地域情報やイベント情報など中心に24時間放送を開局当初から行っているが、コミュニティ放送局としては道内初で、全国でも1993年(平成5年)12月3日に開局した逗子・葉山コミュニティ放送(湘南ビーチFM)[5] に次いで2番目である。なお、2012年3月31日までの深夜を中心とした一部時間帯は、日中に放送されている番組の再放送やCS番組ミュージックバード(旧サテライトミュージック、旧社屋での放送時)や第一興商スターデジオの再送信放送を行っていた。また、旧社屋から放送していた1994年(平成6年)11月1日の開局時から2001年(平成13年)9月30日まで、日曜日の放送は全部CS番組の再送信放送だったが、これは旧社屋の警備上の理由があったための措置である[6]。
1998年(平成10年)4月5日放送分より土曜(2001年(平成13年)10月1日の本社移転後は土曜と日曜)はラジオNIKKEI協力により、中央競馬実況中継を放送していたが、2011年(平成23年)3月27日放送分で終了。4月1日付でサイマルラジオに加盟し、FM放送とともにインターネットラジオとしても同時再送信を行っている。
2012年(平成24年)3月31日放送分をもってサイマル放送を含めたCS番組は終了、翌日放送分から24時間自主放送に切り替えられた。同時に、一部時間帯での再送信だったインターネットラジオの24時間放送も開始した。
2017年7月25日には、釧路市民球場でのプロ野球パシフィック・リーグ公式戦「北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ」を自社制作で中継した。総合司会はエフエムくしろパーソナリティ兼制作部・技術管理部長の鈴木直哉が、解説は北海道釧路工業高等学校元監督の宮古栄吉が、実況はフリーアナウンサーの加藤じろうが担当した[7]。
2019年3月14日には、アジアリーグアイスホッケープレーオフファイナル第3戦PSKサハリン対日本製紙クレインズの試合を、コミュニティFM局としては異例と言える、ロシアユジノサハリンスクから生中継で放送した。この時も実況は加藤が担当している[8]。
2020年4月1日より、一部時間帯でミュージックバードの再送信を再開した。 ビデオリサーチなどの公式調査での釧路市内エリアのラジオ聴取率は、HBCラジオやSTVラジオと言ったAM放送局がトップになるが、 ⇒NTT北海道テレマート によるラジオ嗜好調査でのアンケートは、エフエムくしろが開局直後から一貫してトップとなっている。 しかし、2010年(平成22年)3月に実施したインターネット調査では、STVラジオが釧路市内エリアでも聴取率トップとのデータもあり、データのサンプルの取り方により異なるデータが出ることが裏付けられた。 エフエムくしろではアナウンサーと呼ばず、パーソナリティ[9]と総称する。
聴取率
パーソナリティ
パーソナリティ
さとう晴美
鈴木直哉
midori
平迫なおこ
田村直子[10]
村田陽平
大関かんな[11]
今りえ
社員
桶谷武志
客員
淺乃家本店
学生パーソナリティ[12]
脚注[脚注の使い方]^ a b 会社概要
^ コミュニティ放送事業者
^ 釧路市 震災に備えスタジオ整備「FMくしろサテライト 新年度に事業費」北海道新聞朝刊釧路版 2013年2月6日
^ 備えはあるか?東日本大震災から2年?「釧路市、地域FM活用 情報提供と伝達手段の拡充 新年度、高台にもスタジオ 避難所での不安解消」北海道新聞朝刊釧路版 2013年3月7日
^ 開局当時の社名は葉山コミュニティ放送で、愛称ははやまエフエム。
^ 旧社屋が入っていた道東経済センタービルが、日曜日に原則全館休業となっていたため。
^ ⇒ラジオで日ハム実況中継/FMくしろ - 北海道ニュースリンク(釧路新聞)、2017年6月28日。
^ ⇒『サハリン』から『じろうさんの声』が
^ パーソナリティ|FMくしろ|北海道 釧路のラジオ局
表
話
編
歴
北海道のラジオ放送局
NHK(NHKラジオ)
札幌 / 函館 / 旭川 / 帯広 / 釧路 / 北見 / 室蘭
AMラジオ局
HBC北海道放送
STVラジオ
FMラジオ局
AIR-G'
FM NORTH WAVE
短波ラジオ局
ラジオNIKKEI(根室送信所)
コミュニティFM
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話
編
歴
北海道のコミュニティ放送局
札幌市内
ラジオカロスサッポロ