脚本・プロデューサーを務めたホセ・モリーナによれば、第3シーズンはロンドンが舞台となり、戦争中に死んだと思われていたカーターの兄が実は生きていて悪事に手を染めていることが判明する予定だったという[4]。
キャストとキャラクター
ペギー・カーター
演 - ヘイリー・アトウェル、日本語吹替 - 園崎未恵戦略科学予備軍の一員[2]。スタークが着せられた汚名をそそぐため、ジャーヴィスと協力する。
エドウィン・ジャーヴィス(英語版)
演 - ジェームズ・ダーシー、日本語吹替 - 井上倫宏ハワード・スタークの執事でカーターの盟友[5]。後にハワードの息子のトニー・スターク(アイアンマン)の家庭教師となり、彼の人工知能J.A.R.V.I.S.に影響を与える[6]。
ジャック・トンプソン
演 - チャド・マイケル・マーレイ、日本語吹替 - 近藤隆S.S.R.のエージェント[7]。
ダニエル・スーザ
演 - エンヴェア・ジョカイ、日本語吹替 - 矢崎文也S.S.R.のエージェントでもある退役軍人[7][8]。『エージェント・オブ・シールド』の第7シーズンにも登場している。
ロジャー・ドゥーリー
演 - シェー・ウィガム、日本語吹替 - 石住昭彦カーター、トンプソン、スーザを監督するS.S.R.のチーフ[9]。
ドロシー・アンダーウッド
演 - ブリジット・リーガン、日本語吹替 - 小林沙苗第3話から登場。ペギー宅の隣人で通称ドッティ。ロシアの工作員で、ペギーの住むグリフィスホテルに引っ越してくる。
この他にドミニク・クーパー(吹替:野島裕史)がトニー・スタークの父でS.H.I.E.L.D.の創設メンバーであるハワード・スターク役[10][11]、コスタ・ローニン(英語版)がスタークと共同でアークリアクターを開発したアントン・ヴァンコ(英語版)役を務める[12]。カイル・ボーンハイマーはエージェント・レイ・クレゼミンスキー役[13]、リンジー・フォンセカはペギーの友人となる女優志望者のアンジー・マルティネリ役[14]、ミーガン・フェイはカーターの下宿先の女性役でリカーリング出演する予定である[15]。ブリジット・リーガンはカーターの隣人のドッティ役を務める[16]。スタン・リーは第4話にカメオ出演する予定である[17]。またカーターの夫の登場も検討されている[18]。 2013年9月までにマーベル・テレビジョンはペギー・カーターを題材としたマーベル・ワンショット『エージェント・カーター
製作
2014年5月8日、ABCはシリーズを正式に発注し[23]、その後『Agent Carter』は『エージェント・オブ・シールド』の2014年の最後の回から2015年の最初の回の間に放送され、初回は2015年1月6日であることが明かされた[24][25]。5月末、アトウェルはシリーズが8話構成であると述べた[26]。エグゼクティブプロデューサーにはバターズ、ファゼカス、マーカス、マクフィーリー、クリス・ディンゲス、ケヴィン・フェイグ、ルイス・デスポジート、アラン・ファイン(英語版)、ジョー・カザーダ、スタン・リー、ジェフ・ローブが名を連ねた[3]。2014年7月、撮影は9月開始と予想されたが[27]、実際は10月初頭に始まり[28]、第1話のフッテージは2014年10月10日にニューヨーク・コミックコンで上映され[28]、後に11月のABCの1時間のテレビスペシャル『Marvel 75 Years: From Pulp to Pop!』でも放送された[29]。