オリエンタルラジオ
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生放送中に掴み合いの喧嘩をする回は、後に伝説回とされ、爆笑問題[8]オードリー[9]ハライチ[10]から度々に話題に出されることがある。しかしそれから3年で『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)以外の全ての全国ネット地上波レギュラー番組を失う[7]。その後はコンビ2人で1年間かけて山林を開墾し農業に挑むといった体を張った企画にもチャレンジするものの、企画がほとんどオンエアされない (1年ロケをしてオンエアされたのは2時間程度) など不遇の時代を迎える[7]。その間コンビとしての出演以外にそれぞれ単独で出演していく中で中田が "オタク・インテリ" キャラ、藤森が "チャラ男" キャラを確立、2011年に再ブレイクを果たした。2015年には後輩である8.6秒バズーカーのネタを完コピしたことが話題となり、2016年には後述するRADIO FISH名義での楽曲「PERFECT HUMAN」でブレイクし、目標として掲げていた『第67回NHK紅白歌合戦』への出場を果たした[11]

2014年より中田の実弟であるFISHBOYらと共にダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHを結成し、以降ネタ番組やライブでは主にRADIO FISHとしてのパフォーマンスを披露している。

2020年1月27日、公式YouTubeチャンネルを開設[12]。同年12月28日、吉本興業を同月末をもって退所することを発表し[13][14]、YouTubeにて会見を行った[15]

2021年3月に中田が家族でシンガポールへ移住して以降、コンビでの活動が少なくなっていたが、2022年7月2日放送の『THE MUSIC DAY 2022』(日本テレビ)にオリエンタルラジオ率いるRADIO FISHが出演し、久しぶりにテレビで共演を果たす[16]。その後、同年11月19日よりYouTube番組『オリラジアカデミー』の配信を開始し[17] 、2023年1月8日放送の『サンデージャポン』(TBS)にコンビとして約2年ぶりにテレビに出演する[18]など、再びコンビでの活動を増やしている。

2023年9月9日、ナイツ塙宣之YouTubeチャンネルにて漫才協会に所属することを表明[19]

2025年、デビュー20周年とRADIO FISHのデビュー10周年を迎えるにあたり、日本武道館にてワンマンライブを開催予定[20]
芸風2007年4月

コンビのネタとしては前述の「武勇伝」ネタが有名だが、通常の掛け合い漫才やコントも行う。
「武勇伝」ネタ

コンビの代名詞とも言えるネタ。全身を使った軽快なジェスチャーを交えつつテンポよく七五調でしゃべり、中田が話す「武勇伝」に藤森が合いの手で茶々を入れたりオチを言ったりして笑いを取る。いわゆる「リズム芸」に分類される芸風である。最初のM-1は「武勇伝」で出場し、準決勝まで勝ちあがった。

2015年に笑点に出演した際は、他の出演者が演目に「漫才」や「コント」と書かれている中、演目「武勇伝」と書かれていた。

ネタはまず2人が振り付けをしながら「デンデンデンデデンデデンデンデン、デンデンデンデデンデデンデンデン、デン、デン、デンッ!」とリズムに乗りながら登場。その後定位置につき、中田は両手を挙げ、藤森はいわゆる「ライダーポーズ」のようなポーズをとる。中田が「オゾン層は俺が守る!」など一言叫んで宣言した後、藤森が「あっちゃんカッコイイ!」と中田を指差す。そして2人で「デンッ!」と言ったあとに中田が腕を組み、藤森「オリエンタルラジオです」→中田「お願いします」→藤森「あっちゃんいつものやったげて!」→中田「おう、聞きたいか俺の武勇伝!」→藤森「その凄い武勇伝ってのを言ったげて!」→中田「俺の伝説ベストテン!」→藤森「レッツゴー!」とリズムに乗って掛け合い、リズムネタを始める。

