オクラホマ州(オクラホマしゅう、英語: Oklahoma,[?o?kl??ho?m?] ( 音声ファイル);[1] チェロキー語: ?????, ogalahoma;[2] チョクトー語: Oklahumma)[3]は、アメリカ合衆国南中部にある州。州の北はコロラド州とカンザス州に接し、東はミズーリ州とアーカンソー州、西はニューメキシコ州、南はテキサス州に接している。アメリカ合衆国50州の中で面積では第20位、人口では第28位である。漢字表記は俄克拉何馬。
州都および最大都市はオクラホマシティ市であり、タルサ市がそれに続く。
州名はチョクトー族インディアンの言葉でokla と hummaを合わせたものであり、「赤い人々」を意味する[4]。1907年11月16日に元のインディアン準州とオクラホマ準州を合わせて合衆国46番目の州になっており、当初は全米のインディアン部族のほとんどを強制移住させる目的で作られた州である。そのため、他の州に比べ、インディアンの保留地(Reservation)が非常に多い。
オクラホマ州は天然ガス、石油および農業の生産高が高く、また航空機、エネルギー、通信およびバイオテクノロジーに経済の基盤がある[5]。国内でも最大級に経済成長率が高く、一人当たり収入成長率と、州総生産の成長率では国内トップクラスである[6][7]。オクラホマシティ市とタルサ市が州の経済の中心となり、両都市圏に州全体の人口の60%以上が住んでいる[8]。
家庭で話される言語(オクラホマ州) 2010[9]
英語 91.15%
スペイン語 5.89%
人種構成(オクラホマ州) 2010 「オクラホマ」という名前はokla と hummaを合わせたものであり、「赤い人々」を意味する。チョクトー族の酋長アレン・ライトが、インディアン準州の利用に関するアメリカ合衆国政府との条約交渉中の1866年に提案したものである。ライトはアメリカ合衆国インディアン問題監督官が支配する、全てインディアンの州を構想していた。okla hummaという言葉はアメリカインディアン全体を指すときに使われるチョクトー語である。後にオクラホマ準州として事実上の地域の名称となり、この地域が白人開拓者に開放されてから2年後の1890年には公式の名称となった[4][10][11]。
白人 68.7%
ヒスパニック 8.9%
インディアン 8.6%
黒人 7.4%
アジア系 1.7%
混血 5.9%
州名の由来