オリンピック
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その一つに参加選手数を夏季大会では約1万500人に抑えるポリシーがある(競技数28の現行上限を撤廃して種目数は約310に)[11][12]。1984年のロサンゼルスが6,829人(221種目)だったが、2008年の北京では10,942人(302種目)まで増大していた。他にも、開催候補地の負担を減らすこと[13]や、八百長防止と反ドーピング活動のための資金提供を行うことなどが、盛り込まれた[14]
開催都市「オリンピックの開催地選考」も参照夏季大会の開催(予定)状況
都市(開催年、●は位置と回数:黒色は1回開催、橙色は2回開催、赤色は3回以上開催)但し、開催予定を含む。
国別(緑色は1回開催、青色は2回以上開催)。冬季大会の開催状況
夏季の説明を参照のこと。

開催都市の多くが北半球の都市である。南半球では冬季大会の開催が1度もなく、夏季大会も1956年メルボルンオリンピック2000年シドニーオリンピック2016年リオデジャネイロオリンピックの3大会のみである(2032年にブリスベンオリンピックが開催される予定)。また、これまでアフリカや、東アジアを除くアジアで開催されたことはない。

開催を行うに際しては、各国・地域でオリンピックの開催を希望する自治体からの審査・ヒヤリングを各国・地域オリンピック委員会が行い、まずその国・地域内でのオリンピック開催候補地1箇所を選ぶ。その候補地を国際オリンピック委員会に推薦し正式に立候補を行い、国際オリンピック委員会総会において、委員会理事による投票で過半数を得ることが必要である。ただし投票の過半数を満たしていない場合、その回の投票における最下位の候補地を次の投票から除外する仕組みで繰り返し過半数が出るまで投票を繰り返す(最終的に2箇所になったところで決選投票となる)。
開催都市一覧

参考:“Olympic Games” (registration required). Encyclopadia Britannica. 2009年4月2日閲覧。

開催都市一覧(濃い色の背景は中止になった大会)開催年夏季オリンピック冬季オリンピック脚注
オリンピアード
回開催国写真オリンピアード
次開催国写真
1896I アテネギリシャ  
1900II パリフランス
1904III セントルイスアメリカ[注 3]
1906III アテネ(ギリシャ)[注 4]
1908IV ローマイタリア)→
ロンドンイギリス) 
1912V ストックホルムスウェーデン
1916VI ベルリンドイツ[注 5]
1920VII アントワープベルギー) 
1924VIII パリ(フランス)

I シャモニー=モン=ブラン(フランス)
1928IX アムステルダムオランダII サンモリッツスイス
1932X ロサンゼルス(アメリカ)

III レークプラシッド(アメリカ)
1936XI ベルリン(ドイツIV ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)
1940XII 東京日本)→
ヘルシンキフィンランドV 札幌(日本)→
サンモリッツ(スイス)→
ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)[注 6]
1944XIII ロンドン(イギリスV コルティーナ・ダンペッツォ(イタリア)[注 7]
1948XIV ロンドン(イギリス)V サンモリッツ(スイス) 
1952XV ヘルシンキ(フィンランド)

VI オスロノルウェー
1956XVI メルボルンオーストラリア


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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