エレバス山
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現在活動中の火口のすぐ横には活動を終えた旧火口が複数存在する[1]
極寒の地の火山としての特徴

氷洞 エレバス山には火山の地熱によって氷が溶けることによって形成された氷洞が存在する
[1]。有名なものとしてはウォーレン氷洞・ハット氷洞などがあり、観測の対象となっている[1]

氷塔 地表の噴気孔の上に形成される。噴出する水蒸気を含んだ噴気は、外気に触れて瞬時に凝結・凝固する[1]。それを繰り返して塔が形成され、大きなものは高さ10mを超える[1]

頂上は夏でも‐40℃となり、厳重な装備をしていても活動が制限される[1]

特記事項

1979年11月28日ニュージーランド航空が南極観光を目的に運用していたマクドネル・ダグラス DC-10 がエレバス山腹に衝突し、乗員乗客 257 名全員が死亡した。事故現場にはこれを追悼してステンレス製の十字架が立てられ、南極史跡記念物に指定されている。詳細は「ニュージーランド航空901便エレバス山墜落事故」を参照

ロス島には他にも休止している火山が 3 つある。

エレバス火山の麓には、ローワー・エレベス基地、アッパー・エレベス基地が設置されている[1]

山腹にはニューメキシコ工科大学が運営するエレバス火山観測所が設置されている[1]

関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、エレバス山に関連するカテゴリがあります。

火山火山の一覧

出典

国立天文台編『理科年表 平成20年』丸善、2007年。ISBN 978-4-621-07902-7。https://web.archive.org/web/20060703125140/http://www.rikanenpyo.jp/。 
^ a b c d e f g h i j k l m n o ナショナルジオグラフィック 2012年7月号
^ “デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2018年6月10日閲覧。


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