エスカレイヤー
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映像外部リンク
超昂天使エスカレイヤー・リブート ショートムービー(アリスソフト) - YouTube
超昂天使エスカレイヤー・リブート OPムービー(Web公開版)(アリスソフト) - YouTube

『超昂天使エスカレイヤー』(ちょうこうてんしエスカレイヤー、Beat Angel Escalayer)は、2002年8月2日アリスソフトより発売されたアダルトゲーム(以後『無印』と表記)。およびそれを原作として制作され、2002年9月27日に発売されたアダルトアニメ(以後『OVA』と表記)である。

2014年7月25日には、『無印』のリメイク版『超昂天使エスカレイヤーR』(ちょうこうてんしエスカレイヤー・リブート / 以後『リブート』と表記)が発売された。
概要
超昂天使エスカレイヤー

正義のヒロインが、世界征服を企む悪の組織が繰り出す怪人たちと戦う物語[1]。ゲームシステムはシミュレーションになっており、プレイヤー(主人公)は1日の行動を選択することにより、ヒロインの調教や戦闘力の強化のほか、怪人との戦闘を行う[1]。作中では、テレビアニメを意識したアニメーションが取り入れられている[2]

当初、アリスソフトでは『DARCROWS』の続編を制作予定だったが企画がまとまらなかったため、原画のおにぎりくんが変身ヒロインものを提案した[5]。シナリオ担当のHIROは、テーマとしてライトなものと陵辱的なものを混ぜたシナリオ構成とし、どちらが好きなプレイヤーにも楽しめるようにした[5]。作中のプレイ期間は当初は3か月だったが長すぎることから1か月に短縮し、その代わりにエンディングをバッドエンドも合わせて9パターン用意した[5]。キャラクターのパーツ構成などはテレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』を参考にしているほか、エスカレイヤーのデザインはアリスソフトの過去作品『大悪司』に登場する変身キャラクター・怪盗マトリョーシカと被らないように配慮されている[5]。また、作品の舞台については、『夜が来る! -Square of the Moon-』の制作でロケハンを行った神戸市三宮をイメージしている[5]。2014年時点での累計売り上げは14万本以上[6]

2009年12月18日発売の『アリス2010』には、本作と『超昂閃忍ハルカ』のヒロインが共演する『超昂閃忍ハルカ ハルカVSエスカレイヤー』が収録された[7]。この作品は後の『リブート』にも収録された[4][8]
超昂天使エスカレイヤーR

12年ぶりのリメイク作品[4]。CGの高解像度化とリファイン、シナリオの追加、新怪人の追加、戦闘システムの刷新、キャラクターボイスの再収録などが行われている[4]
ストーリー

(出典:[2][3]

夏休みを目前に控えたある日、主人公・柳瀬恭平のクラスに、幼い頃海外へ引っ越した幼馴染の少女・高円寺沙由香が転入してきた。恭平は再会を喜ぶも、なぜか沙由香は恭平のことを知らない素振り。翌日、恭平は再び沙由香に話しかけようとするも、そこに、ダイラストを名乗る異星人軍団が出現する。一人駆け出す沙由香の後を追う恭平だったが、沙由香は路地裏で自慰に耽り、絶頂と共に、エスカレイヤーに変身し、ダイラストを撃退する。沙由香は自分がダイラストと戦っていることとエッチをエネルギーとしていることを恭平に打ち明け、協力を要請。かくして、恭平と沙由香の地球を守る戦いの日々が始まる。
登場人物

