エッセイ漫画
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1990年代前半に、主に育児雑誌に連載された育児コミック(例:田島みるくあたし天使あなた悪魔』、青沼貴子ママはぽよぽよザウルスがお好き』、石坂啓赤ちゃんが来た』)からジャンルとして定着[6]。また、大田垣晴子ミニコミ誌「話の特集」にてイラストと文章を組み合わせた「イラスト・エッセイ」を発表して日常観察漫画を切り開き、西原理恵子ルポ漫画(『恨ミシュラン』『鳥頭紀行』など)が無頼派という新機軸を切り開く。

2000年代以降、メディアファクトリー(現・KADOKAWA)の雑誌『ダ・ヴィンチ』が前述の大田垣などを起用して「コミックエッセイ」という呼称を浸透させる。その中でも小栗左多里ダーリンは外国人』(2002年)は国際結婚という特殊な体験と日常を描いて大ヒットし、「コミックエッセイ」の作風の基盤となった。その後はウェブ上で発表していた漫画から出版化されるケースなども増えた。最近では、『ダ・ヴィンチ』との連携で開催する『コミックエッセイプチ大賞』など、エッセイ漫画に対象を限定した漫画賞も現れている。
代表的な作品
自伝漫画

漫画家の自伝回想録的な作品。

サザエさんうちあけ話長谷川町子

まんが道藤子不二雄?

コミック昭和史水木しげる

おれは見た (中沢啓治

はだしのゲン中沢啓治[7]

劇画漂流辰巳ヨシヒロ

ちびまる子ちゃんさくらももこ[8]

失踪日記吾妻ひでお

地を這う魚(吾妻ひでお)

僕の小規模な失敗福満しげゆき

僕の小規模な生活(福満しげゆき)

まんがかぞく大島永遠

ど根性ガエルの娘大月悠祐子

人間仮免中卯月妙子

ピコピコ少年押切蓮介

酔うと化け物になる父がつらい菊池真理子

ゆがみちゃん(原わた)

わが輩は「男の娘」である!(いがらし奈波

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。宮川サトシ

かんもくって 何なの!? しゃべれない日々を脱け出た私[9](モリナガアメ)

岡崎に捧ぐ山本さほ

機能不全家族(夏目ユキ)

新人漫画家、風俗嬢になる(エバラユカ+ふてね)

生きるために毒親から逃げました。(尾添椿)

明日食べる米がない! ?親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!?(やまぐちみづほ)

日記漫画

漫画家が身辺の日常を描いた作品。

セキララシリーズ(
けらえいこ

しあわせのかたち桜玉吉

防衛漫玉日記(桜玉吉)

幽玄漫玉日記(桜玉吉)

御緩漫玉日記(桜玉吉)

漫喫漫玉日記 深夜便(桜玉吉)

まあじゃんほうろうき西原理恵子

うちの妻ってどうでしょう?(福満しげゆき)

監督不行届安野モヨコ

東京都北区赤羽清野とおる

おさんぽ大王須藤真澄

百姓貴族荒川弘

まゆみ!田辺真由美

ダーリンは外国人小栗左多里

ねこまんがこいずみまり

神の見えざる金玉(相原コージ[10]

ニューヨークで考え中(近藤聡乃

独りでできるもん(森下えみこ

猫背を伸ばして(押切蓮介)

蓮介漫画日記(押切蓮介)

実話マンガ 愛が重たい女の子とばかりつきあう俺のヒリヒリ恋愛日記[11]永瀬ようすけ

ダーリンは70歳(西原理恵子)

だんな様はひろゆき西村ゆか

リアル風俗嬢日記(Ω子)

レポート漫画詳細は「レポート漫画」および「ルポ漫画」を参照

漫画家が実際に取材してその感想を綴ったり、自らの特殊な経験を紹介したりする漫画。紀行ものや闘病記も含む。

ぢるぢる旅行記ねこぢる

高齢出産ドンとこい!!藤田素子

鳥頭紀行(西原理恵子)

できるかな(西原理恵子)

刑務所の中花輪和一

ツレがうつになりまして。細川貂々

日本人の知らない日本語(海野凪子・蛇蔵

性別が、ない!(新井祥

みんな元気に病んでいる。 心がしんどい普通の人々(藤臣柊子

病気じゃないよ、フツーだよ 神経科に行ってみよー(藤臣柊子)

ヨメトレ(新條まゆ

失踪日記2 アル中病棟(吾妻ひでお)

アル中ワンダーランド(まんしゅうきつこ

ドキばぐ柴田亜美


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