2008年1月29日、『バラエティ』誌によって、マイケル・ベイが率いるプラチナム・デューンズ・プロダクションが1984年のオリジナル版をリメイクし、『エルム街の悪夢』シリーズをリブート(再始動)することが発表された[2]。プロデューサの一人であるブラッド・フラーはインタビューで、「リメイク版の13日の金曜日と同様の路線にする。今度のフレディはジョークを言ったりはせず、第一作に倣ってとにかく怖い映画にする」と語った[3]。
2009年2月、『ハリウッド・レポーター』誌はミュージックビデオやCMのディレクターとして知られるサミュエル・ベイヤーが本作の監督に雇われたことを報じた[4]。また同誌によって、これまで全8作品にフレディ・クルーガー役として出演していたロバート・イングランドがリメイク版で同役を演じないことが明らかにされた[4]。ニュー・ラインのトビー・エメリッヒによると、映画監督経験のないベイヤーが抜擢されたのは彼のミュージックビデオやCMを観たマイケル・ベイの推薦によるものだという[5]。
2009年4月3日、『エンターテイメント・ウィークリー』誌はジャッキー・アール・ヘイリーが同役を引き継ぐことを報じた[6]。ヘイリーはリメイク版と続編2作の合計3作分の契約を交わしている[7]。
2009年5月5日より主要撮影が始まり、2700万ドルの製作費をかけ[5]、同年7月10日に完了した[8][9]。
脚注^ a b “A Nightmare on Elm Street (2010)