エリア51
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14/32 無 3,657×45 アスファルト
09L/27R 無 3,470×53 乾湖
09R/27L 無 3,470×53 乾湖
03L/21R 無 3,048×32 乾湖
03R/21L 無 3,048×32 乾湖

出典: [1]
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エリア51(: Area 51)は、ネバダ州レイチェル(英語版)に位置するアメリカ空軍ネリス試験訓練場内の機密性の高い施設の通称。正式には、ホーミー空港(: Homey Airport、ICAO:KXTA)と呼ばれる[1]。また、空港の近くにある乾湖に因み、グルーム・レイク(: Groom Lake、グルーム湖)とも。

2013年に米CIAが初めて公式に存在を認めた。アメリカ軍による航空機のテストを古くから行っていたとされ、近年[いつ?]では特に、ステルス機などの秘匿性の高い兵器の実験などを行っていると考えられている。また、「墜落したUFOが運び込まれているのではないか」、「ロズウェル事件と関係しているのではないか」、「グレイと呼ばれる宇宙人がいるのではないか」など、陰謀論の標的となっている。

いずれにしても、何らかの機密事項が基地内に存在することから、基地の敷地周辺の立ち入りはもちろん、撮影も一切禁止されており、これを無視して進み憲兵衛兵に見つかった場合は不法侵入者として逮捕され、処罰の対象となる。特に不審な場合は警告なしに発砲される場合もある。周辺空域も飛行禁止空域となっており、近くの空域を利用するレッドフラッグ演習では参加機がごくわずかでもエリア51の空域に侵入するとすぐに帰投が命じられ、ペナルティとして翌日の作戦に参加できなくなることもある[要出典]。
所在地エリア51、NAFR、及びNTSの範囲

エリア51はラスベガスの北北西約200km、アメリカ合衆国ネバダ州リンカーン郡のおよそ60 sq. mi. / 155 km2の土地に位置しており、ネリス射撃場(Nellis Range Complex 略 NRC)の一部など、広大な土地に形成されている。この2つの山脈の間には直径約5kmのアルカリ性塩湖などが広がっており、巨大な空軍基地はこれらの湖の南西部に設置されている。2つのコンクリート製滑走路(うち1つは湖に突き出るように伸びている)があり、湖上には4つの未完成滑走路がある。

アメリカ合衆国エネルギー省核兵器の多くのテスト場所となっている、ネバダ核実験場(NTS)のユッカ平原地域 (Yucca Flats region) と境界線を接している。ユッカ山(英語版)核貯蔵施設はグルーム湖の南西おおよそ40マイル (64km) に置かれている。

この地域は北西のマーキュリー及びユッカ平原の西の両方の主要な舗装道路に加え、内部のNTS道路ネットワークに接続している。主要な湖から北東に、グルーム湖道路(幅広、未舗装状態)などの入り組んだ丘を通過して至る所へ走っている。グルーム湖道路は元々グルーム流域内で鉱山のためにトラックの輸送路として使用されていたものをそのまま使用している。
グルーム湖での活動

グルーム湖は通常の空軍基地のような運用はされておらず、通常の部隊は展開していない。むしろ新型飛行機向けの開発、テスト及び訓練に使用される。これまでに、U-2SR-71、及びF-117など偵察機やステルス機の試験飛行を行っている。一般的にそれらの航空機は一旦通常空軍基地へ移動され航空機を運用するアメリカ空軍によって受け取られる。また、冷戦時代以降において、イスラエル国防軍鹵獲品など、ソビエト製航空機の恒久的な分析などの本拠地としても運用されている。
Senior Trend / U-2 プログラム

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Blackbird (OXCART / A-10 / A-11 / A-12 / SR-71) プログラム

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Have Blue / F-117 プログラム

アメリカのステルス攻撃機、F-117に関する飛行試験のプログラム。エンジンに関するテスト終了後、機体は、真夜中に限定でネットをかぶされ、エリア51に移動され、各種飛行試験を行った。飛行試験は、1977年頃から1980年代近くまでかけて行われた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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