オークランド_(カリフォルニア州)
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1991年10月21日、数日前に発生した小規模な山火事が強風と乾燥のためにオークランドの市街地まで燃え広がり、町は火の海と化した。死者25人、焼失家屋およそ3,000棟という大きな被害をもたらし、これは1901年にシカゴで発生した大火、1906年にサンフランシスコで発生したサンフランシスコ地震にも匹敵する。この一連の災害はオークランドヒルズ火災(Oakland Hills Fire)と呼ばれている。

ニュージーランド最大の都市であるオークランド(Auckland)と当市とは、現地語である英語アメリカ英語ニュージーランド英語とも)においては綴りも発音も異なるが(参照:オークランド (曖昧さ回避))、日本語では片仮名表記も発音も区別がない。そのため、日本では両市を区別するため、当市を「USオークランド」、ニュージーランドのそれを「NZオークランド」と表記する場合がある。
地理

サンフランシスコの対岸13kmに位置し、北はバークレーと接している。

市の中心部にはメリット湖があり、63haの広さの公園となっている。湖の西側には高層ビルなどのオフィス街やチャイナタウンなどが広がっている。

座標:北緯37度47分43秒、西経122度13分41秒 (37.795227, -122.228111)[5]

面積:202.4 km2

陸地:145.2 km2

水地域:57.2 km2:28.28%

出典:アメリカ合衆国統計局
特色

オークランドのチャイナタウンは同州でも特に有名であり、対岸のサンフランシスコのチャイナタウンと区別するため"Oakland Chinatown"と呼ばれることが多い。かつてチャイナタウンの中に日本人街も存在した。現在でも王府仏教会など当時の名残がある。
人口動勢

City of Oakland
Population by year
[6][7]
1880年: 34,5551950年: 384,575
1890年: 48,6821960年: 367,548
1900年: 66,9601970年: 361,561
1910年: 150,1741980年: 339,337
1920年: 216,2611990年: 372,242
1930年: 284,0632000年: 399,484
1940年: 302,1632010年: 390,724

2000年の国勢調査[8]

人口:399,484人

人口密度:2,751.4/km2
1,084.8/km2の平均的な密度に157,508軒の住宅が建っている。

人種構成:白人31.29%、アフリカン・アメリカン35.66%、先住民0.66%、アジア15.23%、太平洋諸島系0.50%、その他の人種11.66%、及び混血4.98%である。人口の21.89%はヒスパニックまたはラテン系である。
オークランドはカリフォルニア州のなかでもロングビーチと並びとりわけ人種の混成率が高い。アフリカ系アメリカ人、アジア系(中国人韓国人台湾人日系人ベトナム人など)、白人、メキシコ系アメリカ人(チカーノ)などである。

18歳未満の未成年:25.0%、

18歳以上24歳以下:9.7%、

25歳以上44歳以下:34.0%

45歳以上64歳以下:20.9%

65歳以上:10.5%

中央値年齢:33歳

男女比率: 女性100人:男性93.2人

男女比率(18歳以上):女性100人:男性90.2人



平均世帯収入:40,055米ドル

平均家族収入:44,384米ドル

平均男性収入:37,433米ドル

平均女性収入:35,088米ドル

一人当たり収入:21,936米ドル


貧困率
人口の19.4%及び家族の16.2%は貧困線以下全人口の18歳未満の27.9%及び65歳以上の13.1%は貧困線以下


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