エピックレコードジャパン
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10月 - Epic/Sony Records内に新レーベル「dohb discs」を設立(2000年5月頃にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ傘下に移管後、同年7月にレーベル運営終了)。dohbはepicのスペルを前にずらした造語で、時代の一歩先を常にリードしていくという意味がこめられていた。制作部もエピックと異なり下北沢に設置するなど、独自性の強い展開がなされた。


1998年10月 - 「Epic/Sony Records」から「Epic Records」へレーベル変更。

2001年10月 - SMEの製作部門から分離、再度独立。同時にレーベルロゴを変更する。洋楽部門はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMJI)へ移行。

2002年7月 - アンティノスレコードを吸収合併する。アンティノスはエピック内の一レーベルとなる。

2003年2月 - 会社設立25周年を記念したイベント「LIVE EPIC 25」を開催。

2004年3月 - 会社合併により2002年7月以降経営を行っていた「アンティノスレコード」が運営終了。「アンティノスマネージメント」も「ソイツァーミュージック」と合併し「ブルーワンミュージック」となる。

2005年 - 新レーベル「kowalski」(コワルスキー)設立。

2014年4月1日 - ソニー・ミュージックレコーズがレーベルビジネスグループの7社を吸収合併し、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが発足[4]。エピックレコードジャパンは同社の社内レーベルとなる。

ロゴマークの変遷

初代(1971年7月 - 1973年3月)、5代目(2000年1月 - 現在):大文字の「EPIC」の周囲に、楕円型に放射線状の線が飾られている。日本では
旧CBS・ソニーレコードの一レーベルとして発足した初代ロゴマーク、および2024年現在使用中の現行(5代目)のロゴマークだが、アメリカでは1953年エピック・レコードが設立され、その7年後となる1960年に若干のリニューアルを実施し、2代目のロゴマークとして使用された[注 1]。現在のアメリカのエピック・レコードのロゴマークは後述する日本での3代目のロゴマークが再び使用されており、日本でも洋楽の一部アーティストに使われている。また、このロゴマークは日本コロムビア時代の1968年6月30日までに発売されたエピックレーベル(通称・EPICコロムビア)の新譜(レコード)にも使用されていた。

2代目(1973年4月 - 1978年7月):四角い枠の中に丸でレコードの溝をかたどった「e」のマークの下に「Epic」と書かれている。

3代目(1978年8月 - 1991年3月):筆記体の「Epic」の表記で、安定感のあるロゴマーク。日本でのEPIC・ソニー黄金期に使われており、エピックレコードジャパンを象徴するロゴマークでもある。1988年2月末までは連綿で「ES」のロゴの下部に「EPIC/SONY」のロゴも併用されていた。当時発売されていたCDに於ける背表紙の上に表記されている記号は正方形[注 2]で、これは当時のCBS・ソニーでも使用されていた。1988年2月末からは前述の連綿の「ES」ロゴに代わり「EPIC/SONY RECORDS」の表記が使用される様になった。

4代目(1991年4月 - 1999年12月):アルファベットの「E」を模ったロゴマーク。3本の細い楕円に左に斜め向きの線が入る、牧歌的な雰囲気を持つロゴマークで、下部に小文字で「epic」の表記がある。背表紙上部の記号も正方形から楕円に変更されている。この頃から背表紙に「Epic Sony Records」の表記[注 3]が使用される様になった。

レーベル

Epic Records(エピック・レコード・メインレーベル)

LAUNDRY POLE RECORDS(ラウンドリー・ポール・レコード) -
キョエのプライベートレーベル。

かつて存在したレーベル

BOOGIE WOOGIE(
ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド竜童組所ジョージプライベートレーベル。宇崎竜童の離脱と共に消滅)

Sweet Donuts (1979 - 1981年)CBSグループ外から買い付けたヨーロッパのキャンディ・ポップの国内流通専用レーベル。ドリー・ドッツとユー & アイのみに使用。

コワルスキー(Kowalski、2010年運営停止)ESCL-

アンティノスレコード(1997 - 2004年、Antinos Records)ARCJ-

SO What? RECORDS(1999年 - 2000年、ロゴマーク$をもじったもの)

dohb discs(1994年 - 2000年)ESCB-

MINT AGE(1997年 - 1998年)ESCB-

mf(佐野元春プライベートレーベル。佐野の独立とともに消滅)

NeOSITE DISCS(もともとはエピックレコードのレーベルであったがソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ(2000年)を経てキューンレコード(2001年 - )のレーベルへと移行した)

Robin Discs(福岡智彦がプロデュースした音楽レーベル。かつては松谷卓等も所属した。現在[いつ?]はEpic Recordsに統合)

Cha-DANCE(東京パフォーマンスドールのプライベートレーベル。TPDの活動休止に伴い廃止)

アンティノスレコード

1994年6月、ソニー・ミュージックエンタテインメント副社長丸山茂雄により設立。同年にTMNの活動を終了し、音楽プロデュース業に力を入れ始めていた小室哲哉のソニー側受け皿となるよう、従来型と異なるレーベルが必要とされたことが設立のきっかけである。

小室の中では「今までのシステムは音楽業界の中では、レコード会社が一番偉かったんです。デビューしたいと思えば、レコード会社の門を叩いて判断されるけど、気付いたら知らないディレクターやプロデューサーが付けられていたという馬鹿な事が起きる。


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