのではないか、とする[31](標準イタリア語は orco )。
^ イタリア出身者ルッジェーロは、イタリアの名士エスティ家の祖という設定で、イタリア系の作家によりシャルルマーニュ伝説に加えられれたキャラクターである。
^ 原文の直訳。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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