エド・シーラン
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2013年、映画『ホビット 竜に奪われた王国』のエンド・クレジットに書き下ろし曲「I See Fire」が使用される。

2014年、アルバム『x (マルティプライ)』は、ファレル・ウィリアムスリック・ルービンらをプロデューサーに迎えて制作された。イギリス・アメリカともにアルバム・チャートで初登場1位を獲得、イギリスではプラチナ・ディスクに認定された[14]

2015年、イギリスの大学ユニバーシティ・キャンパス・サフォーク (UCS) から名誉博士号を授与される[15]

2017年、アルバム『÷ (ディバイド) 』は、友人のスノウ・パトロールのJohn McDaidらをプロデュースのもと製作。音楽サイトで、"最も再生されたアルバム"としてロングセールスを記録し、トップの座を掴んだ。「シェイプ・オブ・ユー」はシングル、デジタルシングルセールスが2600万枚を超え、ストリーミング数などと合わさり、合計3つのギネス世界記録を獲得した。また、大英帝国勲章MBE (Member of the Order of the British Empire) 第5位を受章し、2017年12月7日にバッキンガム宮殿で行われた受勲式に出席したエドは、チャールズ3世(当時皇太子)より勲章を受け取った[8]

2018年、同級生だったチェリー・シーボーンとの婚約を発表。彼女とは子供の頃から友人で、初めて会ったのは11歳の時。シーボーンは会計士で、2015年、同窓会で再会を果たし交際に発展。

2019年、世界中で3,800万枚以上のアルバムと1億枚のシングルをこれまでに売り上げたと公表され、「世界で最も売れ行きの良いアーティスト」の1人と取り上げられた[16]。 ロンドンのナショナル・ユース・シアターの卒業生である彼は、映画『イエスタデイ』に本人役として出演している[17]

2017年から2019年まで続いた『÷ Tour』は総計7億3670万ドルの興行収益、総動員数815万684人の規模となり『史上最も成功したコンサートツアー』でU2が保有していたワールドレコードを破り1位となった[18][19]。2019年4月3日から5月3日までの全10回のアジアツアーではエドと交友の深い日本のロックバンド『ONE OK ROCK』が同行し、オープニングアクトとして出演した[20]

2020年、9月チェリー・シーボーンとの間に、ライラ・アンタークティカ・シーボーン・シーラン(Lyra Antarctica Seaborn Sheeran)が生まれたことを、自身のInstagramで発表[21]。同年12月21日にファンへのクリスマスプレゼントとして「アフターグロー」を発表した[22]

2021年5月にBBCラジオ1『ビッグ・ウィークエンド』に出演[23]。同年10月29日、アルバム『=(イコールズ)』をリリース[24]

2022年、アイルランドのダブリンで始まった+-=÷× Tour(Mathematics Tourと発音)は、彼の4度目のコンサートツアーであり、2024年9月8日にキプロスのラルナカで終了する予定となっている。このツアーは、5枚目のスタジオ・アルバム(2021年)と6枚目のスタジオ・アルバム(2023年)を引っさげてのものだ。

2023年、5月待望の6枚目のアルバム『?(サブトラクト)』は、テイラースイフトの助言を受け、インディー・ロックバンド、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーと共作をし、全曲プロデュースを担当した。また、このアルバムはビジュアル・アルバムとしてもリリースされ、残りの12曲のビデオはアルバムの発売日に初公開された。このアルバムは、シーランの前作『=』(2021年)に続くもので、数学をテーマにした最後のアルバムとなった。アルバムは第66回グラミー賞で最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされた。同年9月には2023年第2弾プロジェクトである7枚目のアルバム『オータム・ヴァリエーションズ』をリリース。彼のレコードレーベル、ジンジャーブレッド・マン・レコードからリリースされた。このアルバムに収録されている楽曲は、双子の弟ブライスと共にデスナーがプロデュースした「Spring」を除き、全てアーロン・デスナーの単独プロデュースである。彼が著作権を所有する初のスタジオ・アルバムでもある。


シーランは世界中で1億5,000万枚以上のレコードを売り上げ、世界で最も売れている音楽アーティストの一人となった。 アメリカでは1億100万枚のRIAA認定ユニットを持ち、彼のアルバム2枚はUKチャート史上最も売れたアルバムのリストに入っている。2019年12月、オフィシャル・チャート・カンパニーは、2010年代のUKアルバム・チャートとシングル・チャートで、合わせて最も成功を収めたアーティスト・オブ・ザ・デイに彼を選出した。 2022年4月現在、Spotifyで最もフォローされているアーティストである。



人物

エドの家族は芸術一家としても知られており、父はアートキュレーター(美術講師)、母は自身のグッズ製作を行うジュエリーデザイナー、2歳上の兄マシューは作曲家として活躍している
[25]


上半身を埋めるほどのタトゥー愛好家でもある。


英米問わず、多くのラッパーとも交友があり、ヒップホップに造詣が深い。中でも、イェラウルフリック・ロスルーペ・フィアスコエミネムザ・ゲームリル・ベイビーリル・ウージー・ヴァートらとコラボを果たしている。

時にはルーパーを扱った一人パフォーマンスも得意としており、主にボイスパーカッションやギターなどをサウンドトラックに組み込んで演奏している。尚、ルーパーは本人による特注のもの。


地元サフォーク州に本拠地を置くサッカークラブ、イプスウィッチ・タウンFCのサポーターとしても知られており、しばしば現地観戦する様子を目撃されている他、2021年5月6日には、2021-22シーズンの1年契約で男女両トップチームのユニフォームスポンサーとなり、胸元に「+―=÷× TOUR」のロゴがプリントされた[26][27][28]


熱烈なクリケットのファンであり、イングランド代表の国際試合をクリケットの聖地と呼ばれるロンドンローズ・クリケット・グラウンドや海外のスタジアムで観戦することが頻繁にある[29][30]

ディスコグラフィ
アルバム

年タイトルアルバム詳細チャート最高位認定
UK
[31]AUS
[32]CAN
[33]DEN
[34]FRA
[35]GER
[36]IRE
[37]NZ
[38]SWE
[39]US
[40]
2011+

発売日: 2011年9月11日

レーベル: Atlantic

フォーマット: CD, LP, digital download

全英売上: 215.3万枚[41]
11513441211205全10認定

UK: 8× プラチナ[42]


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