西エルサレムだけでなく1967年の第三次中東戦争で占領した東エルサレムをイスラエルの恒久的領土と宣言する内容であった。イスラエルとパレスチナの境界線と国際社会から認知されている第一次中東戦争における1949年時の停戦ライン(グリーンライン)を無視するものであったため、アラブ諸国を含めた国際社会が反発した。1980年8月20日に国際連合安全保障理事会でエルサレム基本法が国際法に違反する旨の国際連合安全保障理事会決議478を賛成14票、棄権1票(米国)で可決された。イスラエルはこの決議を明確に拒否し、イスラエル外務省は「エルサレムが主権国家イスラエルの首都であり、二度と引き裂かれることのない統一された都市であることを損なうものではない」という声明を発表した[2]。
脚注[脚注の使い方]^ a b c d 「エルサレム再統合 首都宣言法、イスラエル国会可決 「東」地区も永遠に確保」『朝日新聞』朝日新聞社、1980年7月31日。
^ “ ⇒Israel Says UN Resolution Will Not Affect Jerusalem's Status As Capital” (英語). Jewish Telegraphic Agency. 2015年1月2日閲覧。
関連項目
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エルサレムの地位
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