声優名は『無印』『OVA』では非公表だが、『リブート』では公表されている。
主人公・仲間
柳瀬 恭平(やなせ きょうへい)
閂市に住む主人公の高校生で一条学園の生徒。劇中には未登場だが4人家族であり、父・康弘は会社員。母・理恵は主婦。姉・宏子は東京の学校に通っている。性格は少々捻くれていて、悪乗りしやすい。沙由香からは「恭ちゃん」と呼ばれている。沙由香がエスカレイヤーに変身するためのD2エナジーを得るべく、自慰をしている光景を目撃し、それに気づいた沙由香が羞恥心から予想以上のD2エナジーを得たことにより、マドカに半ば脅迫される形でD2エナジー要員兼セコンドとなり、沙由香と
セックスを重ねることになる。OVA版ではPCゲーム版から反映された性格に加え、複数の女性と交際している。
高円寺 沙由香(こうえんじ さゆか)
声 - 鷹月さくら父・源太郎の作ったDDDでエスカレイヤーに変身する女子高生。幼い頃、アメリカに引っ越したがダイラストと戦うために日本に帰国。故郷の閂市にある一条学園に転校してきた。恭平とは幼馴染であるが、その記憶の一部はバイオボディへの意識転送作業の際に消失している。性格はおっとりしており、押しに弱く、恭平からの無茶なプレイ要求にも流されやすい。かなりの天然でもあり、時々突拍子もない発言をすることもある。本人曰く、特技は「本場仕込みのパーティージョーク」であるが、恭平からの評価は低い。視力が弱いため、日常生活では眼鏡を掛けている。PCゲーム版開始時点では男女交際の経験は皆無。バイオボディへの転送後にマドカとのエネルギー充填で行ったものを以外は無いため、当初は性に関して非常に初心で奥手。幼少時、変質者から自分を守るために傷ついた恭平の一件から、強くなる決意を固め、それがエスカレイヤーになることに繋がったが、恭平を戦いに巻き込みたくない気持ちから、記憶が消失したと嘘を吐いていた。ルート次第ではダイラストとの戦いが終わった後、元の身体に戻り、恭平とも恋人同士となるが地底帝国コンロンと戦うために再びバイオボディを使うことになる。身長165センチ、スリーサイズはバスト85、ウエスト60、ヒップ88。沙由香は巨尻に関しては、コンプレックスを抱いている。誕生日は11月6日、血液型はA型。
エスカレイヤー
沙由香が変身する正義のヒロイン。「ドキドキダイナモ」(通称「DDD」)を備えたバイオボディ(人工の身体)を使っている。変身のプロセスは沙由香の台詞「フラックスプロージョン・ビートチェンジ」と共にDDDが高速回転を始め、着衣が破れて全身が光に包まれる。その光が大きく開いた胸部からボディーラインに密着した桃色と白を基調とするレオタードのようなコスチュームへ変化すると、髪や体毛の色が赤に変化して終了。背中から余剰エネルギーが天使の翼のような形状で放出される。 変身後は身体能力上昇に伴って視力が高くなっているため、眼鏡は掛けていない。口調は普段の沙由香とは異なり、基本的には敬語。本来ならDDDは装着者の感情をエネルギーにするものだが製作者の源太郎が完成前にダイラストに捕らわれたことから未完成であり、エッチによる性的興奮にしか対応できなくなっている。武器は一種の形状記憶合金で構成された新体操のリボン状の刀身を有するビーム剣のパルシオン。必殺技はパルシオンを相手に絡めて放つサブリミット・エスカレーションやビート・エンド・エスカレーション。前口上での決め台詞は「青い地球を守るため、胸の鼓動が天を衝(つ)く! エスカレイヤー、悪の現場に只今参上!」。フラストモンスターに一定回数犯されるとダイラストへ快楽を求めるようになる。ダイラストへ投降後、Dr.アルクが作った新種の生物の苗床へ自ら志願。栄養を精液から摂取するようになり、1週間に1回の排卵を行えるよう投薬され、大量のフラストモンスターを出産している。ダイラストの捕虜になった際、度重なる凌辱で精神が疲弊し、処刑も兼ねて、DDDを強奪されそうになるが、恭平の愛の告白にDDDが反応したことにより復活し、ダイラストを倒した。
高円寺 マドカ(こうえんじ マドカ)
声 - AYA源太郎がエスカレイヤーをサポートするために開発したガイノイド・KOUENJI Multi dropid Type。表向きは沙由香の妹としており、外見は沙由香の亡き母セイカがモデル。恭平からは「ロボ子」とも呼ばれているが本人はこの呼称を気に入っていない。メイド服を着用しており、頭部に砂時計または糸巻きに似た形状の髪飾りをしている。アンドロイドであるが本人曰く「高性能」であるがゆえ、食事などの行動を人間と同様に行える。その上、セックスが可能な女性器まで備えており、行為の際には人間の少女と同様の反応を示す。


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