リズムネタの部分は、中田の語る「武勇伝」に対して藤森がその後のオチを語っていく (例: 中田「手品で100万円を消す」→藤森「すごい!出し方忘れて大損害!」)。一つ「武勇伝」とオチを言うごとに2人で「武勇伝、武勇伝!武勇デンデンデデンデン!」と言い、藤森が「レッツゴー!」と言ったあとに次のネタに入る。

リズムネタを3つほど続けると、藤森の「レッツゴー!」に代わり中田の「カッキーン!」というセリフに続いて掛け合いが始まる。まず藤森が「すごいよ?、あっちゃん凄すぎるよー!」などと感心し、中田に何かを提案したり披露したりする。すると中田がそれを止めようとしたり失敗するので藤森が指摘すると、中田が「しゃらくせぇ?!」と言って藤森を殴りあげる (ふりであり、本当には殴らない)。藤森が「何すんだよ!」と怒ると、中田が「男は一度言ったことを貫き通すんだよ!」など名言的なものを述べ、藤森「カッコイイ?!」→中田「カッキーン!」と続け、再びリズムネタに入る。

ネタの終盤は2人が手を振る振り付けをしながら「♪意味は無いけれど、ムシャクシャしたから、○○で××する?、デンデンデデンデン」など2回歌う (藤森が主旋律、中田がハモリ)。その後、中田「カッキーン!」→藤森「あっちゃんカッコイイ!」→中田「レッツゴー!」→2人「デンデンデデンデンデンデデンデン、デンデンデデンデンデンデン… (サイレントで披露)」→中田「カンカカンカ、カンカカッキーン!」→最後にリズムに乗ってひとネタ→藤森「ペケポン!」と言って終了する。
漫才

一時期武勇伝を封印し、掛け合い漫才に尽力していた。2005年及び2007年 - 2009年は『M-1グランプリ』に掛け合い漫才で出場し、いずれも準決勝まで進出を果たしている。また、2007年 - 2008年には掛け合い漫才で『NHK新人演芸大賞』の決勝にも出場している。
コント

中田のキャラで「○○沢」と名のつくキャラクターがよく登場する。中田は色々なキャラを変幻自在に演じるタイプではなく、特定の似た傾向のクセの強いキャラのみを得意とするタイプゆえ、本人はコントはそれほど得意ではないと公言している。
作品メンバー単独での作品はそれぞれ「中田敦彦#作品」「藤森慎吾#作品」を、RADIO FISHとしての作品は「RADIO FISH#ディスコグラフィー」を参照
参加作品

年作品収録備考
2008年YOSHIMOTRANCE feat. オリエンタルラジオYOSHIMOTRANCE
[注 1]
2009年HOME TOWNHOME TOWN 宮城編[注 2]
2010年世直し journey世直し journey
2012年ヤグラジの翔びだせ!ハピクエ☆フレンズ無料配信[注 3]
2017年Twinkle Twinkle 2017配信限定[注 4]

映像作品

発売日タイトル発売元規格品番オリコン
00最高位[22]備考
2008年2月23日十よしもとアール・アンド・シーYRBY-9002944位[注 5]
2008年8月20日才よしもとアール・アンド・シーYRBY-90050128位[注 6]
2010年6月23日オリエンタルラジオ漫才ツアー 我よしもとアール・アンド・シーYRBY-90222230位[注 7]
2011年7月6日VSよしもとアール・アンド・シーYRBN-90211169位[注 8]
2012年8月15日オリエンタルラジオ LIVE 2011
?絶賛、再ブレイク中。オファーお待ちしております?よしもとアール・アンド・シーYRBN-90430205位[注 9]

公式商品

書籍

オリエンタルラジオ1 (2006年4月、
ワニブックス) ISBN 978-4-8470-1657-8

東京R (2007年11月20日、集英社) ISBN 978-4-08-780479-9

ファッション雑誌Seventeen』で連載していたエッセイの単行本。


オリエンタルラジオ×青山裕企 写真集「DOUSEI ?ドウセイ?」(2016年9月2日、KADOKAWA)[23] ISBN 978-4-04-104493-3

その他

オリエンタルラジオステッカー (ステッカーシール、吉本興業)


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