オンライン百科事典
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対象分野などの細かい規定は無く 基本的な理念は「楽しくて迷惑をかけないならOK」[22][23][24]

小学館日本大百科全書』のコンテンツを収録したYahoo!百科事典がサービス開始[5]


2009年

朝日新聞社ら 複数の辞書・事典を表示する事典サイト コトバンクを開始[25]

ウルフラム・リサーチ社 データベースと計算に基づき情報を返す質問応答システム Wolfram Alpha を公開[26][27][28]

世界で最もアクセス数の多いサイト(Alexaデイリーランキング)の第6位にウィキペディアがランクイン[7]


2013年 Yahoo!百科事典がサービス終了[6]

特徴[ソースを編集]

インターネット百科事典には、旧来の書籍型の百科事典と比べていくつかの違いがある。例えば、挙げられる利点として次のようものがある[29][30][31][15]

まずデジタルであることの利点として、テキスト検索が行える事、保存に必要な物理的スペースが書籍に比べて小さいこと、技術の進歩に合わせて動画やプログラムなど新しい情報の提示方法を取り込んでいける事、などがある。またインターネットを使用していることから来る利点として、改訂スピードの早さ、製作コストの低さ、ネット環境さえあればどこからでもアクセスできる利便性、ページ数という制約からの解放、ウェブ上の他の情報リソースに直接リンクできること、などがある。

問題点としては、上記の利点の裏返しであるが、次のような点がある。完成した項目から公開されていくため、事典全体としては歯抜け、つまり未完成の状態となりやすいこと。ネットにアクセスできない環境で利用しにくいこと、パソコンの状態の不調などの技術的な理由で使えなくなる場合があること、購入した書籍の百科事典と違い運営元が破綻すると閲覧できなくなってしまうこと、過去版を保存していないサイトでは引用や参照がおかしくなる場合があること、などがある。またウィキペディアのような誰もが執筆できるプロジェクトではその情報の質・信頼性がしばしば問題となる[32][33][34]。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important}

インターネット百科事典のデータはサーバーに保存される(上図)。そこからインターネットを通じて世界中に配信される。改訂はサーバ上のデータの書き換えのみで済み、製本・配本コスト等が不要となる。これはウィキペディアのデータが保存されたサーバーの例。

インターネット百科事典には物理的なページ数の制約がない。これは英語版ウィキペディアの内容を紙に印刷した場合のスペースの試算例(2010年8月時点)。書籍として個人で所有するのが難しい程の情報量でもデジタル形式であれば提供できるという例。

種類[ソースを編集]

インターネット百科事典には、使用している言語から、取り扱っている主題、運営方法まで様々なものがある。以下、いくつかの基本的な属性を列挙する。
オープンアクセス/購読[ソースを編集]

ウィキペディアやコロンビア百科事典、スカラーペディアなどは、インターネット経由で誰もが無料で閲覧できるスタイルを採用している。これはオープンアクセスモデルなどと言われる[35]

一方で、ブリタニカ・オンラインラウトレッジ哲学百科事典などは、一定期間ごとに決められた金額を支払った者のみが全文を閲覧できる、購読型のモデルを採用している。

この場合、個人で料金を支払う方法を個人購読 (Personal Subscription)、大学図書館や研究所などが組織単位で料金を支払う契約方法を機関購読 (Institutional Subscription) と言う。機関購読で契約した場合、特定のIPアドレスからのアクセスに対して閲覧を許可する、といった方法が取られる。
ライセンス[ソースを編集]

百科事典の内容を再利用できるかどうかで、サイトごとに様々な違いがある。各国の著作権法や条約で定められているすべての権利を主張する All rights reserved の状態で公開されているものと、クリエイティブ・コモンズGNU Free Documentation License (GFDL) といった再利用可能なライセンスの元で公開されているものがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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