エムデン_(軽巡洋艦・3代)
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注釈^ 1927年5月の日本訪問時は候補生を含めて526名[1]
^ 巡洋艦エムデン(一九二五年七月七日進水)[2] 基準排水量五六〇〇噸、時速二九節。一九二五年十月十五日現役に就く。現在は前方の主檣は短小されてゐる。
^ 巡洋艦 "エムデン Emden"[4] 主要目{排水量5,400噸 速力29節 備砲15糎砲8門 8.8糎高角砲3門 魚雷發射管(50糎)4門 起工1921年12月 竣工1926年11月 建造所 ウイルヘルムスハーフェン海軍工廠}
獨逸にとつて忘ることの出來ないエムデン號が、かうして新興獨逸の新市名を擔ふ第一艦として生れたのである。輕巡洋艦の多彩な任務を長短なく驗現するためには、速力の増加と航續力の増加といふ正反對の二つの條件を満足させなければならない。速力を増すために艦體をうんと細くし、艦上構築物は少く燃料は多く、しかもデイゼル重油機械を併用することによつてこの難間は見事に解決された。獨逸六隻の輕巡はみんな軍艦には珍らしい三推進器艦でその中央軸はデイゼル・ドライブになつてゐる。巡航速力にあつてデイゼル機關が如何に燃料の經濟になるか、第一世エムデンの戰闘史が語つてゐる。前頁各艦の寫眞を併せよく注視して、細くとも各艦の装置を餘さず備へてゐる前檣を吟味していただきたい。
^ 初代はドレスデン級小型巡洋艦エムデン[5]、2代目はケーニヒスベルク級小型巡洋艦[6]のエムデン(英語版、ドイツ語版)[7]、3代目が本艦である[8]
^ ケルン級小型軽巡は10隻建造する計画だったが、2隻(ケルン、ドレスデン)しか完成しなかった[10]
^ 3.造船に應用せられし電氣鎔接の發達[13] 電氣鎔接の原理が發見されしは極めて古く約百年以前と稱せらるゝも、其後研究遅々として進まざりしが、偶々歐洲大戰に際し俄然工業界に於て勞力、材料、時間に對し極度の節約の必要に迫られ、其對策の一として電氣鎔接の發展著しきものあり。特に造船界に於て盛に應用せられ、早くも300噸乃至500噸の全鎔接船の出現を見たるも、其技術必ずしも信頼し難く、引續き各方面に電氣鎔接の研究益々進み、特に獨逸に於ては戰後造船材料の缺乏に悩み、熱心なる電氣鎔接の研究を試み、其結果戰後最初の巡洋艦エムデン號の船體に應用し、艦體重要に於て約1割の輕減を得たりと稱するに至り、愈々廣範圍に其成果を示し、世界造船界に異常の衝動を與へしは、其當時著しき事實なりき。其後工業各方面に於て電氣鎔接應用益々發展せしが、時恰もワシントンに於ける軍縮條約の締結を見、其必然の結果として一定制度噸籔の範圍内に於て可及的最大戰闘力を得んとする必要に迫られ、各國を通じて電氣鎔接の研究應用は刮目すべき發展を示せり。(以下略)
^ ニオベはユーゴスラビア海軍に売却されて「ダルマチア」と改名したあと[15]、数奇な運命を辿った。
^ スラウェシ島マカッサルを出発後、5月4日に長崎港着、同日発[18]。5月10日に宮島着、広島市を観光して11日出発[19]。5月13日清水港に寄港、23日発[20]。5月24日から30日まで横浜滞在後(乗組員は上陸して東京鎌倉など各地を観光、独逸学園訪問など)[17]、6月2日函館港[21]。6月7日、函館を出発してアラスカへむかう[22]
^ (海軍公報 第118号 昭和2年5月26日(木) p.7)[25]〔 ○艦船所在 ○五月二十六日午前十時調【横須賀】千早▲、筑摩▲、榛名▲、北上日進▲ 、阿蘇、山城、五十鈴、(旗艦)長門、鳳翔、(旗艦)金剛、(旗艦)加古、古鷹、(旗艦)磐手▲、淺間春日、(司令)野風、沼風、波風、驅一、(司令)灘風、島風、夕風、汐風、(司令)帆風、太刀風、羽風、秋風、(司令)▲、▲、三日月白露驅三一、(司令)、波一、波二、波九、波一〇、呂一二、呂一一、呂一三、(司令)呂五五、呂五四、呂五六、伊二一、伊二、(司令)呂二二、呂二一、呂二〇/(司令)掃一、掃二、掃三、掃四、神風初霜夕立夕暮如月武藏鳴戸富士松江大泊高崎、(加賀)、(妙高)、(伊五八)(以下略) 〕
^ 二.資料募集ノ件[29] 「エムデン」ハ大戦ノ経験ニ鑑ミ獨独特ノ造船技術ニヨリ建造セルモノニシテ兵器等ニ於テハ学ブ所尠ナカラシモ一般艤装電気通信器及大戦ノ教訓ヲ活用セル諸点等参考トスベキ点多カラルベシト認メラル依ッテ構内関係各部職員ニテ仝艦ヲ見学スルヲ有利ト認ム此ノ際我海軍ヨリハ加古ヲ交換的ニ見学セシメ可然、ソノ範囲ハ追テ各部ト協議決定ノコトト致シ度 
^ 軍艦「加古」は神戸川崎造船所で建造[31]、1922年(大正11年)11月17日起工、1925年(大正14年)4月10日進水、1926年(大正15年)7月20日竣工。
^ 「エムデン」見学ノ件覚[32] 六-六-三〇 (略) (イ)艤装一般特ニ居住施設(加古級ト比較) 

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