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2009年にウィキペディアで13万人を対象に行われたアンケート調査では、投稿者の75%が30歳以下、そして投稿者の87%が男性であった[37][38][39]
資金源[ソースを編集]

運営資金の源はサイトにより様々である。購読型のモデルで運営されているサイトは購読料収入がある。広告の掲載されているサイトには広告料収入がある。また内容と関連する企業・団体がスポンサーとして付く場合もある。一定の公益性のあるサイトであれば、寄付や、各種財団・大学・政府機関などからのグラントが資金源となり得る。

資金内容の公開状況はサイトによってマチマチである。以下、期間やデータは統一されたものでないが、各プロジェクトで公表されている予算関連のデータをいくつか挙げる。

ウィキペディア - 2010年度予算(1年間) 収入および支出 2040万ドル(主に寄付)[46]

スタンフォード哲学百科事典 - サイト設立の1995年から10年間で計約200万ドルのグラントを取得。2007年から先3年間で、様々な図書館からの資金提供で300万ドル、個々人の寄付金で112万5000ドル、合計412万5000ドルを集める予定(2009年12月時点で75%達成済み)[40][47]

Citizendium - 2011年2月度予算(1か月間) 収入48ドル(寄付)、支出 320ドル(サーバーホスティング)[48][49]

Encyclopedia of Life - 2008年の設立から10年以内に地球上の動植物180万種 全てについての記事を完成させることを目指すプロジェクト[50]。全体で必要な予算は計1億1050万ドル程と見積もられている[51]。この内、2007年5月時点でマッカーサー基金が1000万ドル、スローン財団が250万ドル、計1250万ドルの補助金を提供する事をすでに決定している[52]

ブリタニカ - 18世紀半ばに創刊した同百科事典は、1989年には書籍版の売り上げが年間6億5000万ドルあった。その後CD-ROM化とオンライン化の波の中でマイクロソフト社のエンカルタに押され経営危機に陥り、1996年にスイスの投資会社ジェイコブ・サフラ財団に売却された。オンライン版は1994年に有料サービスとしてスタート。1999年に全面無料化するも、2001年には再び有料に戻す。2009年には読者による編集を可能にするなど、経営方法の模索が続いている[15][53]

主なインターネット百科事典[ソースを編集]詳細は「en:List of online encyclopedias」を参照

原則として、無料で全情報を検索・閲覧可能であるものを列記する。

※ 開始順

名称開始運営者言語ソース
ATOMICA1996年10月2日
(インターネット版)日本原子力研究開発機構 (JAEA)日本語専門家に執筆を依頼
ウィキペディア2001年1月15日ウィキメディア財団多言語参加型(資格不要)
EnCyber2003年NHN株式会社 → NAVER韓国語斗山世界大百科事典
コロンビア電子百科事典2004年コロンビア大学英語コロンビア百科事典
Answers.com2005年1月Answers Corporation他のウェブサイト
(終了)chakuwiki2005年3月9日谷口一刀日本語参加型(資格不要)
アンサイクロペディア2005年12月2日ジョナサン・ホアンと協力者ら多言語参加型(資格不要)
Weblio2005年12月12日GRASグループ株式会社日本語他のウェブサイト
百度百科2006年4月20日百度公司中国語参加型
ユアペディア2007年4月4日Beyond(吉本敏洋)とスタッフ日本語参加型(資格不要)
ニコニコ大百科2008年5月12日株式会社ドワンゴ参加型(ニコニコ動画プレミアム会員)
はてなキーワード→はてなブログ タグ2008年9月1日株式会社はてな参加型(はてなダイアリー市民)(2018年10月中旬より編集休止)
(終了)Yahoo!百科事典ベータ版)2008年11月26日ヤフー株式会社日本大百科全書(ニッポニカ)
コトバンク2009年4月23日朝日新聞講談社小学館朝日新聞出版ECナビ → VOYAGE GROUPマイペディア知恵蔵デジタル大辞泉など
ピクシブ百科事典2009年11月10日ピクシブ株式会社参加型(pixiv会員)
萌娘百科2010年10月15日深?御坂網絡科技有限公司中国語参加型(登録ユーザー)

未整理[ソースを編集]

中国大百科全書 - 中国語で専門家により編集された項目が無料でオンライン上に提供されている。

ジャパンナレッジ - 有料で日本語の情報を提供しているオンライン百科事典。

脚注[ソースを編集][脚注の使い方]^ a b .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}Sanger, Lawrence M. (2006). ⇒"The Future of Free Information" (PDF). Digital Universe Journal.


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